正しく生きることができるなら、それはとても素晴らしいことなのだろうと思う。
ただ、現実問題としてそれはとても難しい。
嘘をつかない生き方はどうだろう。
それはそれでやはりとても難しいと思うし、嘘も方便という状況は珍しくない。
嘘をつかないことが必ずしもいいことだとは限らない。
妥協案…というか実現可能な目標として、僕は約束を守る生き方をしようと思う。
易きに流れるのを律することにもなるし、相手を尊重することにもなる。
それはあくまでも僕個人のルールであってそれを人に強要することはあってはならない。
ただ、子供例外だ。
僕が考えているのと同じように、約束を守る人間になってほしいと思う。
決して崇高な人間ではないけれど、少なくとも約束を守る人間ではあるという矜持を持ちたい。
子どもにもそういう気持ちを継いでもらいたい。
だけど、子供は安易に約束しすぐにそれを反故にする。
子供だからと言ってそれを許すべきではないと思う。
約束という行為の重みを知って欲しい。
何度言っても分かってくれないけれど。
時に境界が分からなくなる。
子どものための指導なのか、単なる八つ当たりなのか。
僕は腹が立っても他人に厳しいことはほぼ言わない。
何か言うことで相手に不快感こそ与えても相手の行動を変えることなんてできないから。
そんな相手には最初から期待しない。
でも子ども相手ではそうはいかない。
簡単に変えられなくても変えていかなければいけない。
少なくとも僕が尊重していることに関しては子どもにも大切にしてほしい。
ただそれが精神的な虐待にならないように常に気をつけておかないといけない。
傷つけるだけ傷つけてそれに見合うものが得られないなら、そんなことは断じてすべきではない。
同じ理由で僕は体罰はしない。
子供に手を上げないのは僕の中のもう一つのルールでもある。
でも声を荒らげることと体罰の違いはなにかと考え始めるとこれもまた難しい。
何にせよ、まずは自分自身が器の大きい人間になりたいものです。
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