晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

熊蟄穴(くまあなにこもる)

2021-12-12 06:04:39 | 地域の文化や出来事
12月12日からは七十二候の一つ『熊蟄穴(くまあなにこもる)』です。
熊蟄穴とは熊が冬ごもりの時期に入り穴にこもる頃のこと。
春になるまで穴の中で過ごしますが、
もちろん熊だけではなく、
コウモリやリスやネズミ等が冬眠に入る準備をするそうです。

クマが生息 している地方では、
クマの主食ともいえるドングリ類が少なく、
冬眠前の栄養を蓄えるため人里へ接近していると聞く。
自然界のバランスが崩れているように思う。

昨日もほとんど作業場に籠っていました。
そろそろ晩飯かなと6時半過ぎに電気を消して外に出て、
空を仰いだらお月さんが半月でした。

この一ヵ月じっくりと月を眺める余裕もなかったなぁ。
好きな野鳥を追うこともなく忙しい日々を過ごしている。

そんな中地域の当番はこなさなければならない。
今年は農事組合の当番役員です。
集落の中に共同の精米機が2カ所にあります。
半年に一度は分解掃除しないと故障するため、
昨日の午前中はそれに当てました。


よくトラブルを起こすのは古い方の平成9年設置の精米機です。
機器を外すと小糠と排出されなかった白米が出てきた。
エアーとブラシで綺麗に掃除します。

小糠が外に飛び出すという不具合を聞いていて、
コメは搗けるのに不思議だったが意外なところに盲点があった。
中にいくつもあるホースが一ヶ所外れているでないか。

近年は稲作農家が減ったこともあるが、
自家製米したり街中のコイン精米で用を済ませる人が増えているため、
赤字の状態です。
200Vの専用電源を使うため電気の基本料金が負担になっている。
故障したら一ヶ所を廃止の方向だが、
その前に財源が尽きてはどうしようもない。
そろそろ議論の遡上に上げる時期かな。

< ふと見上げれば夜気締める師走月 > 
コメント
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