知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『写真は「一期一会」とか「TPO・テーピーオー」と言うけど! 14』 『不思議な形の素晴らしい夕日を背景にしたヒガンバナ・曼殊沙華』

2024-12-05 21:31:13 | 写真
『写真は「一期一会」とか「TPO・テーピーオー」と言うけど! 14』

『不思議な形の素晴らしい夕日を背景にしたヒガンバナ・曼殊沙華』

この花の異名は沢山、「葬式花、墓花、死人花、地獄花、幽霊花、火事 花、
 蛇花、剃刀花、狐花、捨て子花、灯籠花、天蓋花」等となぜ、これからの
 調査課題! 中国では「曼殊沙華」のみ、日本と日本文化・日本語は不思議!

『この写真では、花の6本のおしべと1本のめしべの区別はつかず!』

茨城県利根町の栄橋付近の堤防のヒガンバナを1000㎜反射式レンズで、撮ったものです。 この『くびれた夕日』は、夕日にフォーカスを合わせていたものを、手前のヒガンバナに焦点を戻したときに、夕日にかかった横一線の細い雲が影響した偶然の結果でした。 これは『一期一会』よりは、レンズの構造のなせる業でしょうか。


ヒガンバナ(彼岸花、石蒜)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)。 原産地は中国大陸で、日本では帰化植物に分類。分布は日本全国、秋の彼岸(9月)の頃に、花茎の先に強く反り返った鮮やかな赤い花を咲かせ、秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという、多年草としては珍しい性質を持っている。 地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有毒植物であるが、かつて救荒植物(きゅうこうしょくぶつ)として鱗茎のデンプンを毒抜きして食べられていた。
救荒作物
飢饉、戦争その他で食料が不足した時に、その不足をしのぐために間に合わせに食料(救荒食)として利用される植物

この花の異名、
『日本では各地方のみで通じた異名が派生し、別名・地方名・方言は数百から1000種以上あると言われている。「葬式花、墓花、死人花、地獄花、幽霊花、火事花、蛇花、剃刀花、狐花、捨て子花、灯籠花、天蓋花」などがその例で、不吉な別名が多く見られる。 それに加え、開花時に葉が無く花と葉を同時に見られないため、葉見ず花見ずの別称も有する。』 

この花の原産地は、漢字の国・中国ですが、日本では、これほど多くの呼び名が付きました。 表意文字・漢字と、ひらがな、カタカナ、ローマ字を使いこなす日本は凄いと思います。

昔は、この花の異名の一部を聞いていましたので、良い印象は持っておりませんでしたが、最近は、この花・ヒガンバナ・曼殊沙華を、被写体で見るようになって大きくイメージが変わりました。 
(記事投稿日:2023/12/05、最終更新日:2024/12/05、#705)



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『地球上で一番難しい言語・日本語(表意文字と表音文字の混合)2』 『日経新聞の社会蘭の見出し「戸籍に読み仮名」「自字体負胆重く」「膨らむ経費、不満も、国は読み指針提示へ」、と万事が万事、大変な日本語』

2024-12-05 17:03:31 | 語学・文学・文字・漢字
『地球上で一番難しい言語・日本語(表意文字と表音文字の混合)2』

コロナ禍で苦労した日本語でのデータ入力、20241202日経新聞の社会蘭の見出し「戸籍に読み仮名」「自字体負胆重く」「膨らむ経費、不満も、国は読み指針提示へ」、と万事が万事、大変な日本語』


 ウエブ情報から引用

日本語の難しさが、縦割りの多組織、多規則に絡み、あらゆる方面で大変な事態を引き起こしています。 何事も終わった時点でリーダーが原点に戻って総括して、次代に引き継いでいく習慣が大事かと思います。 事後の総括と公開は必要不可欠です。 さらに必要なことは、何事も、いつも『ヒト・モノ・カネ・時間』の数値化です。

『苦労した理由は、詩歌・文学に優れた日本語は「①表意文字の漢字プラス、表音文字の②ひらがな、③カタカナ、④ローマ字、と⑤自由に濫造される新造語」』 

『更に漢字の読み方で人の名前の場合は「⑥その漢字の読み方は出生届では自由」、おかしな名前が増えた理由がこれ、不思議な国

日本語には、ひらがな、カタカナがあり、漢字については常用漢字表(2136字)と人名用漢字表(863字)の合計2999字であれば、自由に組み合わせて使えます。 さらに、戸籍の名の欄には漢字の読み方が記載されず、出生届に「よみかた」があるだけです。 しかも、その「よみかた」には制限がないため、難解な読み方や、いわゆる キラキラネーム を付けることができるのです。 『漢字を名前に使用する場合は、どんな読み方でもよい』などと、誰が決めたのでしょうか?』
『最近の新聞記事には、中国人と韓国人の名前表示の後にはその国の読み方が、カッコ内にカタカナで表示されています。 日本語読みで個人名を呼ぶことは外国では通じませんし、できません。』


『まだある、日本語には、漢字の読み方に音と訓がある、と理解していたが、実は漢字にはそれとは別に⑦「名のり」が、難しさを!』

漢字の読み方に音と訓がある、と教えられましたが、実は漢字にはそれとは別に「名のり」、つまり人の名前に限って慣習的に使われてきた読み方があります。それを加えると漢字には音、訓、名のりの3つの読み方があるわけです。
 たとえば「夏美」という名前は誰もが「ナツミ」と読みますが、このように美をミと読むのは、音でも訓でもなく、名のりです。美は音で「ビ」、訓で「うつくしい」、そして名のりで「うま、きよし、とみ、はし、はる、ふみ、み、みつ、よし、よしみ」という範囲の読み方があります。女性の名前に「美」の字が入ったら、ほとんど名のりの中の「み」の読み方になるわけです。同じように女性の名前に「乃」の字が入れば、必ずと言っていいほど名のりの中の「の」の音で読みます。


文字自体に意味があるのは漢字の表意文字だけ、現在漢字を使っている国は、世界200ケ国の中で中国と日本だけ!

『中国は「表意文字の漢字だけ」であったが、①漢字と、②「ピンイン・拼音」と、③アルファベットで、AI・IT大国に大発展を』

現在漢字を使っている国は、世界200ケ国の中で中国と日本だけです。 現在の韓国、および北朝鮮では、建国後に両国それぞれが行った漢字廃止政策によりハングル(チョソングル)のみでの言語表記に転換された結果、漢字の使用は韓国では限定的な範囲にまで縮小され、北朝鮮ではほぼ全廃されています。

今後の調査のためにウエブ情報を備忘録にしました。 ご放念ください。
『戸籍にこれまで記載がなかった氏名の「読み仮名」を必須とする改正戸籍法などが2日、参院本会議で、自民、公明、日本維新の会、国民民主各党などの賛成多数で可決、成立した。 2024年度にも施行され、全国民が施行後1年以内に本籍地の市区町村に届ける必要がある。 いわゆる「キラキラネーム」など漢字本来と異なる読み方は「氏名に用いる文字の読み方として一般に認められているもの」との基準を設けた。

記載は片仮名で、新生児らが初めて戸籍に載る際は併せて読み仮名を記す。その他は戸籍筆頭者が氏名、筆頭者以外が名前に関し届ける。書面か、マイナンバーカード取得者向けのサイト「マイナポータル」を使った届け出を想定する。
「一般に認められている」の基準の詳細は法務省が今後、通達で示す。①漢字とは意味が反対②読み違いかどうか判然としない③漢字の意味や読み方からはおよそ連想できない――といった読みは許容しない方向で、具体的には「高(ヒクシ)」「太郎(ジロウ)」などは認められない見込み。常用漢字表や辞書に掲載がない読み方の場合も、届け出人に説明を求めた上で判断する。

届け出を促すため、市区町村は住民票などで既に把握している読み仮名を通知する。1年以内に届けがなければ、職権で記載する。
今後は膨大な受理業務に対応する自治体の負担軽減が課題。高齢者や障害者ら届け出が困難な人への支援も必要となり、衆参両院の委員会は、付帯決議で「十分な配慮」を求めた。

行政事務のデジタル化に向け、読み仮名を記載して個人データの検索や利活用を容易にすることが狙い。マイナンバーカードの海外利用で氏名をローマ字表記する必要があることも踏まえた。〔共同〕

法務省は8日、2025年5月以降に始める戸籍の読み仮名の登録について、市区町村から通知された読み仮名が正しい場合には届け出を求めないと発表した。これまでは新たに届け出をするよう求める方針だったが、事務負担の増加を懸念する自治体側の要請を受けて変更した。


戸籍に氏名の読み仮名を記載する改正戸籍法は25年5月に施行する。施行にあわせ市区町村は住民票を参考にした読み仮名を郵送で通知する。通知に記載された読み仮名が正しければ届け出は不要となる。
読み仮名が間違っていた場合は、市区町村の窓口やマイナンバーカード所有者の個人向けサイト「マイナポータル」で届け出る。
牧原秀樹法相は8日の記者会見で「本制度の円滑な実施には全国の市区町村の理解と協力が不可欠だ。今後の運用について市区町村にできるだけ早く情報をお届けする」と述べた。
【関連記事】

キラキラネームどこまで認める?「一般的な読み方」と戸籍法で規定へ
氏名の読み仮名が新たに戸籍に加わる。これにあたり、法制審議会の部会は2日、名前の読み方は「一般に認められているものでなければならない」という規定を戸籍法に設ける案をまとめた。「キラキラネーム」などを具体的にどこまで認めるかは、社会で「慣用」されているかという観点で個別に判断される。政府は法制審の答申を経て、今国会に戸籍法改正案を提出する方針だ。
 戸籍の元データとなる出生届には今でも氏名の読み方を記入する欄があるが、法的な裏づけはなく、戸籍には記載されてこなかった。政府は、2024年に海外で利用が始まるマイナンバーカードへのローマ字表記や、行政手続きのデジタル化促進のため、読み仮名もカタカナで戸籍に追加することにした。
 読み仮名の許容範囲を検討してきた法制審部会は最終的に、①戸籍法に規定は設けず、差別的、ひわいといった権利乱用や公序良俗に反するものでない限りは認める②戸籍法に「氏名として用いられる文字の読み方として一般に認められているものでなければならない」という規定を設ける――の2案を検討。国民へのアンケートで最も支持された②案の採用を決めた。
名前に使える漢字は戸籍法の施政規則で定められており、出生届などを受け取る自治体の戸籍窓口が審査してきた。読み方も法制化されれば、併せて審査の対象となり、認められなかった場合は家裁に不服を申し立てられる。
ただ、「一般の読み方」か否かを判断する具体的な基準や例は示されなかった。既に一定程度使われている「海(マリン)」などは認められる可能性がある一方、「光宙(ピカチュウ)」や「七音(ドレミ)」は、社会に受け入れられ、慣用されているかという観点で個別に判断される。
 政府は今国会で改正法が成立すれば、24年度中に施行したい考えだ。

名前の読み方は、漢字の音、訓、名乗りの3つの読み方のいずれかになっていれば正しい読み方になります。名前の読み方については特に法律上に定められていませんので、「どう読ませてもいいのだ」と誤解する人もいますが、戸籍関係の法律というのは刑法とちがって、手続き、実務について定めたものであって、常識はずれのことをする人を想定して罰するためのものではないのです。

私たちは学校では、漢字の読み方に音と訓がある、と教えられましたが、実は漢字にはそれとは別に「名のり」、つまり人の名前に限って慣習的に使われてきた読み方があります。それを加えると漢字には音、訓、名のりの3つの読み方があるわけです。

 たとえば「夏美」という名前は誰もが「ナツミ」と読みますが、このように美をミと読むのは、音でも訓でもなく、名のりです。美は音で「ビ」、訓で「うつくしい」、そして名のりで「うま、きよし、とみ、はし、はる、ふみ、み、みつ、よし、よしみ」という範囲の読み方があります。女性の名前に「美」の字が入ったら、ほとんど名のりの中の「み」の読み方になるわけです。同じように女性の名前に「乃」の字が入れば、必ずと言っていいほど名のりの中の「の」の音で読みます。』
(記事投稿日:2024/12/05、#982)

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