アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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北朝鮮のミサイルよりも親父とのトラブル対処の方が一大事

2016年02月10日 08時25分48秒 | 当ブログと私の生い立ち
 うちのブログの自己紹介文にも北朝鮮の文字があるので、今ニュースで盛んに流されている北朝鮮の「ミサイル」騒動について、まず書いておきます。
 「ミサイル」「ミサイル」と大騒ぎしているが、ただの人工衛星だった事は、米国も認めているじゃないか。ミサイルだったら、なぜ空中でロケットの切り離しが行われ、大気圏外に出て、地球の周回軌道をいつまでもぐるぐる回り続けているのか?
 もちろん、それが軍事転用されるおそれは多分にあるが、それはどこの国も同じ。この前の、北朝鮮による信ぴょう性も定かでない「水爆」実験にしても、問題なのは北朝鮮やイランだけじゃない。米・英・仏や中・ロも、インド・パキスタンやイスラエルも、核兵器を恫喝の道具に使う核保有国の姿勢を全て問題にすべきだろう。核兵器が問題だと言うのであれば。
 北朝鮮による拉致事件にしても、同様に、米国等が中南米やアフリカで、自分達の息のかかった軍事政権や民兵を使って行ってきた、野党指導者や労組活動家などに対する拉致や暗殺も全て問題にすべきだろう。拉致が人権侵害だと言うのであれば。

 そもそも、それ以前に、「今にも北朝鮮が日本に攻めて来る」と大騒ぎしている奴らが、なぜ同じ口で、アベノミクスや、カジノや、東京オリンピックや、大阪都構想なんかにうつつを抜かしていられるのか?なぜ、日本海側の新潟や福井、島根に原発を大量に稼働して平気でいられるのか?もし、本当に北朝鮮が核攻撃して来るなら、わざわざ「ここに撃ち込んで下さい」と言わんばかりに、日本海側に原発を林立させないだろう。アベノミクスにうつつを抜かしている場合じゃないだろう。
 もっと言えば、北朝鮮の強制収容所や難民問題を声高に主張しながら、なぜ日本国内の貧困問題には冷淡でいられるのだろうか?餓死が起こっているのは何も北朝鮮やアフリカの途上国ばかりではない。この日本国内においても、昨今の格差社会の広がりによって、毎年、千人以上もの人間が餓死している。マスコミが取り上げないだけで。最近ようやく、中高年の派遣問題や母子家庭、最貧困女子の問題が少しはマスコミにも取り上げられるようになったが。国内では「餓死も自殺も貧困・格差も自己責任」なんてうそぶいておいて、北朝鮮に対してだけ聖人君子みたいに振る舞うのは、偽善でしかない。
 何度も言うが、北朝鮮に起こっているこれらの問題は確かに重大だ。であれば尚更、日本国内における、これらの問題にも、同様に目を向けるべきだろう。その問題をろくに報道しないまま、「北朝鮮のミサイル」ばかり大騒ぎするマスコミでは、もはや太平洋戦争の時の政府による「大本営発表」とちっとも変わらない。
 少なくとも私にとっては、「北朝鮮のミサイル」問題なんかより、昨夜の親父とのトラブルへの対処の方が、よっぽど重大事です。(≧▽≦)
 では、とりあえず親父との一件の概略をば。

 夕食時に、親父:「焼き芋焼いたから食わんか?」(下の上段写真参照)  私:「夕飯食ったばっかしやし、朝もパン食べなければならないので要らない」
 親父:「じゃあいつ食うのか?」、暫くしてまた「焼き芋要らんか」  私:「要らん」、
 親父:「おい、自分勝手も大概にしろ!そんなにワシの作った食事が気に入らないなら、この家を今すぐ出て行け!」
 私:(はぁ~?また始まった)
 親父:「この焼き芋は高かったのに!もう90歳近くになるワシにいつまでも家事させて!もう今日から食べた後の洗い物や片付けはおまえがしろ!」
 私:(またかよ。別に焼き芋なぞ買って欲しいと言った覚えはないのに。食事の用意や家事分担も、元はと言えば、親父が勝手に食事も家事もワシがやると言い出したんじゃないか。自己チューも大概にせえよ、と呟きながら)洗い物と後片付けを済ませる。
 そして、入浴後に気を取り直して、私が親父に「例の焼き芋、朝食代わりに食べるわ」
 親父:「あの焼き芋はな、こうやってビニール袋に入れて、袋の口は開けたまま、レンジに×分間入れて…」と、夜中に書き置きレシピまで残して、こと細かに説明w。以上が昨夜の出来事のあらましです。

 親父にしてみれば、ただ「要らん!!」と言うだけでなく(私はそんなに強く「!!」と言った覚えはないのですが、親父にはそう聞こえたらしい)、「親父、今は要らないけど、朝にでも食べるわ」と優しく言って欲しかったようですが、じゃあ、なぜそれを先に言わずに、焼き芋を洗い場の方に押しやって、飯のお代わりを勧めたのか。そんな事なら、飯のお代わりを勧める前に、焼き芋を、もっと分かりやすい所に出しておいてくれば良かったのに。

 そもそも、たかが飯一つ食うだけで、なぜここまで気を使わなければならないのか。食事の用意にしても、お袋が亡くなった時点で、家事分担や食事をどうするかについて、お互い負担にならないように、もう今後は宅配弁当を注文する事も含め、親父と話し合ったはず。にも関わらず、いつのまにか親父が「ワシがやる」とばかりに、しゃしゃり出てきて、自分で勝手に作り出したのだろうが。
 そして、私が見るに見かねて、手伝おうとしても、少し自分のやり方と違うからと言って、それまでろくにやり方を説明もしなかったくせに、「お前、普段わしのやり方を見ていたくせに、まだそんな事も分からなかったのか!」と、怒り出すから、もう私も嫌気が差して、何も手伝わなくなったのだ。そのくせ、残業で帰りが遅くなるのを機に、私が外食を始めた途端に、今度は「食材が余って仕方がないので、今まで通り家で夕飯を食べてくれ」と頼む始末。





 他にも、まだまだ親父には言いたい事は山ほどある。私には偉そうに「栄養バランスが大事」と言いながら、自分はサプリメントや薬漬けの生活(上の下段写真参照)。「ビタミンは欠乏症だけでなく過剰摂取も有害なのだ。サプリメント等の特定保健用食品は、薬事法による規制の対象外なので、粗悪品も一杯出回っている。そもそも、普段から栄養バランスに心掛けていたら、こんなサプリメントに依存する必要なぞ無いのに」といくら言っても、親父は一切聞く耳持たなかった。
 それで、夏はソーメンばかり、冬は牡蠣鍋ばかり。かと思えば、「納豆は健康に良いから」と、エンドウの卵とじに冷奴、納豆と、豆だらけのオカズにしてみたり。それでなくても心筋梗塞で入院した事もあり、今も内蔵にステントという人工パイプを身体に挿入している身で、本当はコリステロールの高い牡蠣なぞ食べてはいけないのに。これの一体どこが「栄養バランスに心掛けている」のか。

 そもそも、自己チューなのは親父の方だ。今でこそ私に優しいが、70歳くらいまではお袋や私にしょっちゅう暴力をふるっていた、パワハラ親父だったくせに。それも、もう何十年も前の話になるが、地元の中学校で虐め事件が発覚し、教職員組合が校長らの事件隠ぺいを批判するビラを地域にまいた時も、親父は一方的に教組の先生方をトラブルメーカー呼ばわりしていたので、私が、どういう意見を言おうとしたかもう忘れたが、「民主教育が…」と一言言った途端に、「民主教育」という言葉だけに反応して、私に罵声を浴びせかけた事を、今でも鮮明に覚えている。
 そのくせ、目上や強い奴にはペコペコ。私が今の職場で、M=宮バカ(まだ一応仮名w)から、労災事故にかこつけて、難癖つけられ損害賠償を吹っ掛けられた時に、私が個人加盟の労働組合に入って、会社の労災隠しや宮バカの嫌がらせと断固闘う姿勢を示したのに対しても、親父は会社や宮バカの不正には何も言わず、私が会社に提出した事故報告書の文面にまで、「これは書き過ぎではないか」と、あれこれ干渉してくる始末。
 そんな矛盾だらけの親父から、自分勝手だの半人前だの呼ばわりされる筋合いなぞ、これっぽっちも無い!
 少なくとも今の私にとっては、「北朝鮮のミサイル」問題なんかより、この親父とどう折り合いをつけていくかの方が、よっぽど一大事です。 
コメント (2)
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