今年も柿渋ぬりの時期です。
昔は6月下旬から7月にかけて山柿の青い実を収穫し、たらいの中で叩きつぶします。少し水を加えてからかすを絞ります。白濁した汁を瓶に詰めてしばらく置き、真夏にその液体で桶、せいろ、などの木工品や格子、障子桟等を塗りました。
大体どこの家でもやったものです。この液体が柿渋です。塗った後からだんだん色が濃くなり、防水、防虫に役立ちます。
木綿街道では有志が町の格子などに塗って昔の景観を守ります。
暑い中の作業でした。大学生、留学生も参加してくれました。
写真は手分けした1グループです。