アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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Free Tibet! 中国政府は弾圧を止めろ!

2008年03月20日 00時20分15秒 | 北朝鮮・中国人権問題
 ブログ更新もままならない現状ですが、まずは取り急ぎ、チベット問題に関する下記の取組みに連帯の立場を表明しておきます。他にもブログで取り上げるべき話題は山々あれど、何はともあれ、今はこれが最も緊急を要する課題でしょう。このチベット関連の話題については、近日中に改めて記事を書くつもりです。(記事添付画像はFree Tibetの旗)


●弾圧抗議緊急声明(TSNJ)

TSNJ(Tibet Support Network Japan)
チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン
Tibetanチベットでの中国当局による武力弾圧と殺害、インドでのチベット難民不当拘束に対する抗議

2008年3月14日、中国当局はチベット・ラサで政府への抗議活動をした民衆に対し、武装した警官隊や装甲車を出動、多数の死傷者を出しました。人民解放軍が人民に銃を向けた1989年の“暴動鎮圧”が再び繰り返されたのです。

中国政府のいう“暴動”は、突然起きたものではありません。14日の民衆の抗議活動は、3月10日に非暴力デモをして逮捕、拘束された僧侶ら数十人の釈放を求めるものでした。3月10日に非暴力デモをした僧侶らは、昨年12月にダライラマ14世の米下院最高勲章受賞を祝ったとして逮捕、拘束されたままの僧侶の釈放を求めていました。このように、チベット人に対し根深く続けられてきた抑圧の連鎖がついに噴き出したという背景があるのです。

アムド・ラブラン(甘粛省夏河県)のラブラン僧院でも3月15日、僧侶ら1000人規模の抗議デモがあり、治安当局が催涙弾を用いて武力鎮圧しています。ラブラン近郊では昨年9月、11歳~14歳の中学生40人がダライラマ14世の帰国を願う落書きをした容疑で拘束され、7人が拷問を受け、1人が一時重体になり、数人に精神的障害が残る“事件”がありました。現地では、幼い子供までもが政治犯として暴力がふるわれたことに怒りが満ちていたのです。

今回、民衆に対して再び銃が向けられたことは、89年から1年間に及ぶ戒厳令で抑圧と恐怖政治を敷いたチベットに、これまで繰り返し基本的人権の侵害を指摘し続けた国際議会や国際人権団体の批判を「チベットは経済的成長を遂げ、チベット人は生活に満足している」とかわしてきた中国当局の欺瞞を証明するものにほかなりません。

日本のチベット支援グループが連携してつくるTSNJは、中国政府に対し、ただちにチベット民衆への武力行使をやめ、思想的理由で拘束されているすべての人々を釈放するよう要請します。

また、2008年3月13日、チベットへの「帰還」を訴えて非暴力の徒歩行進を続けていたチベット難民100人が、インド当局に身柄を拘束されました。チベットへの行進は平和的な意思表明活動であり、マハトマガンジーらインドの人々の、世界中から称賛される偉大な非暴力の伝統に影響を受けたものです。この非暴力行進を強制阻止することは、世界最大の民主国家であるインドが、オリンピックを控えてイメージアップを図ろうとしている中国の圧力に屈したと捉えられかねません。

TSNJはインド政府に対し、拘束されたチベット難民をただちに釈放し、平和行進の継続を妨げないよう要請します。

チベット武力制圧と死傷者の発生について米首脳は14日、中国当局に武力の自制を要請、ダライラマ14世と対話するよう表明しました。仏外相も「自制と人権尊重を求める」と批判、英国も懸念を表明するなど、国際世論は相次いで中国政府に対する懸念を表明しています。

TSNJは、日本政府に対し、中国当局の対応をはっきりと批判し、これ以上の流血を防ぐよう働きかけることを要請します。同時に、G8サミットへの胡錦涛国家主席来日に際し、チベット問題に言及し、問題解決にイニシアチブをとり、アジアの平和的リーダーシップ役を果たすことを要請します。

 http://www.geocities.jp/t_s_n_j/doc/release031803.html

●在日チベット人会の声明(同上)
 チベットへの武力弾圧に抗議し、「チベタン・オリンピック」聖火リレーに合わせて発表された在日チベット人会の声明文。
 http://www.geocities.jp/t_s_n_j/doc/release031801.html

●中国当局への弾圧抗議はがきアクション(同上)
 抗議はがき・手紙の宛先と例文(英文・日本語訳)が掲載されています。いずれも1通100円以内の出費で出来る抗議の意思表示です。
 http://tsnj2001.blogspot.com/2008/03/blog-post.html

●弾圧抗議デモの案内(同上)
 3月22日午後1時から、東京・六本木の中国大使館周辺をデモ行進します。「誰でも自由参加、メッセージボード・チベットの旗・写真などの持ち込み大歓迎」との事です。
 http://tsnj2001.blogspot.com/2008/03/322_17.html

●ダライ・ラマ法王日本代表部事務所からのアピール/日本の皆さまへ(ダライ・ラマ法王日本代表部)
 http://www.tibethouse.jp/news_release/2008/080319_release.html

●「チベット問題を考える議員連盟」によるチベット情勢に関する声明(同上)
 http://www.tibethouse.jp/news_release/2008/080319_giren.html
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