夏期講習は、朝9時~夕方4時までが一単位と、一回あたりの時間が長いので (学校の授業並みか、それ以上ですよね)、非常に中身の濃い授業ができます。
したがって、毎年のことですが、これをきちんと全部遣り通すことで、明らかな前進が各生徒に見られます。
一方、授業を組み上げる塾側(及び実働の講師)としては、、この長丁場を如何に濃いものにするかの力量が問われますので、ここでは単に授業云々に留まらず、生徒の心理状態を読み取ったり、疲労の度合いを見計らう技量も必要です。
例えば、子供たちは往々にして意表を突いた授業に敏感に反応して、これに積極的に臨んでくれますので、国語の長文読解が終わってやれやれとしたところで、「じゃあ休憩前に英作文の問題を2問ね」などといって、前回授業で習った単元からそうした問題を出したりします。
或いは、抜き打ちテストを行って(不出来なあまり落ち込まないよう、比較的簡単な漢字の読みなど)、少し緩んだ気持ちにカンフルを打ち込むようなこともします。
今日の授業も、そうした細かなテクを用いた授業を行い、下記内容をみっちりやりました(藤沢校)。
●英語
①助動詞・形容詞・名詞を使った空所補充、語順整除、英作文及び長文読解(いずれも公立高校の過去問を使用)
②入試に頻出される英単語50を完全に読み・書き・訳せるようにする(50分以内で)
●国語
①全国の公立高校入試過去問から、漢字の読み120問練習とテスト
②ことわざ・慣用句・故事成語について解説と練習
③敬語の使い方の練習
④論説文の長文読解2題
⑤明日までの宿題指示(そのポイント解説付)
午後4時にこれらが終わったとき、「あぁ~、今日はいっぱい勉強していっぱい覚えた~」という声とともに、各自の顔に十分な満足感が浮かびました。