カウンセリングの中で思うこと
人は困難に遭うとその人にとって「あの時」「あの事象」のところに帰っていきます
すでに終わった事、過ぎ去った事・・・
それが原因で今の苦しさやモヤモヤが存在すると・・・
そしてその心の障害物と戦っている
その上もって生まれた気質や性格などもこの中に入れてますます複雑にしている
よく「気にしないように心掛けている」と言われるが
「気にしない」=「そのことにこだわっている」ことです
私はそんな方にはいつも「気にしてもOK」と言い、「気することは自然のことだし、そのまま受け入れたほうが楽ですよ」とも言います
問題はその方がどうにもならない性格や過去と戦い疲れ果てているということです。つまり自分の前にある大きな山(障害)をどかせば素晴らしい未来があると思っていて戦っている
そんなものと戦っても勝てるわけないでしょう
別に戦う必要もないし、回避すれがすむことです
山と戦うということは「また嫌なことを考えている・・・・これではだめだ!・・・何とかしないと・・・治したいがどうにもならない・・・こんなことも克服できない自分は最低・・・」
悪循環の典型ですね
こんな時
「また嫌なこと考えている・・・思い出すのは仕方がない・・・ま、いいか」
こんなことを来た人とお話ししています
短大のカウンセリング室から見えるカリオン
授業もあと1ヶ月
2年生はいよいよ社会人です