風吹く豆腐屋

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自律神経系

2010-03-17 23:13:08 | Weblog
昨日久々にドラマを見ていたときのこと。
俳優の顔がアップになるシーンで思いました。

ぁ、縮瞳してる。

盛り上がるシーンでした。
劇中のその人物も必死になっているはずだったんです。
なのに、縮瞳?

今までそんな風に人の顔を見たことはありませんでした。
でも、神経内科を選択実習で回ったからか、
変なところに目が行ってしまいました。

一般的に、興奮していれば、交感神経の作用で瞳孔も散大しているはずです。
もちろん、明るいところでは光量を絞るために縮瞳しているのが自然ですが、
シーンがシーンなんだから、もうちょっと散瞳しててもいいんじゃないか…と。

日の照りつける屋外だったし、もともと瞳孔径の小さい人もいるわけですが、
あまりに縮瞳が目立っていたので、なんか気になってしまいました。
この俳優、こんな熱いせりふ言いながら、心は違うところにあるんじゃないか・・
そんな冷めた邪推をしてしまいました(苦笑

でも、真の演技派俳優なら瞳孔径ももっと自然に変動してよさそうですよね?
・・こんな話聞いたことないので、実際のところどうなのか分かりませんが。


以下はおまけの揚げ足取り。

「瞳を閉じて」が日本語としておかしいのはよく言われるところ。
瞳を閉じるってどういう意味・・とよく突っ込まれています。

今は素直に解釈して、それは縮瞳させることなんだと解釈して話を進めます。

僕の勘違いでなければ、あれは確か恋の歌。
恋のために言葉が歌になってこぼれ出るような状態にありながら、
交感神経(興奮)じゃなくて副交感神経(安静)優位の状態ということになりますね。

僕がこんなことを言うのはあまりにおこがましいですが、
恋って心拍数があがってどきどきするほうが普通なんじゃないですか?
リラックスして副交感神経優位な状態こそが、あの歌に歌われている状況なんだと言われたらそれまでですが。

 

まぶたと瞳を混同したのがそもそもの間違い。
そこで、僕としては正確に歌うことを提案します。

「まぶたをとじて 君を描くよ それだけでいい」


・・まぶたが嫌なら眼瞼でも可。