アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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私が共産党を離党し尚且つ支持し続ける理由

2007年07月26日 06時48分59秒 | 安倍第1次投げ出し政権
 投票日を前にして参院選がらみの記事を書こうと思っていますが、その前に、これもいつかは態度表明しておかなければならない事だと思うので、ここに書いておきます。

 私が共産党支持者である事は、今までも折に触れて態度表明してきました。しかし、自分が元党員である事や既に自主的に離党した事については、自分のプライバシーに関わる事でもあるので、殆ど書いてきませんでした。

 私が党を辞めた理由の一つに、生協時代の悪いイメージがあるのは確かです。生協時代の党は、職場の職階制がそのまま党の中にも持ち込まれ、はっきり言って、生協理事会の為にあるのか労働者の為にあるのか、分らないような党でした。そして、例の経営私物化問題の時には、経営幹部党員同士が生協の一般職員・党員をも巻き込んで主導権争いを演じた挙句に、訳の分からない手打ちで落着し、後に残された職員・党員だけがバカを見ただけでした。そのくせ、その後に続く職員大量リストラ(派遣・請負への置換え、外注化)に際しても、徒に生協経営に追随するばかりで何ら職員を守る手立てを講じてきませんでした。
 私はその中では、長い間未結集を決め込んでいましたし、後に会議に参加するようになっても文句ばかり言ってきました。本来の議題などそっちのけで、職制党員の日頃の不当労働行為を論い、党費は悉く値切り倒しカンパの類も悉く無視して。但し選挙などでは、たとえ生協の党がどうあろうと党自体は支持していましたので、最低限やるべき事はきちんとやっていましたが。

 但し、それはあくまで退職前の話です。生協の中にも立派な党員はいましたし(それは党内の役職とは必ずしも比例しない)、あくまでも「生協の党」に限った話だと思っていましたから。私が党を辞めたのは退職後です。

 別に活動自体に不満があった訳では更々ありません。生協の職域支部から居住支部に転籍して、それまでの職制の下請けみたいな組織とは違って、和気藹々と活動していましたから。私が党を辞めたのは、仕事の関係で支部会議に参加出来なくなって党費も滞納しだした事と、生協時代の経験に加え、その頃からやり始めたインターネットを通して、何も共産党や「しんぶん赤旗」に書いてある事だけが真実ではない、と思うようになったからです。党や赤旗の主張は今でも8割以上は真実だと思っていますし信頼もしていますが、それだけが真実ではない、という事です。事実、北朝鮮の拉致問題・帰国者問題や、法大学生救援会・管制塔基金・フリーター全般労組の活動など、「しんぶん赤旗」が報じない事実からも色んな事を学んできましたから。

 それで、滞納していた党費にケジメをつけたのを機に(フリーターという事で党費は最低ランクにしてもらっていましたが、それでも1万円以上の臨時出費になった)、党を辞める事にしました。但しその後も一介の支持者として後援会にも名を連ね、党の支持拡大こそ参加しないものの、ビラの全戸配布も請負っています。今度の参院選でも既に法定ビラを2号とも撒き切りました。

 湾岸戦争を機に離党した藤原信勝や、北朝鮮問題を機に離党した佐藤勝巳や兵元達吉などの諸氏については、私ははっきり言って軽蔑しています。私の様な、あくまでも自分の身の回りにある現実の矛盾に日々怒りを感じて、それで今も党を支持している人間からすれば、湾岸戦争・北朝鮮問題・「ベルリンの壁」崩壊などという、自分の現実生活上の矛盾とはかけ離れた理由なぞで、いとも簡単に思想を変えれるものか、と思いますね。これらの人たちも所詮は生協の党組織と同じで、元々党員としての実態など無かったのでは、という気がします。

 この共産党の事については、今度の参院選との関係の中でも、別途触れるつもりでいます。
コメント (14)
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