晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

雀始巣

2021-03-21 06:06:43 | 季節のたより
昨日は春分の日でしたが20日からは、
七十二候だと『雀始巣(すずめはじめてすくう)』です。
雀始巣(すずめはじめてすくう)とは雀が巣を作り始める頃とのこと。
民話、童謡にも用いられ日本人にとって古くから身近な存在である雀ですが、
最近では生息数が少なくなりつつあり、
田舎でも昔ほど見かけなくなりました。


我と来て遊べや親のない雀  一茶 
菜畠に花見がほなる雀かな  芭蕉 
若竹や雀たわめてつくは山   正岡子規

雀を詠んだ俳句はいっぱいあり過ぎて載せきれません。
が一茶のこの句は誰もが知っていますね。

「 雀の子そこのけそこのけ御馬が通る 」 

50代に故郷の信州へ戻った時代に詠んだそうです。
新たに家庭を持ち子宝に恵まれた時に口ずさんだのでしょうか。
五七五の定石でなく字余りの型破りな句だけにインパクトがあります。
あれから250年以上たっても色あせない名句です。
 
今日は春の嵐になるかの大雨となりそうです。
咲き始めたばかりの桜の花は持ちこたえてくれると思うけど、
昨夕の東北での地震には驚いた。
このところ全国で起きており大きな地震の前触れでなければいいが・・

< 大屋根に肝試しの子雀よ >
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春爛漫

2021-03-20 06:09:25 | じねんじょ
今日はは二十四節気の『春分(しゅんぶん)』です。
春分は冬の寒さも和らぐ頃で、
昼と夜の長さがだいたい同じになる日とのこと。
 
春分の最高気温の平年値は約14℃とのことですが、
20℃がざらと言うほど毎日春爛漫の暖かさです。
この陽気は4月に体感するものじゃなかったのかな。

玄関先の春花も生き生きしています。

来週には芽出しを始めたいので畝を作って準備開始です。
幅80cm高さ15cm長さ15mの畝を二本整えました。

そこへもみ殻燻炭を1cm厚で敷きます。

この上に真砂土を1cm厚で被せました。
露地で催芽を行うため一ヵ月以上の時間がかかります。
燻炭の役割は雨水による加湿調整でしょうか。

次の作業工程は真砂土の上に種イモを置いてからなので、
一先ず昨日はここまでです。
風で吹き飛ばなされないよう不織布をかけておきました。

今日から明日にかけては雨です。
週一ぐらいで雨が降ってくれ、
太陽が20℃以上の陽気をもたらしてくれれば、
野の生き物たちは一層輝きを増すことでしょう。

< Lineで届く孫の合格通知 >
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旅近し

2021-03-19 06:08:47 | 山野草鳥獣花
昨日は風もなく暖かった。
4月を通り越して5月と言ってよい。
久しぶりに野良で一日働きました。
汗こそ出なかったが今朝体重を測ったら500gも減量してた。
毎日こんなんでは体がばててしまうし、
直ぐにリバウンドするが積み重ねれば多少軽くなののかな。

そんな畑作業を見守ってくれるお馴染みさんが昨日もいました。
鶫です。

こちらは写さないでと背を向けてしまった尉鶲です。

5m以内には寄ってくれないけど、
どうして来るのだろう。
畑を耕せば虫たちが顔を出すので、
彼らにとっては御馳走の会なんだろうね。

でもこうした触れ合いはもう直ぐ終わります。
謂わば日本は厳冬を避ける別荘地みたいなものだから。
繁殖の子育てをするため今月末には旅立つのかな。

電柱の上ではどこにも渡らず、
ここで頑張ると言いたげな鳶がこっちを見ていた。


先日は烏に追いかけられて猛禽類としては情けない限りだが、
彼にとっては住めば都なんだろう。
長閑な時間が流れた春の一日でした。

< また来るよと鳥たちも旅支度 >
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結局効果出せず

2021-03-18 06:12:44 | 季節のたより
昨日は暖かくていい天気だったけどちょっと風がありました。
野に咲く花たちも風に揺られて気持ちよさそうだった。
そんな中必死に花蜜に食らいつくミツバチが印象的だった。

昨日は三ヵ月ごとの総合病院だったが、
いつもと違って患者の数が少なめと感じた。
血液検査と診療科の待合室はいつも満席なのに意外とすいていた。
おかげで30分以上いつもより早く家に帰ることが出来ました。
これもコロナの影響かな。

時間に余裕が出来たので愛車のタイヤ交換をしました。
11月の終わりに雪情報にせかされてスタッドレスに交換したものの、
結局一回も雪道は走らずに終わった。

明らかに10年20年前を振り返っても暖冬化が進んでいる。
これからも太平洋側地域の冬は雪無しといくのだろうかな。
雪に悩まされたあの頃は遠き日となってしまった。

< 雪悩まされし遠き日温暖化 >
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締めくくり作業

2021-03-17 06:10:19 | じねんじょ
日本は会計年度から学業やら会社でも区切りの3月です。
じねんじょづくり応援サポーターの期間も、
食用薯の収穫は年末だが種イモは定植前の3月に収穫しているため、
昨日が一年の締めくくりとなる最後の作業でした。


この畑では零余子からでなく前年に網室で零余子から育てたものの、
種イモとして適さなかった小一本を植えて育てた。

先週の網室での収穫では散々な結果だったが、
一転こちらでは一畝で35kgもの収穫だった。
これをサポーターで栽培するため会員となった人に、
進呈した残り25kgが来季用の研修畑の種イモとなります。

今年度は10人の応援サポーターのうち8人が、
会員とサポータープラスとして残ってくれることになった(外1名未定)
ほとんどの方が年間20回ぐらいの作業に参加しており、
少なくとも5回というラインを大幅にクリアしています。
作業が終わってから車座になってこもごも感想をいただいた。
ありがとうございました。
4月からは既に8人の新サポーターの応募があり、
新しい出会いが楽しみです。

< 春間近か老いの生きがい薯づくり >

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