風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

アカデミーの演奏

2007-01-21 22:25:27 | Weblog
久々にチャーハンでも作ろうと、キッチン(?)に立ちました。

卵を久々に割りました。
なかなか綺麗に割れました。

流しの上で・・・orz

鈍い音(べちゃ)と共にステンレスの上に落ちたときにはもう手遅れでした。
とっさに伸ばした手を掠めてそれは落ちていきました。

あきれるを通り越してちょっと感心しました、自分に(苦笑)



今日は岡大オケのトップを務めた人たちから成る、通称「保科アカデミー」の演奏会がありました。
プロコフィエフの古典、保科先生の新曲、メンデルスゾーンのスコットランドというプログラム。

エネルギッシュでした。
見ていて気持ちが良かったです。

「古典」は聞いたことがなかったけれど、思っていたよりも馴染みやすかったです。

新曲は・・・なんか聴いた事のあるモチーフがちりばめられていました(笑)

メンデルスゾーンは…最高にかっこよかったです。
どのパートも熱かったですが、特にビオラの二人が印象に残りました。
すごい・・・、この中でビオラの重厚な音が輪郭を持って聞こえてくる・・・と。



余韻に浸りつつ、電車で帰りました。
窓の外の風景を見ていて、「水路を泳ぐ何か」に気がつきました。


・・・ヌートリア。また君か。

ぬーとりあ

2007-01-21 01:15:38 | Weblog
発表は…ぼろぼろでしたが、何とか終わりました。
これで自分の班の発表は終わったので、あとは他の班の発表を聞くだけ。
終わった瞬間、肩の荷がすっと下りる感覚を味わえました。


で、今日は児島湖まで行ってきました。
行くなら今日しかない!と思って。


到着してみると、そこには「超望遠レンズに一眼レフ」という高そうな装置がずらり。
鳥が狙いなのは分かりましたが、
近寄りがたい雰囲気だったのでその場は素通りし、離れた場所で自分の望遠鏡をセットアップすることに。


そして、そこで最初に目に入ったのは、これ。



▲近づいて・・・



▲こちらの様子をうかがって・・・



▲去っていった。


一瞬、自分の目を疑いました。

ビーバー?・・・そんな馬鹿な。
幻のニホンカワウソ?・・・そもそも、外見が違う。
(でもヌートリアとはスペイン語でカワウソをさす言葉らしい。)


1秒ぐらいたってヌートリアだという結論に達しました。
(誰かに聞いて確かめたわけじゃないけど、間違いないと思います。)


ヌートリアというのは大型のげっ歯目に属する帰化動物の1種。
毛皮にする目的で戦前輸入されるも、その需要がなくなり、多くが野に放されたとか。
ちなみに岡山はヌートリアが多いことで有名らしいです。

農作物を荒らしたり、生態系を壊すという理由で駆除されているそうです。
ヌートリアから見れば、人間ほど自分勝手な存在はないでしょうねぇ。

そういうネズミみたいなのを見て驚いた、って話は聞いたことがあったんですが
実際に見たのは初めてで結構驚きました。
なかなか可愛らしい外見です(笑)



今日は暖かく、風もありませんでした。
鳥屋にとって有難いのはいうまでもありませんが、
鳥にとっても嬉しい天候だったみたいで、気持ちよさそうに泳いでいました。



▲赤い目と寝癖頭が素敵


しばらく後、望遠レンズを構えている人たちのところに行ってみました。
だけど、僕が近づいても仲間内で談笑しているだけ・・・。
しかたなく、強引に話しかけてみました。


「皆さん、何をご覧になっているんですか?」

「鳥ですけど。」と、愛想のかけらもないおばさん。

「鳥・・・種類は?」
(僕は片手に望遠鏡を持っていたので、鳥屋だと分からないはずはないのに…)

「コミミズク。」

「探鳥会(みんなで楽しく鳥を見ようという趣旨の集まり)ですか?」

「いえ、探鳥会は2月10日です。」

「・・・そうですか。」


実に淡々としていました。
学館のおばちゃんよりも口調が事務的でした(笑)
気まずすぎて逃げ出してそのまま帰りました。


こんなんだから「バードウォッチングが趣味」なんて言ったら変人だと思われるんだって・・・。