風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

それは間違ってない

2009-07-12 18:33:27 | Weblog
昔読んだ児童文学に面白いシーンがありました。
印象的だったので今でも覚えています。


少年がAIに「楽しい」という感情を教えようとするのですが、
語彙の乏しい少年は上手くそれを伝えることが出来ません。

話しているうちに、AIは「楽しむためにはお金が必要である」と判断し、
オンライン口座から不法にお金を引き出そうとします。

少年はあわててそれをやめさせますが、
そのAIの意見を強く否定できないことに戸惑いを覚えます。




少しずれますが、マズローの欲求段階説を考えてみます。

あの有名なピラミッドでは低いほうから

【生理的欲求】→【安全の欲求】→【所属と愛の欲求】→【承認の欲求】→【自己実現の欲求】

の順に欲求が階層構造をなしています。


では、「楽しみたい」という欲求はどこに分類されるんでしょう。

いや、そもそも人は何をもって楽しいと感じるんでしょうか?


ヒトは社会的な生き物だから、
欲求段階のピラミッドで言えば上層の欲求が満たされたときに「楽しい」と感じることが多そうです。

例えば、自己実現。

自分の能力を発揮できて楽しい。
これに疑問を呈する余地はありませんよね。


でも、この社会で生きている限り、そのためにはお金が必要です。
一番低い層にある生理的欲求を満たすために、まずはお金が必要です。
それが満たされていないことには上層の所属・愛・承認・自己実現などが満たせるはずもありません。



そう考えてみて、思うんです。
やっぱり、そのAIの意見は間違っていない、って。

"楽しむためにはお金が必要"

否定したくても否定できないのが現実です。
もちろん「楽しいこと」の100%がそうだとは言いませんが・・。


お金がなくたって楽しむことができる。
そんな反論があるかもしれませんが、
それはその人にとって十分なお金があると言うことなんでしょう。


お金は自分が常々考えているテーマのひとつです。
きれいごとや理想論ばかり並べられると反発してしまいます。

そして僕にはそんな人たちを非難するだけの権利があるのかどうか、考え込んでしまいます。

 




・・・バイトでたまったお金を使うかどうか考えあぐねているうちに
変な方向に進んで行ってしまいました。

「貧乏性」って嫌なものですね。

やなこった

2009-07-12 02:36:18 | Weblog
「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりをつけましょう」

・・・そんなことを言われて誰が従うものか。

そう昔の僕は思ったものですが。

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最近暇です。

「なんか面白いことでもないかなー」

なんて一人ごちたくもなりますが、
そんなことをしたところで何にもなりません。
面白いことは、自分から探しにいかない限り見つかりません。

当たり前のことだけど、そう思っていない人、意外に多いですよね?


自分の手元にあるもので何か面白いことが出来ないか考えてみました。


「・・!」


またくだらないことを思いついてしまいました。
考えるのに要した時間は本当に「・・」くらいでした。

たまたま手元にある条件は好都合なものばかり。
まるでそうなるべくして集まってきたかのような・・。

考えていたらわくわくしてきました。
さっそく明日から取り掛かることにします。
大丈夫、この件に関しては誰にも迷惑かけないから安心してください(笑

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そうか、これもある意味で 「明かり」 なのか、と後になってみて思ったんです。
まぁ、もし 「しましょう」 と言われたらしなかっただろうけど。

偏屈さは健在です。




さて、後は気まぐれに飛び出すだけ。
詳細な計画なんてあとから走って追いかけてくるさ・・きっと。