普段は空けない引き出しの中から、昔撮った家族写真が出てきた。
それは、ちょうど5年前の春、家族で出かけたときに撮ったもの。
当時はまだかわいらしい子犬だった我が家の犬も一緒に写っている。
父がシャッターを押したので、父自身は写っていない。
カメラ好きだった父にセルフタイマーが使えなかったはずはないけれど、
逆に写っていないからこそ、ファインダーのこっち側にいる父を感じる。
なんだか不思議なものだ。
その写真を見て、まず最初に思うことは、変わったな・・ということ。
5年間という月日は短いようで長い。
外見だけ取ってみても大きく変わってしまったし、取り巻く状況もぜんぜん違う。
この5年間に実にいろいろなことがあった。
嬉しいことや楽しいこともたくさんあり、
悲しいことやつらいことはもっとたくさんあった。
写真に写っている僕たちはそんなこと考えてもいない。当たり前だけど。
たまたまうちに来ていた5歳年下の弟は、その写真を見ても特に感慨は抱かないようだった。
5年前の風景は結局のところ5年前の風景でしかない・・ということなんだろう。
まぁ、僕としてもそれに異論はないんだけれど。
一枚の写真が切り取った時間に、ふと思いをはせた。
今ここにある時間も切り取っておきたいな。
それは、ちょうど5年前の春、家族で出かけたときに撮ったもの。
当時はまだかわいらしい子犬だった我が家の犬も一緒に写っている。
父がシャッターを押したので、父自身は写っていない。
カメラ好きだった父にセルフタイマーが使えなかったはずはないけれど、
逆に写っていないからこそ、ファインダーのこっち側にいる父を感じる。
なんだか不思議なものだ。
その写真を見て、まず最初に思うことは、変わったな・・ということ。
5年間という月日は短いようで長い。
外見だけ取ってみても大きく変わってしまったし、取り巻く状況もぜんぜん違う。
この5年間に実にいろいろなことがあった。
嬉しいことや楽しいこともたくさんあり、
悲しいことやつらいことはもっとたくさんあった。
写真に写っている僕たちはそんなこと考えてもいない。当たり前だけど。
たまたまうちに来ていた5歳年下の弟は、その写真を見ても特に感慨は抱かないようだった。
5年前の風景は結局のところ5年前の風景でしかない・・ということなんだろう。
まぁ、僕としてもそれに異論はないんだけれど。
一枚の写真が切り取った時間に、ふと思いをはせた。
今ここにある時間も切り取っておきたいな。