官房機密費 政権引き継ぎ時金庫カラ 塩川議員が質問(09.11.20)
鳩山献金問題が、ここに来て、マスコミによってしきりに取り上げられています。曰く、個人献金の上限枠を超える額が献金されていたとか、実母からの莫大な献金が政治資金収支報告書に計上されていない、とか。
これだけなら、前・自民党政権時代と変わらぬ「よくある話」でしかない。民主党なんて、何だかんだ言っても、その本質は「第二自民」である事は確かなのですから。「それでも少しでも自民党の悪政を止めてくれるなら」という事で、先の総選挙では多くの人が民主党に一票を投じたのです。だから、それを攻撃する自民党に対しても、「目くそ鼻くそ(どころか寧ろこちらが金権腐敗本家)の自民党に、民主党を批判する資格があるのか?」と言うのが、大方の人の気持ちでしょう。
私としては、こんな「よくある話」よりも、寧ろ官房機密費の行方のほうが、遥かに気になります。「国益のため」との名分さえつけば、使途自由で領収書も不要の、「掴み金」同然の機密費が、麻生・自民党政権の退陣間際に2億5千万も引き出されたと言うのに、後任の鳩山・民主党政権も、それに対して「前政権の事だから」と済ませるのみで、異を一切唱えないという。鳩山献金問題で、あれだけ自民党に攻撃されながら、この問題では何も反論しようとしない、この不思議。
かつての社会党がそうだったように、野党時代の主張を軒並み後退しだして。これを「出来レース」と呼ばずして、一体何と呼ぶ。これでは「政権交代」ならぬ只の「政権買収」ではないか。事と次第によっては、自民も民主も只では済まないし、当然済まされる話でもない。
・鳩山首相元秘書を在宅起訴へ 偽装献金2億円超 東京地検(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091124/crm0911241044006-n1.htm
・実母から首相に十数億円 実母の参考人聴取も検討(同上)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091126/crm0911260146004-n1.htm
・金庫カラにし自民下野 機密費、突出の2.5億円支出(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/1120/TKY200911200338.html
・使途不明の官房機密費/自公政権-総選挙2日後に2億5000万円/鳩山政権-すでに1億2000万円(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-11-20/2009112001_01_1.html
・内閣官房機密費について(追記あり)(村野瀬玲奈の秘書課広報室)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1523.html
鳩山献金問題が、ここに来て、マスコミによってしきりに取り上げられています。曰く、個人献金の上限枠を超える額が献金されていたとか、実母からの莫大な献金が政治資金収支報告書に計上されていない、とか。
これだけなら、前・自民党政権時代と変わらぬ「よくある話」でしかない。民主党なんて、何だかんだ言っても、その本質は「第二自民」である事は確かなのですから。「それでも少しでも自民党の悪政を止めてくれるなら」という事で、先の総選挙では多くの人が民主党に一票を投じたのです。だから、それを攻撃する自民党に対しても、「目くそ鼻くそ(どころか寧ろこちらが金権腐敗本家)の自民党に、民主党を批判する資格があるのか?」と言うのが、大方の人の気持ちでしょう。
私としては、こんな「よくある話」よりも、寧ろ官房機密費の行方のほうが、遥かに気になります。「国益のため」との名分さえつけば、使途自由で領収書も不要の、「掴み金」同然の機密費が、麻生・自民党政権の退陣間際に2億5千万も引き出されたと言うのに、後任の鳩山・民主党政権も、それに対して「前政権の事だから」と済ませるのみで、異を一切唱えないという。鳩山献金問題で、あれだけ自民党に攻撃されながら、この問題では何も反論しようとしない、この不思議。
かつての社会党がそうだったように、野党時代の主張を軒並み後退しだして。これを「出来レース」と呼ばずして、一体何と呼ぶ。これでは「政権交代」ならぬ只の「政権買収」ではないか。事と次第によっては、自民も民主も只では済まないし、当然済まされる話でもない。
・鳩山首相元秘書を在宅起訴へ 偽装献金2億円超 東京地検(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091124/crm0911241044006-n1.htm
・実母から首相に十数億円 実母の参考人聴取も検討(同上)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091126/crm0911260146004-n1.htm
・金庫カラにし自民下野 機密費、突出の2.5億円支出(朝日新聞)
http://www.asahi.com/politics/update/1120/TKY200911200338.html
・使途不明の官房機密費/自公政権-総選挙2日後に2億5000万円/鳩山政権-すでに1億2000万円(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-11-20/2009112001_01_1.html
・内閣官房機密費について(追記あり)(村野瀬玲奈の秘書課広報室)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1523.html
※以下は、アムネスティ会員で当ブログ読者でもある「まこと」さんの、ミクシィ内の日記です。当該趣旨に賛同の立場から、当ブログにも転載させて貰います(但し、ブログでの字数制限の関係上、記事タイトル名を一部省略)。
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の人権問題にアクションを
アムネスティ・インターナショナルは、2009年2月24日、国連人権理事会に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の人権問題に関する文書を提出して、同国内で行われている人権侵害に対して国連や国際社会に対して行動を要請しています。
またアムネスティ・インターナショナルとアムネスティ・インターナショナル日本は、岡田外務大臣に対して個別に文書を送付して、今年12月に行われる国連普遍的定期審査(UPR)の場で人権理事会の理事国として同国の人権問題解決のために発言し、同時に関係諸国に働きかけるよう要請しています。
同国内で声を上げられない人びとに代わって声をあげてください。
外務大臣にハガキを送ろう!
1.ハガキの裏表をダウンロード
http://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/appeal_card_N-korea.pdf
2.ハガキ大の用紙に印刷
3.署名をし、70円切手を貼って投函
ハガキPDFをダウンロードする
http://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/appeal_card_N-korea.pdf
朝鮮民主主義人民共和国についてもっと詳しく・・・
・食料の権利保障と人権監視団の受け入れ
http://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/NKorea_Info_food_print-ja-a1.pdf
・移動の自由、言論および表現の自由
http://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/NKorea_Info_movement_print-ja-a1.pdf
・拷問、死刑および拉致
http://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/NKorea_Info_torture%20dp_print-ja.pdf
補足説明
2009年2月24日にアムネスティ・インターナショナルが国連人権理事会に提出した朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に関する国連普遍的定期審査(UPR)への文書にもとづく要請です。審査において同国の人権問題を多数の国が取り上げることによって国連人権理事会が実効ある勧告を出すことを期待するものです。日本国政府に対してはあわせて文書により人権監視機関等の同国国内への受け入れと、調査に対して同国が説明責任を果たすよう要請しています
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2798
日本支部声明 : 朝鮮民主主義人民共和国の人権問題に関する、岡田外務大臣への要請書
アムネスティ・インターナショナル日本は、本年12月に国連人権理事会において、朝鮮民主主義人民共和国の人権状況に関する普遍的定期審査が予定されていることを踏まえ、日本政府が、今回の普遍的定期審査において、同国の人権問題を積極的に取り上げ、人権状況の改善を同国および関係各国に働きかけるよう要請する外務大臣宛ての要請文を発表いたしました。
外務大臣 岡田 克也 殿
2009年12月に国連人権理事会において朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の人権状況の普遍的定期審査が行われることが予定されています。アムネスティ・インターナショナル日本は、貴職に対して下記のとおり要請します。
記
一、 人権理事会の理事国として、また同国と歴史的にも深い関わりをもつ隣国として、同国の人権状況の改善のため、普遍的定期審査において同国の人権侵害問題について積極的に発言し、且つ関係各国に働きかけること。
二、 アムネスティ・インターナショナルが懸念し、勧告している以下の人権問題に対して同国が透明性のある説明責任を果たすことを保証するよう、他の理事国および同国に働きかけること。
なおアムネスティ・インターナショナルが朝鮮民主主義人民共和国に関して、国連普遍的定期審査へ提出した文書の概要は以下の通りです。普遍的定期審査に基づく情報作成のための一般的ガイドライン(General Guidelines for the Preparation of Information under the Universal Periodic Review)に基づく情報を提供したものであり、同国に対する勧告を行っています。
2009年11月24日
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
理事長 藤田真利子
※アムネスティ・インターナショナルによる、朝鮮民主主義人民共和国への勧告事項
食糧の権利
・ 食糧が、最も必要とする人たちに届くことを確実にするために、世界食糧計画による早急かつ自由な訪問を認めること
・ 食糧支援の配給について、差別がなく、必要性に応じて行われるよう保証すること
・ 十分な食糧へのアクセスが、弱い立場にある層や障害を持つ人びとの層に優先的に認められるよう保証すること
人権監視団の訪問
・ 国連の、食糧への権利に関する特別報告者、意見と表現の自由に関する特別報告者、宗教と信条の自由に関する特別報告者、そして特に朝鮮民主主義人民共和国の人権状況に関する特別報告者などの独立した監視者を招聘すること
・ アムネスティをはじめとする独立した人権団体が同国内を調査し、人権状況を監視できるよう、そうした団体を招聘すること
移動の自由の権利
・ 同国を許可無く出国しても犯罪行為とならないように同国の刑法を改正し、国内外を旅する際に必要とされる許可証を撤廃すること
・ 出国者が強制送還されたり、拷問や虐待にさらされないよう保証すること
言論や表現の自由の権利
・ 同国憲法および関連する国際人権文書にある、表現の自由および宗教の自由を、実際に、完全に保障すること
拷問およびその他の虐待
・ 刑務所における囚人に対する拷問ならびにその他の虐待および強制労働を直ちに止め、囚人の処遇への国際基準を確実に適用すること
・ 収容所および留置所の状況を改善して最低限の国際基準を満たすようにすること
死刑
・ 公開処刑および裁判無しの処刑を直ちに止めること
・ 死刑廃止への第一歩として、死刑の正式な執行停止を導入すること
拉致および強制失踪
・ すべての拉致および強制失踪を公に非難し、直ちに止めさせること
・ 拉致および強制失踪に関する過去および現在の申し立てを徹底的、且つ独立して公平に調査すること
・ 拉致あるいは強制失踪の被害者全員の消息および行方に関する政府としての正確で決定的な情報を作成すること
・ 拉致ないし強制的失踪の被害にあった人びとは、国際法に合致した明らかな犯罪事実で起訴されない限り、自らが望めば、同国を離れることができるよう保証すること
以上
複写送付:
鳩山由紀夫 内閣総理大臣
外務省総合外交政策局人権人道課
添付資料:
アムネスティ・インターナショナル報告書
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=725
(以上、アムネスティ・インターナショナル日本のサイトより)
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の人権問題にアクションを
アムネスティ・インターナショナルは、2009年2月24日、国連人権理事会に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の人権問題に関する文書を提出して、同国内で行われている人権侵害に対して国連や国際社会に対して行動を要請しています。
またアムネスティ・インターナショナルとアムネスティ・インターナショナル日本は、岡田外務大臣に対して個別に文書を送付して、今年12月に行われる国連普遍的定期審査(UPR)の場で人権理事会の理事国として同国の人権問題解決のために発言し、同時に関係諸国に働きかけるよう要請しています。
同国内で声を上げられない人びとに代わって声をあげてください。
外務大臣にハガキを送ろう!
1.ハガキの裏表をダウンロード
http://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/appeal_card_N-korea.pdf
2.ハガキ大の用紙に印刷
3.署名をし、70円切手を貼って投函
ハガキPDFをダウンロードする
http://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/appeal_card_N-korea.pdf
朝鮮民主主義人民共和国についてもっと詳しく・・・
・食料の権利保障と人権監視団の受け入れ
http://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/NKorea_Info_food_print-ja-a1.pdf
・移動の自由、言論および表現の自由
http://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/NKorea_Info_movement_print-ja-a1.pdf
・拷問、死刑および拉致
http://www.amnesty.or.jp/uploads/mydownloads/NKorea_Info_torture%20dp_print-ja.pdf
補足説明
2009年2月24日にアムネスティ・インターナショナルが国連人権理事会に提出した朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に関する国連普遍的定期審査(UPR)への文書にもとづく要請です。審査において同国の人権問題を多数の国が取り上げることによって国連人権理事会が実効ある勧告を出すことを期待するものです。日本国政府に対してはあわせて文書により人権監視機関等の同国国内への受け入れと、調査に対して同国が説明責任を果たすよう要請しています
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2798
日本支部声明 : 朝鮮民主主義人民共和国の人権問題に関する、岡田外務大臣への要請書
アムネスティ・インターナショナル日本は、本年12月に国連人権理事会において、朝鮮民主主義人民共和国の人権状況に関する普遍的定期審査が予定されていることを踏まえ、日本政府が、今回の普遍的定期審査において、同国の人権問題を積極的に取り上げ、人権状況の改善を同国および関係各国に働きかけるよう要請する外務大臣宛ての要請文を発表いたしました。
外務大臣 岡田 克也 殿
2009年12月に国連人権理事会において朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の人権状況の普遍的定期審査が行われることが予定されています。アムネスティ・インターナショナル日本は、貴職に対して下記のとおり要請します。
記
一、 人権理事会の理事国として、また同国と歴史的にも深い関わりをもつ隣国として、同国の人権状況の改善のため、普遍的定期審査において同国の人権侵害問題について積極的に発言し、且つ関係各国に働きかけること。
二、 アムネスティ・インターナショナルが懸念し、勧告している以下の人権問題に対して同国が透明性のある説明責任を果たすことを保証するよう、他の理事国および同国に働きかけること。
なおアムネスティ・インターナショナルが朝鮮民主主義人民共和国に関して、国連普遍的定期審査へ提出した文書の概要は以下の通りです。普遍的定期審査に基づく情報作成のための一般的ガイドライン(General Guidelines for the Preparation of Information under the Universal Periodic Review)に基づく情報を提供したものであり、同国に対する勧告を行っています。
2009年11月24日
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
理事長 藤田真利子
※アムネスティ・インターナショナルによる、朝鮮民主主義人民共和国への勧告事項
食糧の権利
・ 食糧が、最も必要とする人たちに届くことを確実にするために、世界食糧計画による早急かつ自由な訪問を認めること
・ 食糧支援の配給について、差別がなく、必要性に応じて行われるよう保証すること
・ 十分な食糧へのアクセスが、弱い立場にある層や障害を持つ人びとの層に優先的に認められるよう保証すること
人権監視団の訪問
・ 国連の、食糧への権利に関する特別報告者、意見と表現の自由に関する特別報告者、宗教と信条の自由に関する特別報告者、そして特に朝鮮民主主義人民共和国の人権状況に関する特別報告者などの独立した監視者を招聘すること
・ アムネスティをはじめとする独立した人権団体が同国内を調査し、人権状況を監視できるよう、そうした団体を招聘すること
移動の自由の権利
・ 同国を許可無く出国しても犯罪行為とならないように同国の刑法を改正し、国内外を旅する際に必要とされる許可証を撤廃すること
・ 出国者が強制送還されたり、拷問や虐待にさらされないよう保証すること
言論や表現の自由の権利
・ 同国憲法および関連する国際人権文書にある、表現の自由および宗教の自由を、実際に、完全に保障すること
拷問およびその他の虐待
・ 刑務所における囚人に対する拷問ならびにその他の虐待および強制労働を直ちに止め、囚人の処遇への国際基準を確実に適用すること
・ 収容所および留置所の状況を改善して最低限の国際基準を満たすようにすること
死刑
・ 公開処刑および裁判無しの処刑を直ちに止めること
・ 死刑廃止への第一歩として、死刑の正式な執行停止を導入すること
拉致および強制失踪
・ すべての拉致および強制失踪を公に非難し、直ちに止めさせること
・ 拉致および強制失踪に関する過去および現在の申し立てを徹底的、且つ独立して公平に調査すること
・ 拉致あるいは強制失踪の被害者全員の消息および行方に関する政府としての正確で決定的な情報を作成すること
・ 拉致ないし強制的失踪の被害にあった人びとは、国際法に合致した明らかな犯罪事実で起訴されない限り、自らが望めば、同国を離れることができるよう保証すること
以上
複写送付:
鳩山由紀夫 内閣総理大臣
外務省総合外交政策局人権人道課
添付資料:
アムネスティ・インターナショナル報告書
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=725
(以上、アムネスティ・インターナショナル日本のサイトより)