中学校の社会の問題は、一口に社会といっても、実は地理・歴史・公民の3分野に結構細かく分かれていて、これでなかなか攻略が大変な科目です。
例えば、これらの知識を8割方正確身につけていれば、大人が読む一般の新聞や経済の専門誌でも滑らかに読むことができます。
それくらい中身の濃いレベルです。
で、高校入試で勝ち残るには、今言った「8割方」では足りません。
目標はあくまで10割、つまり満点に置き、多少のケアレスミスなどがあっても、90点くらいを取っておかなくてはならない。
気の利いた受験生なら、だれもがそのあたりのところを目標にしているはずです。
で、実際の問題ですが、例年時差の計算問題に悪戦苦闘しています。
時差の問題は、しかし日本が東経135度であること、東経同士なら単純に15で割った数、西経との差なら東経の度とその西経度を足して15で割って得た数をマイナスする→その時点の日時が出る、という、ただこれだけが頭に入っていれば、あとは問題の文章題意を正しく読む(これは国語の問題)。
と、いうのは簡単(泣)。
わからない子は、これがなかなか分からないから悪戦なのです。苦闘しているのです。
昨日は「完璧を目指して」2時間以上かけて10問程度の問題を実際に解いて見せ、詳しく解説しましたが、正直な感想、「まだまだ足りないなあ」といったところです。