晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

半夏生(はんげじょうず)

2021-07-02 06:07:31 | 季節のたより
7月2日は七十二候の一つ『半夏生(はんげじょうず)』です。
半夏とは烏柄杓(からすびしゃく)という植物の別名で、
この毒草が生ずる季節という意味です。

また田植えの目安とされ、
この頃までには田植えを終えるべきとされていました。
この日に降る雨を半夏雨(はんげあめ)と言い、
この雨が降ると大雨が続くと信じられていました。
(以上ネット情報)

正に今朝の雨は半夏雨で、
いよいよ長雨と集中豪雨の季節です。
沖縄では線状降水帯が発生したし、
気象庁はその際の警報の発し方を今年6月から変えました。

 「線状降水帯」による大雨が確認された場合「顕著な大雨に関する情報」を出して、
厳重な警戒や安全の確保を呼びかけることになりました。

昨日スズメによく似た小鳥を見つけ何か印象が違うので、
追いかけたが逃げられ電線に留まったところをようやく撮れました。

鮮明でなく後ろ姿しか撮れなかったが羽根が一部黄色い。
スズメではない。
ネットで検索してみるとどうやら「カワラヒワ」らしい。
ネットから写真をお借りしてこんな鳥です。

留鳥で日本のどこにでもいると言われるが、
普段はスズメに間違えられ気にも留められないらしい。
しかしよく見ると太めの嘴に特徴がありますね。

穀物が主食のスズメでもヒナには虫を与えるが、
カワラヒワはタネの実を与えるそうです。
タネは消化しにくいので「素嚢(そのう)」が発達しているという。

素嚢とは食道の一部が膨れて袋のようになる消化器官で、
口にしたものを蓄え唾液で柔らかくする働きがあるとネット情報です。
そう言えば飼い鳥のブンチョウやカナリアも似たような嘴をしてますね。
飼い鳥で毎日虫を与えるのは不向きのため、
ヒナからタネを与えれる鳥が主流なのが分かりました。

今度こそ正面から近くで撮れることを期待しましょう。

< 入鹿池煙り野叩く半夏雨 >
コメント
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