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週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

§ ジェネリック医薬品

2010年11月13日 00時00分01秒 | たわごと(少し硬派に振って)

以前に告知した"たわごと"です。スルーするもよし、読むも良しと言う事で。

COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)も名古屋で開催されていたが、先進国側と開発途上国・後進国等との協議が整う事が出来、生物遺伝資源の利益配分を定めた「名古屋議定書」を採択して、閉会する事が出来た。ペニシリンの時代から先進国は世界の国々に赴き、土壌等に棲息するバクテリヤ等の微生物&草木を採取して医薬品などの開発に努めてきた。開発の元になる資源を提供しても何ら恩恵(薬の使用、対価の提供)を受けない途上国などとの対立が解けるとは思っていなかったが、議定書が整い大変良かった。

何ゆえに、ジェネリック医薬品を論じる前に生物多様性を述べたかと言えば、世界各地のミクロの生物から大きな植物樹木等を元にして新薬開発されているからである。新薬開発には時間と巨額の経費が掛かる。経費が掛かるから途上国に行って勝手に資源を搾取してきて良いと言う気は無い。反対に、シンガポールの制度のように成功裏にはその対価を支払うべきである。では、その開発にかかる巨額の経費を何処が負担すべきかと言う事になる。

ここ十年前後、目ざとい薬効作用の高い新薬が開発されていない。先にも述べたとおり新薬の開発には巨額の経費が掛かる。新薬の特許が切れたからと言って、ぞろぞろと後発医薬品(ジェネリック医薬品)を多用する事が良い事のような風潮が気に成るのである。開発者の権利が十分守られない所に薬の開発はおぼつか無いと思うからである。その事が新薬開発のペースを落としていなければ良いのであるが。

先発医薬品と後発医薬品(ジェネリック)においては完全に同じものではないとの意見も沢山存在する。製法その他について完全に先発メーカーが情報を開示するわけでは無いからして当たり前と言えば当たり前であるが。後発メーカーは先発メーカーの投資した開発経費を負担する事無しに薬を作る恩恵に浴しているのである。経費が掛かっていない分低価格で医薬品を提供できると言うメリットがある。金の切れ目が命の切れ目とならないためにも重要な医薬品であることは勿論である事は、言を俣たない。

しかし、報道されるようにジェネリック医薬品が多用されて普及する事が良い事なのであろうかとの提言である。

正しい権利は金銭的にも担保されなければならないはずである。苦労して造り出した新薬である。あたかもジェネリック医薬品を使うことが良い事であるかの如くの風潮が気に入らないのである。国民の医薬品に対する負担は巨額に上るため、医療費亡国論が囁かれたこともあった。でも、この事とジェネリック医薬品の問題は別であると考えている。ジェネリック医薬品を負担する健康保険組合や国民健康保険や共済組合などは医療費負担に悲鳴を上げているから、ジェネリック医薬品を推奨するわけである。

でも、今日の負担軽減が将来の医薬品の開発を遅らせる事になるのではないかと危惧している。低価格で誰でも医薬品を手に入れられる社会であるとともに、新薬の開発を妨害しないための方策が必要だと痛切に思うからに他ならない。

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#272 -’10. 宿の部屋からの御嶽山

2010年11月12日 00時00分01秒 | 温泉&宿

今回もJTBの優雅・華やぎ宿泊プランで宿を予約した。

こちらの宿は、宿泊者のアンケートに依るポイントで23点(25点満点)の高得点である。

つたや季の宿・風里(かざり)の一般的なお部屋での宿泊。

特に露天風呂が付いている部屋ではない。

それでも、取り立てて素晴らしいお部屋に泊ったわけではないが、満足感のある素敵な宿だった。

お部屋のデッキの先に見えた御嶽山を。





前日は雨が降り出してきてしまったが、一夜明けた11月3日は雲は多いものの綺麗に御嶽山が見えた。

只、山頂部は雲のかかっているのが少し残念である。


 

朝食前に車に行っていると家内から電話が。

御嶽山が雲の合間からのぞいてきたので早く戻って来ればと。


朝日を浴びる御嶽山です。勿論宿泊したお部屋かです。




首を左手に向けると。



畑の先に白樺を植栽したようである。



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#271 -’10. 道の駅 日義木曽駒高原

2010年11月11日 00時00分01秒 | 長野県の名所旧跡

峠の我が家を出発して宿に着く前に寄った道の駅・日義木曽駒高原です。

天気も悪くなって来たこともあり寒い中での買い物です。




施設の方が作ったようなので、こちらの一輪挿しも。




信州地区限定販売のプリッツです。

勿論お買い上げです。


流石に林檎の本場です、色々の種類の林檎がカゴに入っていた。


林檎らしい色をしているこちらのふじをかったかも。





道の駅で手に入れた戦利品です。

 

 

 

 

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#270 -’10. 冠雪した蓼科山

2010年11月10日 00時00分01秒 | 原村の自然など

宿を発ち原村に戻って来ると八ヶ岳の高い峰々も蓼科山も淡い雪化粧である。

前日の11月2日に降った雨が高所では雪になった模様。

前日、水抜きをせずにヒーターの電源のみいれて宿に向ったが、この日は手抜きの水抜きをして東京に帰る。

雪を戴く蓼科山。




標高の少し下がった八子ヶ峰では雪にならなかったようだ。




手前の紅葉の木にピントを合わせて一枚。


蓼科山に向う方面は一面の黄色い落葉松の紅葉である。

いよいよ水抜きシーズンの到来。

このシーズンになると別荘に訪れる人がメッキリ減ってしまう。

夜空の星などが大変良く見えるシーズンなんだが。

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#269 -’10. つたや季の宿・風里(かざり)の夕食

2010年11月09日 00時00分01秒 | 温泉&宿

最近の我が家の宿の決め方は10年ぐらい前と少し変わってきた。
それは、観光地などを巡り宿泊する場所を得るためのものではなくなってきた。
宿そのものが目的地である。
美味しい物を食べて温泉に浸かる事が主目的になって来た。
その為、チャックインできる時間には既に宿についている事も多い。
今回宿泊した”つたや季の宿・風里”でも指定した午後2時にチャックインした。
峠の我が家を出てから寄ったのは、道の駅のみである。
奈良井宿を初めこの近辺の観光地も一度は訪れている事も影響している。

宿を予約して出発する数日前に観光地など寄り道する所を検索して帰宅する日に九蔵峠展望台地蔵峠展望台に寄り道しただけである。
観光もそこそこに帰るのは、休日や日曜日に中央高速の渋滞も大きな要因ではあるが。

その主目的の宿の料理を。

食事処のレストランに着くと素敵なテーブルセッティングがなされていた。
まな板のような上に綺麗に並べられていて、料理の説明をしてくれた。
オートフォーカスの積りがマニュアルモードになって居た為ピンボケですが。


 
 
本日の献立です。

           霜月の御献立

開田の雫
   柚子酒

風里秋の彩り
   一、子持鮎有馬煮
   一、味噌床玉子柿見立て
   一、零余子と銀杏の松葉
   一、銀杏豆腐(湯葉、クコの実、山葵)
   一、月見兎貝柱雲丹焼き
   一、紅葉カステラ
   一、茗荷寿司

秋の味覚ニ味ジュレ掛け
   一、焼茄子と蒟蒻タピオカの美味ジェリー
   一、土佐酢ゼリー掛け
       (柿、海老、法連草、山芋、穂紫蘇)

星月夜
  満月真丈雁渡り鳥見立て澄まし碗 
   紅葉冬瓜、 紅葉人参、 月大根
   焼き鮑、 松茸、 三つ葉、 南瓜、 人参

秋桜
  生ハムと秋の野菜のお造りにて
   紅芯大根、 大根、 人参、 海糸草、 レタス
   胡瓜、 アロエ、 アスパラ、 プチトマト二色
   水菜、 クレソン、 フリルリーフ、 チャービル
   香草ドレッシング

星流る
  本日の客前一品料理

秋澄む
  信州サーモン柚香サラダ焼き
   ポテトサラダ、 筆生姜、 紅葉丸十
   公孫樹南京

銀河
  信州地鶏風里鍋
   信濃地鶏、 椎茸、 榎木茸、 占地茸、 鮑茸
   舞茸、 水菜、 巻白菜、 牛蒡、 豆腐、 五平餅
   近江蒟蒻、 柚子胡椒

お食事
  御嶽山天然水使用 栗ごはん
   香の物、 赤出汁

水菓子
  フルーツコンポート和風パフェ
   林檎、 パイン、 抹茶アイス、 小倉、 白玉
   メロン、 渋皮栗甘露煮、 ミント

         つたや季の宿 風里
   





猫の好きな家内向きの猫の箸置きです。
丸く鍋猫の様である。




食前酒の柚子酒を撮り損なっていた。
陶磁器の杯。
美味しい食前酒だった。



生ビールを注文したらドイツのジョッキーのようなもので陶器製らしい。
ヤッパリ、生ビールが一番美味い。
このクリーミーな泡。




風里秋の彩りとは素敵なネーミングです。



説明を聞いていなければ、良く見ることも無く口の中に入ってしまうところだった。
お月様に居る兎さんである。
その後ろのアンポ柿に模してある料理にも感心してしまう。
日本料理ですね。




銀杏豆腐。
銀杏の美味しい季節になりました。



こちらが土佐酢ゼリー掛け。




器の下に木の葉が敷かれていた。
色付いた柿の葉が下に敷いてあるとは日本食は芸術だとつくづく思う。



で、こちらが焼きナス・・・・・の美味ゼリーか。




椀物一つとっても手の込んだ目にも美味しい料理を感じさせる。
満月の月をバックに飛んでいる雁でしょうか。



薄くスライスした人参を型で抜き取るのかも知れないが、素敵な水鳥が秋を感じさせる。
お碗の蓋に載せて一枚。




注文した冷酒は風里の特注で、製造元は七笑酒造。
美味しいお酒でした。
ロックの入った器にはタオルが添えられていた。
冷酒を持ち上げる時に水滴を拭ける心憎い配慮である。



江戸切り子のような素敵な杯である。



JTBに宿を予約した時、注文した特別料理の馬刺し。
滝の湯でも注文したが、美味しい事。
馬には少し可哀想だとおもうが。
柚子か、かぼすか分からないが、一ひねりされている皮。
手が込んでいる。



添えてある妻類もおいしいが、山葵は野菜に見立てて造られていた。




運ばれて来る調理が一工夫されていて、目にも優しく嬉しい限りである。



ここ風里では直ぐ前に自家製の野菜畑が造られている。
それらの野菜で造られた料理なのかも。



生ハムにドレッシングを掛ける必要はなかったが、これはこれで美味しかった。




本日の客前一品料理として熱々のものを目の前で作ってくれる。




我が家のテーブルの番になりました。



丹精こめて創ってくれているのが伝わって来るから嬉しくなります。



玄米おこげご飯の餡かけです。
揚げているから超熱々です。
美味しかった。




料理の配膳の時の方法が凝っている、この信州サーモンの時もご覧のように。







各自の器に綺麗に取分けて、盛ってくれる。




信州地鶏風里鍋ですが、運ばれて来たときに既に入っている具材と玉手箱に入っているものが分かれている。



給仕してくれている男性の方が玉手箱と呼んでいた。



こちらが既に入っていた食材。




こちらが玉手箱の中身。
美味しそうな地鶏など。



夕餉もいよいよ終盤です。
暖かいご飯と、汁物が運ばれて来ました。



秋を実感せずにはいられません。
大好きな栗ご飯です。
料理を鱈腹食べているのに、自分のみこの栗ご飯を御替りしてしまった。



各テーブルの食事の進み具合で次の料理を最適な食べ頃の時に配膳せなばならない。
待つことも、食べ終わったお皿を下げるタイミングも絶妙で全くストレスを感じなかった。
実はこれが難しい。
美味しい料理と素敵な時を味わう事ができた。




自分の大好きな水菓子・デザート・スイーツであった。
器の下に敷枯れていた手毬の和紙が素敵であった。
総てに細かな演出が施されていた。



栗ご飯を御替りしたのに、水菓子は全くの別腹でした。

6時10分に席に付き、7時55分に終わった美味しいひと時であった。

信州の山の中でも最近は海の幸が簡単に食卓に上るようになった。
今回、信州サーモンを別にして鮪などのお刺身類はでなかった。
それでも、そんな事を全く感じさせない満足感のある美味しい料理でした。

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#268 -’10. 鉢巻道路に見つけた秋

2010年11月08日 00時00分01秒 | 原村の自然など

レインボーラインより標高が高い分もあり鉢巻道路は秋本番。
撮影は11月2日の往きの日です。
光線の当たり具合がイマイチでしたが、目に映る景色は一番良いころ。
数年前から鉢巻道路の道路脇の針葉樹を伐採して落葉広葉樹に植え替えている事も貢献しているのか、年々鉢巻道路の紅葉は美しくなって来た。

それでは、小淵沢から大平を曲がり、原村へのお気に入りの道を解説抜きで。

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撮影は総て携帯電話。
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#267 -’10. 南信州.com

2010年11月07日 13時35分59秒 | 長野県の名所旧跡
フリーペイパーの南信州.comです。
諏訪・蓼科・八ヶ岳地区が南信に入る事に何処と無く違和感を覚えないでもないですが、信州の方にとっては紛れもない南信なのかもしれない。
今回、日義木曽駒高原の道の駅で手に入れた。


情報量も多く大変嬉しいフリーペッパーである。
2010年夏秋号と言う事で既に17巻を数えている。
たてしな自由農園でも見たことがあるような・・・・?




千畳敷カールは二度ほど訪れた事がある。
一度は真夏の登山で、千畳敷まで駒ケ岳ロープウェイで上り上松に下り下りたとき。
後の一度は5月の連休で家族全員で千畳敷までロープウェイで上ったことである。
その時は、千畳敷の駅の近くに有る神社の鳥居のトップが雪に少し顔を出しているだけであった。
秋の紅葉の美しい時期にも訪れた見たい。




三枚の画像はスキャナーで取り込んだものです。
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§ 技術の伝承(そのニ)

2010年11月07日 00時00分02秒 | たわごと(少し硬派に振って)
長閑な原村とは関係ありませから、スルーしていただいても何ら問題はありません。

急激な円高で日銀が円売り介入したとの報道で半年前の記事を先日アップした。
しかし、昨今の社会情勢の変化はすさまじい速さである。
半年も経つと記事も陳腐化してしまう。
そんな事もあり、そのニを書くことにした。

技術立国であると殆どの日本人が思っている日本のもの造りの技術。
それは既に廃れ始めていると書いたが、そんな生易しい段階ではなくなっている。
製造に拘る総てのものが日本で物を造ることを許容しない社会になってしまった。
工場を作るための初期投資。
土地代から建築資材・建築経費など総て。
電力料金などの高止まり。
企業にかかる税率も高止まりである。
一年間の民間企業の人件費が過去最大の下落幅といっても諸外国(アジア諸国)に比べたら高いこと。
そんなハンディーキャップを背負って企業は競争に打ち勝たねばならない。
そこに追い討ちをかけて来たのが今回の円高。
瀕死の病人に引導を渡すかの如くの円高である。


他の国が作る事が出来ない時代であれば問題には成らなかったこれらの諸問題も今では日本の技術が流出しているから問題である。
定年を迎えた高度の技術&頭脳を持った人々が中国、韓国へと労働の場を求めて移動している。
仕事がないから中国に技術を持って移動するのか、技術を持った日本人が労働の場を移動するから日本から仕事が流れるのか、ニワトリと卵の問題と同じである。
ただ、技術の移動は押し留める事が出来ないことは過去の歴史が証明している。
企業の技術提携でロイヤリティーを取っていた技術がいとも簡単に人の移動と言う安価な対価で達成できてしまう時代なのである。
少しお金を出せば、丸ごと潰れかけた日本の企業を買収してしまえば事済む。
仕事がないから、技術を持っていても存続できないでいる日本企業。
技術移転が完了すれば買収したその企業から給料の高い日本人は解雇されるのは明らかである。
解雇されない為にはその企業にとって有為な存在でなければならない。
または、買収された段階でその企業の賃金体系の中に組み入れられてしまう。

以前であれば人も物の移動もそれほど簡単ではなかった。
それが今では、いとも簡単に人も物もお金も知識も情報も移動してしまう。
そのグローバルな経済の中にあって黒船到来の時のような時代錯誤の日本人が沢山存在する。
FTAが当たり前の事は明白なのに、今回のTPPにすらおよび腰の日本政府である。

企業を誘致する為に地方自治体が優遇処置を行い、地域の雇用を確保する事がある。
工業団地など。
早い話、国家間で企業の分捕り合戦が始っているのと同じ事である。
税率が安く、勤勉で技術水準が一定でその他の諸条件が良ければ適地に企業は移動するのは自明の理である。
なのに、法人税の税率引き下げにすら反対する政党が存在する。
営利企業である株式会社も雇用の場を創出している大切な存在である事を忘れ去っている。
何度も述べて来ているが、能力の無い企業と能力の無い人間だけが残る日本にしてはいけないのである。

以前は新聞紙上などマスメディアに取り上げられた技能オリンピック(通称)がある。
旋盤部門でタイの青年が金メダルを獲得した。
彼の弁に依ると「他の誰にも負けない技術を自分は持っている。」と自信をのぞかせていた。
ホンノ10年前までには考えられない事である。
しかし、技術は確実に移転しているし、反対に日本からは技術の場が無くなって行っているのである。
20年、いや10年もすれば旋盤工すら日本からは消えてしまうかもしれない。
仕事が無い所には技術の伝承はありえない。
趣味として旋盤技術の向上はありえない。
旋盤を例えとして挙げたが、物造り全般に亘って言える事である。
仕事のない所に技術の向上はありえないし、伝承もありえない。
伝承していける環境づくりを急がねばならないのである。


携帯デジタルオーディオを以前に買ったが、その時iPodにするかウォークマンにするか迷った末に音質や日本メーカとの事でウォークマン(A846)を購入した。
値段や周辺機器の充実しているiPodに未練もあったが国産品愛用と言う事でソニー製品を買ったが、製造国はマレーシアであった。
既に日本国内では製造していない。
勿論、iPodも製造企画立案と販売のみアップル社がアメリカで手がけて製造は中国などアジア諸国でおこなっているのだろう。
国産品が欲しくても、既にショウーウンドーには並んでいないのが現実。

技術がデジタル化して外国へ簡単に技術が移転してしまうのである。
日本メーカーの製品をアジアの国々で造り、その取り扱い説明書ですら日本で印刷する必要などない。
日本語が分からない国の人でも自動化された印刷機で簡単に印刷できたしまう。
文字として読めなくても関係ない。
デジタル回線に乗って印原稿の情報は瞬時に外国に転送できるのである。

それ程技術の流失は早いのである。
18歳になった前途有為な青年達に「日本の社会はあなた方を必要としています。」と、言う事が出来る社会を創りださねば成らない。


産業形態も変化していかなければいけないのは勿論である。

金融センターの地として、エネルギー産業の地として、デジタル産業の地として、観光の地として、農業の生産の地として、アニメや映画・芸術の地として。
産業の変化に対応した政治の方向付けも重要であり、善処するなどの時間稼ぎの悠長対応は許されないのである。

画像はメード・イン・マレイシアのウォークマン。

今、聴いているWestlife です。


今朝、この記事の為に撮影。

そのうち、その三を。

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#266 -’10. 初狩PAから

2010年11月07日 00時00分01秒 | 中央高速・他の高速道路

調布インターを入り10分も走れば、八王子料金所である。
この日(11月2日)、東京方面は天気が良く八王子に向う中央高速から雪を頂く富士の峰が見えた。
藤野周辺や大月周辺などの中央高速でも見る事が出来る。

それでは、下りの名所である初狩PAに寄って行こうということになったのがこちらの写真。
既に沢山の方が雪を戴く富士に見とれていた。











写真は総て携帯電話で撮影したもの。

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#265 -’10. 韮崎ICで下りて

2010年11月06日 00時00分01秒 | お山の日記

11月2日は平日の為、久々に通勤割引を使用した。
その為、一旦下りた韮崎で再度中央高速に乗り直すか、それとも一般道を利用して原村へ向うかの選択に迫られた。
最近はレインボーラインも走って居ないので、韮崎から一般道で行く事にした。
レンボーラインの紅葉がどの程度進んでいるのかも見てみたい気持ちもあった。

平日の朝だから車は多いが、渋滞する事も無く順調に流れている中央高速。




韮崎インターを下りてくだって141号に出るところの橋も完全に完成していて共用を開始していた。
今は大変走りやすくなった141号である。



こちらの銀杏も紅葉はまだまだのようだ。




此処を左折して17号へ向うのも我が家の良く利用したルートの一つ。
本日は直進してたかねの湯南へ。




たかねの湯南を左折していよいよ広域農道ことレインボーライン。
この道は実に走りやすくいい農道である。
グランド入り口交差点手前からの八ヶ岳です。




船形神社入り口の交差点。
左折すると若林の交差点へ、右折すると141号から清里へ。



石堂交差点のところに風林火山の看板がるが、只今休館中とある。
大河ドラマのごりやくも薄れて、こちらも戦国の館と同じ運命を歩むのであろうか。




小泉小学校でも校外マラソンの様なイベントが行われていた。
小泉保育園の方向より小学生が駆け下ってきた。
ご父母が旗をだして誘導している。
スポーツの秋ですね。




紅茶のラティスさんの手前のこの牧草地からの八ヶ岳が隠れて名所です。
この日はトラックターが入り作業をしていました。
止らずに通過です。




落葉松に絡まるツタウルシを愛でる積りで走ったもののまだ少し早いようである。



左はフィリア美術館。
此処からの駒ケ岳の雄姿も美しい。




リゾナーレを過ぎて小海線の踏み切りを渡り左折すると馬術競技場。




その競技場の向かいの紅葉です。



右手はスパティオ小淵沢や道の駅など。



左折すると小淵沢IC、直進するとアウトレット。
我が家は右折して大平へ。



いよいよ峠の我が家に向う通いなれた道。

撮影は総て携帯電話による。
鉢巻道路へつづく

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#264 -’10. 地蔵峠展望台

2010年11月05日 00時00分01秒 | 長野県の名所旧跡
九蔵峠展望台の後にお邪魔したのが、これから向う地蔵峠展望台。
従って、訪問したのは同じ11月3日。



九蔵峠は国道361号、こちら地蔵峠展望台は峠越えの1.5車線の細い道。
自分が行った方向は地蔵峠より手前である。



秋の紅葉シーズンであるから細い道には落ち葉が沢山敷き詰められている。
それ程車の通行も多くないと見える。
この辺りは落葉松が多いのか道路を黄褐色に染めている。







展望台の看板。
到着したのが午前9時と40分である。
九蔵峠よりこちらの地蔵峠展望台の方が車も人も沢山、それにマニアらしき方が沢山たむろしている。





少ない駐車スペースに停める事が出来た。
実にラッキーである。
沢山の車が路肩に駐車している。
雲が切れて御嶽山の峰々が姿を現すのを待って居る為か、移動が殆どなく、会話に興じている。
雪を頂く木曽御嶽山の峰。
裾野に広がる紅葉。
被写体としては最高であるから、その一瞬を待っているようである。



この紅葉のシーズン。
嶺に戴く雪。
そんな状況下の御嶽山を訪れる事は我が家にとって簡単ではない。
雲がはれ御嶽山の峰々(継母岳2868m、剣ヶ峰3067m、摩利支天岳2959m、継子岳2859m)が見えなかった事がかえすがえすも残念であった。



それにしても美しい黄色系統の紅葉を堪能する事が出来た。







我が家は雲が切れるのを待つ事無く直ぐにこの場と後にして、来た道を戻った。
狭い道を峠越えしても仕方がないので、木曽馬の里方面に戻った。
中央高速の渋滞を考えると休日や日曜日の行動が制約されてしまう。



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#263 -’10. 九蔵峠展望台

2010年11月04日 00時00分01秒 | 長野県の名所旧跡
11月3日の午前9時20頃に撮影。

開田高原の紅葉見物に来たのが、ここ国道361号の九蔵峠少し手前の展望台からの木曽御嶽山。
361号を走り高山方面に向かう道すがら。
紅葉の綺麗な木々の間から見え隠れしていた御嶽山。




峠に近くなるに従って落石防止の山肌の道路が現れてきた。
この落石注意は、注意しようがないので、走る時はいつも良い気分はしない。
しかし、それにも増して紅葉の美しい事。



赤系統の紅葉の少ないと言うより殆どないが、全山覆い尽くさんばかりの紅葉はこれはこれで実に美しい。



展望台の看板によると、九蔵峠自体は展望台の少し先のようである。
峠は道路での最高標高地点ではあるが必ずしも視界が良い訳ではない。
峠の少し前に木曽御嶽山の素晴らしい眺望の展望台がある。




7号カーブのところが展望台である。



こちらも原村と同じ村である。
何処と無く親近感が湧いてくる。
信州サンセットポイント百選に選ばれている。
ここから素敵な夕日を眺めて見たい物である。




黄色系統の紅葉であるが大変美しいのには、感動を覚えるほどである。




道から少し降りた所に展望台が設置されている。





生憎山頂部は雲に覆われているが、前日に雪が降ったらしく、粉砂糖を撒いたような素敵な姿をしている。




以前に開田高原に来たときと比べると随分変化していた。
時が経っているから当たり前であるが、今回は観光地として整備されていたのには驚いた。
前に来たときは、高原と言う名に蓼科高原のような景観を想像して来て見たら只の田舎であった。
それが今回は時期も良かったし、基盤整備が整っていたのでジックリ時間を掛けて再度訪問したい。



黄色系の紅葉の素晴らしさを教えてくれた開田高原である。







木曽谷や五臓六腑にしみわたるとある。
お酒を呑んだときによく使っている。



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Phone 081 -’10. 木曽御嶽山

2010年11月03日 07時17分23秒 | お山の日記
晴れてきたので御嶽山が見えてきた。
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Phone 080 -’10. 昨日の紅葉

2010年11月03日 07時01分54秒 | お山の日記
小淵沢の馬術競技場脇の紅葉。
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#262 -’10. ツタウルシの紅葉

2010年11月03日 00時00分01秒 | 原村の自然など

10月17日の原村は八ヶ岳美術館の庭のツタウルシを中心に。

清里方面に向かうため鉢巻道路を走ってくると綺麗な紅葉が見えたので、八ヶ岳美術館の駐車場へ。



シンボルツリー前から原村ペンション大通りの紅葉を一枚。




四季折々の姿を見せてくれる八ヶ岳美術館。









色合いの無いモノトーンの中に只一つのツタウルシが真っ赤に紅葉して赤松に絡み付いて登っている姿が好きである。
今回は、その他の紅葉の葉もあり自分のイメージと少し違うのが気に入りません。
それでも、大変美しい事に変わりはありません。




こんな感じが自分のイメージには近いかも。



時期的には小淵沢の道の駅から馬術競技場に向う方面にいつも綺麗なツタウルシを見る事が出来る。
次回の訪問時に時間が有ったら寄ってみたいものである。
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