晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

瓜田李下

2021-07-09 06:11:44 | 野菜・果樹づくり
7月に入って何回太陽の光を浴びただろう。
今週も一日として晴れの日はない。
自ずと行動範囲は狭まる。
身に着けている歩数計は1000歩を超えるのがやっとが続いている。

雨でもやれることは畑の見回りぐらいか。
今年は李がいっぱい実をつけてくれ美味しく頂いています。

熟れたのからもいでおり、
そろそろ終いになってきました。
しかし一日二日採らずにいると、
この所の雨でほとんど落ちてしまった。

どういう訳か今年はカラスやヒヨドリが食べに来ていない。
雨が邪魔しているのか他に美味しいのが見つかったのだろうか。

李と言えば有名な諺がありますね。
「李下に冠を正さず」です。
李の木の下で冠をかぶり直そうと手を上げると、
果実を盗んでいるように見えて誤解を招くのでやめるべきだと言う意味で、
誤解を招くような行動は慎むべきだという戒めの諺です。

同意語にこんな諺もあります。 
「瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)」です。
瓜の畑で靴が脱げても瓜を盗むように誤解される恐れがあるので、
かがんで靴を履きなおすようなことはすべきではないということ。

この二つを一体化した四文字熟語が、
「瓜田李下(かでんりか)」です。
我が身を諫める言葉として覚えておきたいですね。

< 政治家や瓜田李下知る由もなく >
コメント (1)
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