花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

操り三番叟~お染の七役/赤坂大歌舞伎・一人酔いどれ

2015-09-25 | 文化・茶道
本日千穐楽ですね。

赤坂大歌舞伎-操り三番叟/お染の七役


行こうかなぁ

行きたいなぁ

行かなくちゃ

と遅ればせながらやっとチケット取って



なので席は期待できず


それでも、2階席の3列目ど真ん中でした

まあ、真ん中であることにあまり優位はなさそうでしたが




それでも観てよかった












勘九郎さんの操り三番叟

(操り人形なので)足音なく軽快な動きをする様も、伏せ置かれた様子で周りが見えない状態なのに
人形遣い役の国生くん(中村橋之助さんの長男)の動きにぴったりと合って、驚かされつつとても楽しめました。


七之助さんが七役を演ずるお染の七役

役どころは
油屋娘お染
丁稚久松
久松の許嫁お光
後家貞昌
奥女中竹川
芸者小糸
土手のお六

とにもかくにもこの早変わりがまるでマジック
最初の内はあちらから姿を消したかと思ったらこちらから衣装も髪も変えて別役で登場、というところから
ついには舞台上のちょっとした道具の影に引いたかと思えば即座に早変わりでといった具合

わかっていても観客は「え?え?どうやって?」とざわめくのです。

それ以上に役の演じ分けもすごい。
声、話し方、ふるまい

ほれぼれしてしまいます

中でも「悪婆」とされる役どころ、(婆とつくが年よりではなく)啖呵をきってゆすりをはたらくという
妖艶な毒婦の「土手のお六」はもう、かっこよかったのなんの。




どちらの演目も歌舞伎を見たことのない人でもわかりやすく、また楽しめるものです。





とかいいながらも、せっかく一人で出かけたのだし、と
昼ビアタイムも楽しんじゃいました。

ベルギービール♪




チケット提示で最初の1杯200円引き

につられて











デリリウムカフェ・レゼルブにて






いい休日でした









浴衣でイタリアン/イケメン陶芸家作のナイフレスト(フォークレスト)

2011-08-11 | 文化・茶道

私の愛するマンマイタリアごはんのお店【青山おばんざい食堂 addu mamma】は13日~16日までお休みです




そして、
8月20日は浴衣で青山イタリアおばんざい食堂【 addu mamma】に行こう!

先日来お知らせをしておりますが
来週あたりまでこの記事をトップに入れます・・・しつこくってすみません~

でも、花火も夏祭りも少なく寂しい今年の夏、呉服屋さんもユニクロも浴衣の売れ行きが悪く悲しんでいます。
私もせっかく浴衣を仕立てたのに着ていく場所がなーーーい!
ってことで自分が着たいためにこんな企画をお店にお願いしちゃいましたので是非とも盛り上げたい。

『addu mamma』で浴衣祭=要予約
渋谷区渋谷2-8-3
03-3406-2830

8月20日(土曜日)
18:30~21:00


前菜たっぷり+パスタセットにグラスワイン1杯付で2500円
<ビュッフェスタイルになるそうです>



前菜だけでおなかいっぱいになるくらい7~8種、仕入れによってはもうちょっとプラス?ワインに合う前菜がたくさん出ます。

追加グラスワイン500円~
これでも食べたりない!という方は別料金となりますがメイン料理もお出しできます。

**参加条件**
男女とも浴衣または夏着物でいらしてください
じんべいも可
男性は浴衣でなくても浴衣の女性をエスコートして来てくださればOKです。



当日は髪のセットの相談にも乗ってもらえるようですよ。
楽しみ楽しみ。

あ・・・ヘアアレンジは男性はちょっとムリ?


小さなお店ですので予約制とさせていただきます。
着席できるスペースはありますが人数が多い場合には全員分には
お席が足りなくなるかもしれませんのでご了承下さい。



お店に直接電話予約されるか、こちらのブログにコメントまたは私の携帯アドレスにご連絡下さい。
私宛に連絡をいただいた方の分はまとめて私がお店に予約をします。

一緒に楽しくマンマの料理で飲みましょう♪



私も人に着せてあげられることができればいいんですけどねぇ。
自分で着るのがやっと。

ダーリンで練習してみようかとも思ったけど、考えただけで吹き出しそうなのでやめとこっと。




さて、その【addu mamma】ではオープン以来ナイフとフォークは紙ナプキンに置いてご用意していたんですが



このたび、ディナー時だけはナイフレスト(フォークレストまたはカトラリーレストとも?)が登場することになりました。




なんでそんなことを宣伝しているかといいますと






うふふ♪ 私がプレゼントしたので~~~~

友人の陶芸家さんに特注しました!


イケメン陶芸家 熊本栄司さん作です。

HP - 【陶芸家 熊本栄司の世界】








すっごくいいでしょ♪




彼は三重県四日市に工房を持っています。
四日市といえば有名なのは誰もが聞いたことがあるであろう万古焼きの生産地。
万古焼といえば急須!土鍋!
ちょっとイメージ地味ですね。


ですが、彼の作品はそうではなく・・・詳しいことはHPにて。


ナイフレストは初めてだそうですが、こんな楽しい雰囲気のお茶碗やアクセサりーもあれば世紀末を思わせるような幻想的なオブジェからシブ派手な壁掛け、かと思うと古典的な食器まで多様です。


友達というのは困った時に助けてくれるありがたい存在であったり、半面遠慮無くどっかりと頼ってくるやっかいで
迷惑なものでもあります。
(この場合前者が熊本さんで後者が私ね)

この人のこの作風しかない!と思いこんだらまっしぐらな私は口では申し訳ないなどいろいろいいつつも断固として
「やってもらう」オーラをガンガン出してお願いしたのでした。


その初めての制作依頼であるナイフレスト、こちらからもこういったデザインで・・・と注文をしたものの使いやすい形や
その形に合う図柄までいろいろ考えて作ってくれました。

感謝感激雨霰どころかもう暴風雨的に大感謝!(←時節柄不謹慎発言ですみません)


というわけで、私の気持ちとしてはこのナイフレストは彼と私の大事な大事な愛の結晶です!




・・・えーっと、残念ながら作品に対する愛だけですが。
だって、ちゃんと美しい素敵な奥様がいますのですよ。




そんな風に、まだまだ進化中の【addu mamma】と、浴衣祭りをどうぞよろしく!

そしてイケメン陶芸家・熊本栄司もよろしく♪



2011年10月20日(木)→26日(水)
   『熊本栄司 作陶展』
     名古屋丸栄 8階  『ギャラリーエスパス』



お近くの方、是非!!




「吉村昌也粉引展 うつわがモチーフ」

2009-11-12 | 文化・茶道
今年7月末に蕎麦店「流石はなれ」にふれたブログ記事にTBをいただいた先を訪問してみると・・・


「流石はなれ」で使っている魅力的な粉引きの器を作られている方が銀座で個展をされているという情報が。




事務所から5分程度の近い場所、これは行かなくちゃ!と早速仕事をさっさと切り上げて訪れてみました。









個展パンフレットより
左ページは青磁釉を使ったもの





パンフレットには著作権を謳った文言はなかったもののちょっと遠慮がちに写させていただいたら、すみまっせん!写真のお顔が切れてしまってます。
失礼しましたー。




笠間に「なずな窯」をもたれる吉村昌也さんの器は粉引独特の温かみがありながらどこかきりっと涼やかな印象。




化粧土に透明釉を施した粉引、青磁釉、そして少し渋い緑を帯びた高麗青磁のかかった器。
化粧土にのせられた青磁も高麗青磁もやわらかで釉溜まりがまた美しいのです。
この肌合いや趣はやっぱり薪窯で出る雰囲気なのでしょうかねぇ。


ホレボレ


残念なことに惚れ込むような魅力ある器は高嶺の花でもあるわけでして。。。

いえ、カメラレンズ買うのをガマンすれば手が届くのですがやっぱり今はカメラの方に心は行っているので。


それよりなにより、ちょっとはお洒落して日々の通勤着を買った方がいいんじゃないの?akikoさん!って気もしますが。



そんなわけで目の保養だけ十分させていただいてギャラリーを後にしたのでした。



器は手に入れられなかったけど、吉村さんご本人とお話ができたことがうれしい収獲でした。(ちょっと緊張したけどね)


こちらのギャラリーでの個展は今週14日まで。
工房のある笠間では販売されていないそうですのでこういう機会でないと吉村さんの器にはなかなかお目にかかれないかも。



「吉村昌也粉引展 うつわがモチーフ」
11月14日まで

愛でるだけでも・・・ホレボレしてきてくださいませ


<TKG Editions 銀座>
〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-13 銀座カーサ1F
Tel/Fax: 03-5250-1561
12:00~19:00



そして、いつでも出会えるのは

<流石 はなれ>
東京都中央区湊3-13-15
03-6228-3870
営業時間:12時~14時/18時~20時半(入店)
昼夜ともに予約制
定休日:日・祝日(予約をすれば、日・祝日も営業)
お任せコースのみ(昼4,200円~、夜8,400円~)

熊本栄司 作陶展

2009-06-01 | 文化・茶道
今週末はいよいよ恐ろしい社員旅行です。
幹事の私はもうすでになんだかプランを組んでいる段階でくたびれて「私、行かなくてもいいかも」な気分になってます。

ああ、旅行社に勤めなくてよかった。




さて、『熊本栄司 作陶展』 開催中です。

いよいよ待望の東京進出!!

大好きなオトコマエ陶芸家、熊本さんが待ちに待った東京での初個展を"東急吉祥寺店"で開かれておりまして。。。友人と激励(ただ邪魔しに??)に行ってきました。

東京に彼が来てからというもの・・・雨・雨・雨
雨男でしたっけ???

いやいや、東京空がの歓迎のあまり涙したのでしょう。

熊本さんと言えば、渋派手と言うべきか?炭化焼成された地に一見ド派手な金彩銀彩や泥彩。
真っ白く塗り込めた器に金・ピンク・紫・赤・・・等などの濃い色彩をちりばめた器。
私の印象はこうなのですが。。。




壁には縦80~90センチほどはありそうな大きな壁掛け
この銀彩は酸化して曇ることはない素材だそう

奥の壁掛けは30㎝ほどの小ぶり(?)なもの




黒に金銀って映えるんですよねー
いがいと私、派手好きだったりします

宝くじ1等をどーんと当てて立派な家が持てたら必ずこれを飾るわ!と約束
待っててね。。。???









 





10~12センチほどの花器






鮮やかな赤や黒、流れるような文様も炭化による技

炭化焼成については陶芸家・熊本栄司の陶芸春秋(旧ブログ)にあります












楽しくなるティーカップ






お酒が輝かしく変身しそうなぐい呑み
ゴージャスな気分で飲みたいときに!






古典的な釉薬を使った器もあります

まあね。。。古典的って言ったってそれが始めて焼かれた時には斬新なものだったことでしょうよ
と思うので他の個性的と思える炭化や彩色が古典と言われる時がくるかもしれなかったり?







大作の花器






女性ファン多し!



美しい曲線やキリッとした輪郭の中に危うさがあるような、そんな姿に魅力を感じます。
あ・・・熊本さんのことじゃなく作品のことでしてよ♪




と、なめるように作品を見たあとはお楽しみの「宴会」~


吉祥寺なんて全然わからない3人だったので・・・中央線ならばブログ「ウチごはん&ソトごはん」で探せ~とばかりにチェックして見つけたノ貫(へちかん)の記事を頼りに。


おいしいお料理にお酒もすすみ(お酒がすすんだのは私だけか?)、久しぶりの再会で話は尽きることなくあっという間に時間が過ぎてお開きとなったのでした。



個展は6月2日まで

日程:5月28日~6月10日 (6月2日まで滞在)
場所:東急百貨店吉祥寺店8階工芸品

初釜

2009-02-02 | 文化・茶道
足がごく軽ーく筋肉疲労状態です。
お尻の骨の付近が痛いです。

別に自転車でお出かけしたというわけではなく・・・


なんでだろう?



ああ、そうか
原因は「初釜」だわ。


足の筋肉痛は着物を着るので立ち座りのたびに両足揃えた状態で一気にすっと動作をするから。
お尻が痛いのは足のしびれ対策のための正座椅子バッグのせい。 


正座椅子バッグというのは

一見布製の小さなバッグに見えるけれど、座るとき、底部を上にしてお尻の下に滑り込ませれば外からは目立たぬ台座になり長時間の正座で足のしびれや膝の痛みを防ぐくことができるという便利なものです。  そう、バッグの中は樹脂の台座にごく薄いクッション付、もちろん空きスペースには物が入れられます。


足はこのおかげでしびれにくくなるものの・・・筋肉の衰えたお尻ちゃんにはこの程度のクッションじゃ骨があたってたところが翌日に痛くなるのよ。 



久々に文化的なお話のはずな初釜の話題がこんなですみません。


さて、初釜の様子はというと、みなさん素敵なお着物で集まられて。
人の装いを見るにつけ、また着物やら小物やら欲しくなっちゃうのよねー。

ダメダメ、もうしまう場所がないんだから。 やっと借金も払い終わったっていうのにまた買っちゃったら 
着物購入
→ちびちび支払いのためちょこちょこ呉服屋さんへ赴く
→着物・帯・小物を見て欲しくなりまた購入
→借金増
→支払いに行く
→購入 
という借金スパイラル

に陥るんだから。


でも、すでに今もう"帯締め"・"羽織"・"草履"が欲しい状態になっているのです。

ガマン!ガマン! じっとガマンの子よ!


このガマン、いつまでもつことやら?




お茶事はご挨拶から炭点前~主菓子~席をあらためて濃茶~懐石~薄茶と流れていきます。







表千家のお正月の主菓子といえばちょっと大ぶりな薯蕷饅頭で緑色の餡(白い雪をかぶった松を思わせる)という「常磐饅頭」らしいですが、これは中の餡が茶・黄・桃・緑と重なる「ほうらいまんじゅう」

中国で仙人が住むと言われている蓬莱山をイメージしているものだそうです。



白いお饅頭を割ると中は色とりどり・・・そんなサプライズも楽しいです






お料理は炊きたてのご飯少しと汁物それにお向こうにはお刺身






煮物は蟹しんじょ




等など(まだまだ焼きもの、強肴、小吸い物、八寸、 etcとお料理は続きます)





そして薄茶




なにせ水屋も入れたら20人の集まりなので薄茶のお点前は交代で。。。で、私
唯一持っている訪問着




こうして和やかな内に今年最初のお茶の行事が終わりました。
みんな元気で穏やかな年を過ごせますように。


日本人なので・・・

2009-01-07 | 文化・茶道
お正月、着物は着ましたか?

子供の頃はお正月といえば着物を着るのが(母に着せてもらうんだけど)あたりまえと思っていたし、窮屈だけど特別なお洒落という気がして大好きだったっけなぁ。。。 


浴衣人口はちょっと増えたようだけどお正月に着物を着る人は圧倒的に減ってる気がします。 出歩く場所が悪かったのかしら?



着物って一式揃えるには高価だし、着るにも手間がかかるし、TPOとか、取り合わせとか決まり事も面倒だし、お手入れもお金かかるし、しまう場所も取るし、だんだん着物人口が減ってしまうのも無理はないですねー。


でも、日本の伝統文化を愛する女としては「そりゃー寂しいじゃないの!」と思うのです。 といいつつも、1日、2日、着物に袖を通すつもりがつい面倒になって。。。 3日になってようやく近所に初詣に行くために着ました。


着たのは去年作った紬の着物ですが残念ながら着物姿の写真はありません。

紬はお茶事には着ていけないのでなかなか袖を通す機会が無く仕立て上がってから半年以上たってようやく着ることができました。  

でも・・・
おニューの紬が着たいというよりも実はこの↓帯を締めたかったのです~





縮緬の猫柄帯




かわいいでしょ♪
ちょっと漫画イラストっぽい猫柄なんですがこの愛らしさに一目惚れしてしまったのです。 かわいい柄で地が黒というのがまたお気に入りなところ。



ところがね。。。寒いんで道行(みちゆき=洋服でいうハーフコートのようなもの)を着るものだからせっかくのかわいい帯は隠れて誰にも見てもらえないんです。 T_T



それじゃ何のためにこの締めにくい縮緬の染め帯をわざわざ締めたんだか?

ええ、寒いのガマンして道行を手に持って歩きましたよ。
真冬に水着撮影するモデルさんを思えばなんのその!
(↑モデルさんは仕事でやっとるだよ~)





くしゅん!!



ところで、蚕って桑の葉ばっかり昼夜を問わず食べまくっているのにどうして繭はあんなに白いんでしょうか?

大まじめに考え込んでしまったお正月でした。

米坂線に乗る!-3

2008-12-17 | 文化・茶道
第三話まで来てまだタイトルにたどり着いていません。。。
すみません。


米坂線に乗る!-3
奥羽本線で高畠から米沢に移りました。


米沢駅に降りるとなぜかホッとする私。
なんか「田舎に帰ってきた~」という気分なのです。
駅前にそう高いビルもなく空と山の風景が見渡せるせいなのかもしれません。

まずはいつもの通りを歩き・・・




駅からすぐの音羽屋旅館
古そうな大正浪漫っぽい建物がいつも気になります
登録有形文化財らしい





まだまだ歩く先は長いのでここでちょびっとエネルギー補給
「峠の力餅」米沢支店

名物はお餅(羽二重)に餡の入った"峠の力餅"
同名のものが新幹線が止まらない峠駅近くの最上屋本店でもあります
よく似ていますがそれぞれの店で作っているため値段も味も異なるようです





じんだん餅(ずんだもちのことでしょう)
甘さ控え目なずんだ餡には豆のつぶつぶの食感

同店で以前食べたずんだ大福の方が好きだなー
このほかにやわらか~いできたて粟餅も食べました



米沢といえば"米沢牛"ですがまだちょっとガマンして、山形と言えばやはり"蕎麦"でしょう。
ランチはクチコミで最近人気の「そば工房蓼」に行ってみました。



そば工房蓼(TADE)





残念ながらスーパードライですが・・・ 米沢バージョン"直江兼続"プリント





付だしは甘露煮





せっかく山形なので
せっかくお蕎麦なので
やっぱり地酒でしょう。。。 

山形県内でもちょっと離れた庄内のお酒ですが






山形=板そば?
盛りよりボリュームアップ

あら・・・山形のお蕎麦にしちゃちょっと色白ね


お店の人から聞いたワケじゃないので定かではありませんがクチコミ情報によるとここは十割の更科とのこと





更科と言えば真っ白な透明感のある細い蕎麦を思い浮かべますが(違います?)ここはうっすら色つきでポツポツと茶色い粒子も見られます。
食べるとずっと更科らしいコシ・歯ごたえ。  見た目のイメージとはちょっと違います。
ダーリンは視覚と違う味&食感に"今ひとつ"という印象なよう。

おいしいと思うのですが山形=藪系の田舎蕎麦と勝手に思いこんでいると期待と違うものということになります。

これは好みの問題ですね。


お店の方の接客は感じよく、お庭の見える座敷でのんびりとできるお店です。



さて、腹ごなし~
歩け・歩け・・・


米沢には古い木造の家や店がまだ多く残されています














米沢に来たらはずしてはいけないのが上杉神社
米沢城趾の松が岬公園内にあります
神社もまわりの木も雪の装備をしています





上杉謙信を祀る神社で以前は米沢藩の名君と言われた上杉鷹山も供に祀っていましたが現在は鷹山公は敷地内の松岬神社に祀られています。

公園内には伊達政宗生誕の地という碑もあります。


米沢市内は来年のNHK大河ドラマ「天地人」の舞台となるためにどこも盛り上がっているようです。  こんな看板あったっけ?なものがいくつも。

「天地人」の主人公は米沢藩初代藩主上杉景勝の重臣・直江兼続






バスの車窓より



さて、米沢駅から西吾妻連峰方面へとバスに乗ること約50分。 だんだんと道路や木々の根元に雪が増えていきます。
このずっと先の道路はすでに冬季閉鎖されています。



やっと白布温泉に到着。
ここはドラマ「天地人」の主役・直江兼継が鉄砲を密かに作らせたというところ。




直江城州公鉄砲鍛造遺跡の碑






白布温泉を訪れた時の前記事↓↓↓


2004年3月
雪に覆われた白布
米沢の歴史もちょっぴり書いてます


2005年7月夏の白布



2007年10月
秋の白布1

秋の白布2

秋の白布3




お知らせ

2008-08-12 | 文化・茶道
お知らせです!
(の前に本日アップの「行きはよいよい=2」も見てね)



ウェスティンホテル東京でユニセフチャリティーイベント 「花伝(hanatsutae)-よみがえる日本の美」が開催中です。

書・花・土の響和の世界、備前焼ファンの方は見逃せないかも
(土=備前焼)


書 - 佐藤啓幽 HIRAKU
花 - 前谷裕一
土 - (人間国宝) 藤原啓 藤原雄 伊勢崎淳
(現代の匠) 金重晃介 隠崎隆一 藤原和 小川壮一



20年8月12日~17日
ウェスティンホテル東京地下1階「桜の間」
11:00~19:00

入場料(ユニセフに寄付されます)
大人2,000円
18歳以下1,000円

大徳川展

2007-10-15 | 文化・茶道




上野/東京国立博物館前の植え込みにて




上野の東京国立博物館で開催中の「大徳川展」に行ってきました。
まだ開催3日目でしたから「平日にもかかわらず大混雑」を覚悟してましたが、ゆっくり観れるというほどではないものの恐れていたほどの人混みではありませんでした。
それでも音声ガイドの機械は品切れ。


【この「大」にめぐりあうことは、二度とないでしょう】と公式HPにあるとおり、展示品の揃えも蒼々たるものです。
会期は2007年12月2日(日)までですので是非♪

大徳川展、これだけ一挙に観るのは気力と体力が必要です。 さらに休日は人混みに対する忍耐力も。
そして、時代背景=歴史をある程度わかってお出かけになった方がより興味深く観られると思います。

私はといえば、もっとじっくり見たかったのですがさすがに目も足も疲れて3時間で退散。
そう、目もね、字を追っていると疲れるんですよ最近。 やっぱり年ですね。

ちなみに一番混んでいるのは何処も同じ入り口付近。最初はゆっくりじっくり見始めますからね。 どうせしばらくしたらくたびれたり飽きたりでばらけていきますけど。
最初の展示物はインパクトの大きい見事な武具。
次に混んでいたのは刀でした。 刀マニアでなくても独特な刃紋の美しさや輝きに引きつけられるのでしょうか?
それともやはり刀には魔物が?


そんなわけで、以前名古屋の徳川美術館を観たときのような満足感よりは、今回は疲労度の方が上になってしまいました。
おまけに冷房で風邪ひくし。
と、こんなワガママ言ってるのは私くらいなもんでしょうか? 
みなさん大絶賛しておいでのようです。


もう十年近く前のこと、たまたま旅行中の時間つぶし程度の気分で名古屋の「徳川美術館」を旅程に組み込んだのですが、さほどの期待もなく入ったせいか、そしてまたゆっくりと立ち止まって観ることができたせいか、それはもう「すばらしい!」という喜びがかなり強かったのでした。 



その後、疲れたとか言いながら東京駅まで足を伸ばして大丸のキースマンハッタンで期間限定、個数限定のケーキをお土産に買って帰りました。
甘いものは「ベツバラ」とはいいますが、甘いものを買うためには「別アシ」も出現するのです。


大きなドーナツ形のシュークリームの中に
カスタード&ホイップクリーム
上にはマロンクリームたっぷり



栗の渋皮煮がまたなんとも言えずおいしい




さて、今週もまた遅い夏休みを1日取るのでフィラデルフィア美術館展に行こうかと♪