我が家の別荘入手や山荘建築などそれ程、夢を抱きわくわくする期間がなく通りすぎてしまった。
それと言うのも突然、いとも簡単に手付けを打って原村に土地を購入。
一度はキャンセルするも結局戻っ来たのも同じ原村の同じ別荘地である。
山荘建築も何度も建設業者を当たることもなく最初に訪問した別荘建築キャンペーの業者に決めてしまった我が家。
そんな状況を思うと楽しい夢見る期間が我が家には存在しなかった。
一番楽しいと言うか、一番美味しい時期を無碍に通り過ぎてしまったのである。
通り過ぎたとと言うより、現実は存在しなかった。
最近、自分自身のブログや他の方のブログを見るにつけ夢見る小屋を建てて見たいと思い描くように成ってきた。
前回の轍を踏むこと無しに、今回は土地の選択も家の建築にも時間を掛けて夢を膨らませて見たいと夢見ている。
ぼんやりと思い描く家は海辺の海岸の家である。
それも沖縄の地に。
小さな平屋で自宅から、東シナ海に夕日が落ちていくのを眺めながら只々ぼーと遠くを見ている姿を思い描いている。
我が家から海岸までの間には他人の家も、人工的な構造物も目に入らずにすむ地を思い描いている。
廃屋になった沖縄の古民家を改築して自分の夢を満載に盛り込んで建築して見たい。
都会や別荘などの家屋ではなく、沖縄の歴史を彷彿とさせる佇まいにあって、使い勝手と沖縄の歴史的な形式を損なう事無く水周り等のみモダンも兼ね備えた家を。
山(原村)と海(沖縄)と都会(東京)の三箇所を生活の拠点にすることを夢見ている。
目の前が海だから、水泳が好きだからと言って、海水浴が主目的ではない。
海に沈み行く夕日を何も考えずに音楽を聴きながら時が過ぎ去って行く、時の間(はざま)に身を委ねたいのである。
定期的に送られてくるJTBの小冊子に沖縄ロングホリデイ7日間、13日間、25日間の三種類のツアーが組まれていた。
その一、
ムーンオーシャン宜野湾ホテル&レジデンス・その二、
AJ恩納ビルリゾートホテル・その三、
ホテルマハイナウェルネスリゾートオキナワの三つのお宿のフリープランで、航空機代込みで最低の7日間で何と驚きの59,800円(2名一室一名の料金)である。
一寸高い宿の一泊二名の料金より安いのである。
来年は最低でも一週間、出来れば二週間程度逗留してレンタカーで希望の地を探索して見たい。
日本で行っていない唯一つの県が沖縄であり、台風問題もあるが、沖縄の地に居を構えて見たい。
自分の心に強く沖縄の地が影を落としたのには理由がある。
人生の楽園で観た、秋田の農家の老夫婦の番組である。
秋になり農作業が終わると、軽自動車にキャンプ用品を積んで沖縄の地に月日を掛けて向かうのである。
宿に泊まることもなく、小さい車での車中箔である。
若い2人ではない、苦労も多いはずであるが、オオカバマダラの渡りの如くの毎年の行程。
この2人の沖縄の地へ到着してからの生活を見てから、沖縄の地が深く刻み込まれたのかもしれない。
そんな夢を実現すべく、来年は沖縄へ。
少し前は海抜をそれ程認識していなかったが、最低でも10メートルを超える高さを考えている。
古民家の改築と夢を膨らませて二三年以内には実現したいものである。
実際、実現できるか否かは別として、建築を始めるまでの夢を実現するまでの工程が楽しいのである。