花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

あれ飲んだりこれ食べたり

2007-10-31 | そと料理・お酒
本日の話題と写真は今月2回目の「ととや 元」シリーズですが、米沢土産の続きでもあります。


米沢に同行した女性は私と同じく「元」のご常連。
ということでちゃっかり自分たちが飲みたいお酒をお店へのお土産にしてしまいました。


今日もお料理、お酒、なんでもいつもの通りオマカセ。
・・・とお土産シリーズで米沢土産以外にも白ワインが出てベリーニが出て日本酒が出て、赤ワインが出て。。。
普通のお客様の場合にはこんなことはまずありませんが、顔なじみならではの楽しい趣向です。 


でもここでは常連ばかりが盛り上がるなんてことはなくみんな楽しく過ごせますのでどうぞ安心してくださいね。 


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本日の私の勝手なテーマは差し入れのお酒多種ということで

「お料理に合わせてお酒が出るのか?
お酒に合わせてお料理が出るのか?」


こんなワガママしてしまってすみませんっ!


まずはビールで喉を潤して、白ワインからスタートです


甲州シュールリー(白ワイン)に合わせた柿の白和え



できたてホヤホヤの鮟肝
ホントにホヤホヤであったかいのですがこれがまたおいしい♪
これが案外キリリとした甲州シュールリーに合うのです
でも、ポン酢をかけると日本酒が欲しくなる。。。

日本酒くださ~い



本日のお刺身



むかご
秋ですねぇ
お行儀悪いかもしれませんがついつい手でつまんでしまいます



米沢土産のウィンナー
別に名物ってわけではないんですがシンプルにおいしい
さぁ、ビールにする?ワインにする?



鶏肉の味噌漬け・炙った生麩添え
そこに甘いサツマイモ
味噌はえらい!
我が家も最近味噌漬けが流行



メニューにはない特別料理
私のリクエストの餃子♪ポン酢であっさりと
お野菜の甘味、お肉のうまみ、キャベツの芯の食感が絶妙
おいしい~

ビール!ビール!


実は・・・ついつい撮影前に食べてしまってこれは半分の量です
なので、アップにしてごまかしました。



もっと食べたいーの声に今度は水餃子も



あ・・・写真見て思い出しただけでまた食べたくなる


そしてこの後まだ蕎麦味噌(だったかと)を食べる食べる・・・
以前はもうちょっと甘かったような気がしますが私好みの味に変わったような?
日本酒も飲む飲む・・・



最後は差し入れのチーズケーキ
これはレバノンの赤ワイン=クサラと


東京駅のエキナカショップ「GRANSTA」にあるチーズケーキ専門店"フォルマ"
クリームチーズ、カマンベールチーズ、エダム、エメンタール等々
いろんな種類のチーズケーキがホールで売ってます

エメンタールを買ったのですが思っていたより個性は控えめ
普通においしくいただけました

エダムだったらもっとおもしろかったかしら?


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お酒いろいろ





もちろん日本酒はこの他にも飲んでます



こちらは別のお客様のお土産
にごり好きな私にはうれしいのです

白濁した温泉に入ってお風呂上がりに冷えたにごりをくいっと飲みたい
・・・て変ですか?



米沢土産の雅山流うすにごり
香りよくほのかに甘くすっきりと


また温泉に行きたくなってしまったわー
注:白布温泉は白濁していません
同じ米沢の姥湯温泉は白いお風呂です




これもいただきものとか
桃の香りのとろりとした甘いオサケなのにくどくない
食中の切り替えにいいです♪
ベリーニといえば桃のカクテル

これはベリーニ・イタリアンピーチ・カネッラ
イタリア・ヴェネト州のプロセッコ・ホワイトピーチ・ラズベリーからなる
甘酸っぱさもあるさわやかさ


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これだけ食べて飲んでれば当然時間は過ぎるわけで・・・

今夜も駅まで猛ダッシューーーーー
なのでした

なんでも王国山形

2007-10-30 | 花・風景・旅・他
米沢の旅行記は終わりましたが、本日はお土産編です。


温泉王国山形
なんと山形は全市町村に温泉があるのだそうです。

フルーツ王国山形
さくらんぼ、ラ・フランスなどをはじめ、ぶどう、尾花沢のスイカ他いろいろ

フルーツのみならず山形と言えば庄内米、だだちゃ豆、山形牛、米沢牛、(尾花沢牛もあるんです)庄内豚、農業王国ですね。

それに日本海にも面してますから酒田、鶴岡に行けば海の幸も豊富。
江戸時代は北前船で物資の輸送もされてましたね。


そして、忘れちゃいけない日本酒も!!!



そんな山形のお土産は・・・



米沢の酒蔵
新藤酒造店の雅山流
羽陽富久鶴・九郎左右衛門の名はだいぶ前から知ってましたが
「雅山流」は錦糸町の居酒屋「井のなか」で出会ったのが1年半前
これは純米大吟醸・袋しぼりの名にふさわしくとろりと濃く薫り高く
そしてきれいな味わいのお酒です




南陽物産とあるので南陽市産?
南陽市は米沢と同じ置賜地方、の米沢の北にあたります
保存のきく特別うす切り凍り豆腐は超便利♪

もどしてから調理する必要はなくそのままお鍋やお味噌汁にポイッ
しばらく煮ればやわらかくジューシーにできあがり



煮物はタンパク質があった方がやっぱりおいしい
お肉や厚揚げなどなくてもこれさえ常備してあればオッケー



しつこいですが、お味噌汁にも入れちゃいました
単品じゃさみしいのでネギをちらしてお椀をひきしめます
これだけで十分オイシイのです

おしょうしな 3

2007-10-29 | 花・風景・旅・他
一応、旅のお話としては最終回です。


白布温泉での朝のお散歩後、お宿の送迎車で米沢駅からはちょっと離れた観光中心地まで送迎してもらいます。

観光中心地、とは私が勝手に思っているだけなのですが、上杉神社、米沢城址公園、上杉伯爵亭、伝国の杜、レストランやお土産を扱う上杉城史苑、の集まるあたりのこと。

初めて米沢に立ち寄ったのがたぶん11年前、そのころは今みたいに立派な建物や広場はなくお堀と城址公園、神社のある落ち着いた場所でしたっけ。
今でも城址公園や伝国の杜の広場などは地元民もくつろぐ場所であるようですが。


神社のお参り前にどうしても気になってしまった「米沢牛コロッケ」
ちょっと衣が油っこい部分もありましたがアツアツはおいしい



上杉神社でお参り

手水舎で保育園だか幼稚園の子供たちが保育士さんに連れられて水を飲んでました
はい、清めるのではなく直接柄杓に口をつけ「あー、うまい」って。。。
保育士の方も順番に柄杓を子供たちに渡して水を飲ませご自分もゴクリ。え???




【正しい作法】
1.右手で柄杓を取って水を汲み左手に水を流し清める
2.左手に持ち替え右手に水を流し清める
3.右手に持ち替え左手で水を受け口をすすぐ
4.口をすすいだ左手に水を掛けもう一度清める
5.両手で柄杓を立てるようにして柄に水を流し清める

4についてはしないとするところもあるようで、実は私は4は知らずにおりました。 ちなみにお茶の作法で表千家では4はありません。



この上杉神社は上杉謙信を、松岬神社(まつがさきじんじゃ)は初代米沢藩主上杉景勝と家老の直江兼続、そして困窮した米沢藩の財政立て直しを図った上杉鷹山(米沢藩9代藩主=治憲)と改革に登用された細井平洲、竹俣当綱、莅戸善政らを祀っています。
「伝国の杜」は上杉博物館や文化ホールを備えた大きな近代的施設です。

「伝国の杜」の名称は9代藩主上杉治憲が家督を譲るときに藩主の心得として残した「伝国之辞」に由来しているそうです。

伝国之辞
一、国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれ無く候
一、人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれ無く候
一、国家人民の為に立ちたる君にして君のために立ちたる国家人民にはこれ無く候

鷹山公って神様みたいな人ですね。


米沢へは5回訪れた内4回は上杉神社をお参りしてます。 関東のどの神社仏閣より多くお参りしているかも。。


さて、そこからテクテクと5度目にして初めて訪れる上杉家御廟所(廟所=お墓/おたまや)へ。
米沢藩主としては景勝からになるのですが、上杉家の先代として上杉謙信を中心に歴代の藩主の廟が並んでいます。


歴代米沢藩主の廟が左右順番に並びます
ということで右は偶数代の藩主、左は奇数代の藩主



廟が並ぶ中央の奥まったところ一際大きく上杉謙信
会津から米沢に移された後、明治初期にここに移葬されました



ちょうどお昼どきになりましたのでまた歩いて歩いてお蕎麦屋さんにてまったりと昼食をいただきました。
「酔蕎庵」という一般のお家のような店で十割蕎麦は蕎麦つゆや薬味以外に塩とアルカリ水がついてきます。 
細打ちのコシのある新蕎麦は最初は香りがそんなに強くないかしらと思っていたのですが二口三口と食べるとお蕎麦のいい香り鼻先に充満して甘味も増して感じられます。
肴類も山形の地酒もさほど充実していないので「ちょっと一杯」とはいきませんでしたが、純粋にお蕎麦だけ楽しむなら良いお店かと。

お酒も飲まないのでさらりと終わった昼食ですが、そば湯は濃厚で白濁してとろりとしてこれはまたおいしいので満足。


再び歩きで「伝国の杜」に戻ります。
いや今日は歩くと汗ばむくらいの陽気です。
私は米沢に何度も訪れていますが、同行の友人は初米沢ということでちょっとばかり米沢藩の歴史をお見せしようと思ったところなんと月一回の休館日に大当たり。あぁ、調査不足でした。  かくしてお土産屋さんでのんびりお土産探しをした後はタクシーで米沢牛調達に向かい旅は無事終わったのでした。



米沢牛は駅、お土産屋さん、米沢牛を扱う飲食店等多数のお店で購入することができますが、タクシーの運転手さんイチオシが生産(養牛)から加工までを一貫している佐藤畜産。駅からタクシーで往復3千円ほどかかると思いますので少量の購入だともったいないかもしれませんがそこは高価なブランド米沢牛のこと、タクシー代を考慮してもお得と言えるお買い物ができるそうです。


米沢のこのほかのお土産は追々・・・

あ、人の食べたお土産なんざ見たくもございません? 失礼しました~。



===オマケ===


お蕎麦屋さんへの道の途中渡った単線
米沢(山形)と坂町(新潟)を結ぶ米坂線
乗ってみたい、乗ってみたいですが乗ったら戻ってこれないでしょう



自宅へのお土産に買った米沢牛の等級A-4のサーロイン
脂たっぷりですが脂も甘味があっておいしいです
このさいコレステロールのことはちょっと忘れて



グリルパンで脂を落としてシンプル塩胡椒の仕上げ
スペインの濃い赤ワインがぐいぐいすすんじゃいます


では、では、脂っこい画像のお口直しに可憐なお花をお届けしてしめくくりとしましょう


上杉家廟所への参堂脇にさいていたスミレ



久しぶりに訪れてもなぜかホッとできる米沢、大好きです
また近いうちにきっと行きます


おしょうしな、米沢

おしょうしな 2

2007-10-26 | 花・風景・旅・他
つづき

白布(シラブ)温泉は実は私、3度目。
以前、白布温泉を訪れた時の旅行記はコチラ↓

2004年3月雪に覆われた白布
http://www.h7.dion.ne.jp/~negihana/tabi200403yone1.htm
米沢の歴史もちょっぴり書いてます


2005年7月夏の白布
http://blog.goo.ne.jp/aki-negi/m/200507

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寒い寒い天元台から戻り、体を温めるためにお風呂にざぶん。

・・・の前に、酒飲みな女2人は宿の斜向かいにある酒屋「かもしかや」でお土産をたんまり買うのでありました。 
この「かもしかや」はこんな山間の田舎(といっちゃ失礼ですが)にありながら山形のお酒の品揃えはかなりのもの。 入手困難な幻の酒みたいなものはさすがにありませんが、店主が厳選したと思えるおいしいお酒がいっぱいあるのです。 

それにもうひとつ、おばあちゃんが「これ食べてみて、おいしいよー」とお菓子をいろいろ試食させてくれるのがこのお店の楽しいところ。 いつまでもお元気でいてほしいです。


さて、お風呂です。
この白布温泉には以前3軒の茅葺き屋根の旅館が並んでいましたが火事で2軒が焼失し、再建された1軒が本日のお宿「東屋」です。法律上もう茅葺きの宿は建てられないとかで姿は変わったようですが石造りの湯船はそのまま残されて今もお湯を湛えています。 この石は御影石なのですが温泉成分で長い間に黒光りするみごとなお風呂になったのだそうです。
轟々と大音を立てて落ちる3本の打たせ湯は(適温に加水)、湯船に流れさらに洗い場まで一面に大量の湯を流し続けています。 浴場はさほど広くはないものの天井が高く開放感があります。 一角に源泉100%の湯船があり(熱くて入れません)上がり湯として使うことができます。

この打たせ湯が落ちる下の石はあまりの湯量の多さと強さで徐々に削れてしまい定期的に変えなくてはならないそうです。


露天風呂はあるのですが女性用は小さなお風呂が2段(2槽)に別れてあるしやはり外からの目隠しが必要なため視界は良くないため私は内湯だけで十分と思います。



開湯は700年前、そして関ヶ原で西軍(豊臣)についた上杉家が会津120万石から米沢30万石に減封され、2代上杉(景勝)の家老「直江兼続」が1,604年から10年間密かにこの白布高湯で鉄砲鍛造をすすめた折、侍や職人の宿となったという歴史を持っています。  この「直江兼続」が2009年のNHK大河ドラマ"天地人"の主人公になるということで米沢中今から力が入っているようです。


お楽しみのブランド肉=米沢牛つきのお夕食は、しゃぶしゃぶ、すきやき、ステーキからしゃぶしゃぶをチョイス。
以前宿泊したときはすき焼きだったのですが、今回は食べ方が違うもののお肉の質がさらにグレードアップしたようで、ほっぺた落ちそうなおいしさでした。 他のお膳はごくごく普通の旅館並のお料理でしたがこの米沢牛ですべてそれを消し去れるくらい大満足。 欲を言えばやはりこの時期芋煮はつけてほしかったような。。。



お膳はこんなです
ここまでは期待しちゃいけない平均クラス旅館の食事
しかし、牛肉の質が良くなった反面他の料理がランクダウンしたような。。。



つい夢中になって半分以上食べちゃってから写真撮影
美しい米沢牛、芸術的美しさです



翌朝はチェックアウトまでお散歩タイムです。
3度目にしてこのあたりをゆっくり見るのは初めて。











宿前の道路から脇道(かなり急で足場が悪いです)を降りていくと見える
白布大滝

上部の人工的な石壁はこの山中で「滝」と呼ぶにはイタダケナイ気もしますが
それでも地元の有志の方々がこの滝への道を手作りされたのですから
せっかくなので足腰に自信があれば見に行きましょう






絞りを変えて取ってみました
やはり水の流れはシャッターが遅い方が優美



三十三観音
東屋の24代当主宍戸惣左衛門が西国三十三観音を巡礼し、
分霊をうけて1729年に建立



拝まずともここにいるだけで心が落ち着くような



木々の間から差し込む朝日を浴びて
清々しい姿に見えます



四国八十八カ所+番外



地元の人や観光客が拝んで石を積んでいったのでしょうか?

昭和50年安置



白布温泉の紅葉



今日は見渡す限り雲一つない一面青空で絶好のいいお天気。
もう一度山に登りたい気分をぐっとこらえてお宿の車で米沢の市街地に向かいます。


・・・そういえば、2005年の夏もそんなお天気の流れでしたっけ。

つづきは来週です。

おしょうしな

2007-10-25 | 花・風景・旅・他
「おしょうしな」は山形の置賜地方の方言で「ありがとう」のこと。


天元台の紅葉と、ざぶざぶと流れる白布温泉のお湯が恋しくて米沢に行ってきました。 旅のお供はダーリンではなく横浜飲み仲間。


山形の内陸側南部に位置する置賜地方の米沢市、その最南部、市街地から車で30分程山間に向かったところに白布温泉があります。 さらに白布温泉を上った天元台はスキー場であるとともに、西吾妻山への登山口になっています。


10月23日、少々風は強いもののお天気は良好。
米沢駅からバスに揺られること40分程で白布温泉を過ぎ天元台の湯元駅前に着きます。 ここからロープウェイに乗り換え標高920Mから1300Mまで一気に上り、さらにリフトを3基乗り継ぎ1820Mまで楽々到着できるのです。 


10月23日で紅葉はロープウェイ下辺りが真っ盛りの様子。


リフトに座ったままなので楽々とはいいますが、さすがにこれだけ標高が高くなるとお天気次第ではこの長い長いリフトは寒いです、つらいです。  


さて、良好と思っていた空模様ですが山の天気は気まぐれで、リフト乗り場のあたりから怪しい雰囲気。そして上るにつれ冷たい空気とともに白い霧が流れ初めいつの間にやら辺り一面真っ白。 行き違う下りの人たちからは「行っても何も見えないよ」の声。


しかしこれで逃げ帰っちゃ女がすたるわけで、どうせ端(ハナ)から途中で引き返すお散歩程度のつもりでしたので登山口へと向かうことにしました。


登山道は2方向あるらしいのですが比較的上りやすいと言われる方しか知らないのでそちらへ。それでも「いきなりかい!?」の大きな石の段差の連続。。。 しばらく頑張れば湿原と木道のラクチンコースが待っているのでそれまでのガマンです。  どうせそれ以上は時間もないし体力もないので湿原でおにぎり食べて帰ってくるつもりなのですから。


ここはそういうお気楽軽装備お散歩隊と西吾妻へと抜ける重装備の本格派が入り交じるのがおもしろいところです。 それにしても、足慣れた人たちの早いこと! 膝の高さ以上の段差のある岩ゴロゴロの道をひょいひょいと上り下りする壮年の方々多し。 ひょえー。 

私はと言えば、超へっぴり腰に「よっこらしょ」のかけ声付きです。 


一面霧に覆われた辺りも時折日が差し視界が開け青空が出現します。 シャッターチャンスとばかりに必死に写真を撮りました。まるでいいお天気の中、紅葉を楽しんだように見えるかもしれませんが、実はほとんど霧の中だったんです。 



ロープウェイーやリフトから見下ろす山肌は紅葉した木々に覆われて
まるで絵の具のきれいな色ばかりをパレットにしぼり出したよう



つかの間、見えた山の向こうに山また山・・・














湿原の広がる大凹あたり
夏には湿性植物や高山植物の花がたくさん見られます






リフトからふと目を横にやるとなにやらもそもそと動くものが。
「カモシカ」です。

やっほ~と手を振ってみたらこちらをじっと見つめられたような・・・???
カモシカは好奇心が旺盛なのだそうです。




足元にも紅葉










こうして無事下山した後はお宿の温泉にざぶん♪
湯上がりにスパークリングワインで乾杯したのでした。





つづく

東京湾クルーズ?

2007-10-22 | 花・風景・旅・他



横須賀の走水から船一艘貸し切りで東京湾クルーズ♪・・・
いえいえ、クルージング気分を楽しんだのは恐らく私だけで、本当は「釣り」に行ったのです~。

ちなみに上の写真は私どもの乗った船ではありません。



目標、鯵大漁!(実は船に乗るまで何を釣りに行くかもしらなかった私)

ワタクシ、川でフナ釣りとか河口でハゼ釣りとかしたことはありますが、船釣りは初体験。
にもかかわらず、ビギナーズラックという言葉もあることだし大物を釣り上げてカメラにおさめようと意気込んでまいりました。

リールのついてる竿さえ初めてで右も左もわからず教えられるがままに・・・教えられる通りになかなかできないんですね、これが。

そして記念すべき瞬間。 
釣れました。  
おっきぃ~~~~~~






はい、鯵よりははるかにおっきいですが、ちっちゃな鮫。 何釣ってんでしょうね?


皮剥いでわさびおろしにでもしたろうか?


そしてヒトデ・・・ あらら。



船から下りた後は横浜の「ととや 元」に集合して鮟鱇鍋パーティーと本日の成果のお魚たちです。
・・・鮟鱇は釣れたものではございません。(念のため誤解のないように)


他の方々が釣ってくださった真鯖はしめ鯖と味噌煮に、鯵はたたきに、トラギスもお刺身に、カサゴは唐揚げにと姿を変えおいしくお腹におさまりました。
私も一応ちびカサゴちゃん釣りましたのよ。


釣り初体験の収獲は寂しいものでしたが、楽しいですね釣りって♪
そりゃ全部お膳立てされて後片付けまでしていただいて、という至れり尽くせりのラクチン初船釣りでしたから!

また機会があったら、今度こそ普通に食べられるお魚を釣りたいです。



殺戮の現場!?
活〆にされるお魚ちゃん
ごめんね~、でもおいしく食べたいの
残念ながら私が釣ったわけじゃないんですけど




船酔い?
恐らく私は船酔いしないであろうという全く根拠のない自信のもとに酔い止めの薬ものまず挑んだのですが、強者ですね、全然酔うことなくクルーズを楽しんだのでした。

・・・だから、クルーズしに行ったんじゃないですってば。


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さて、こちらは我が家の食卓。
誤解する方もいらっしゃらないとは思いますが、釣ったわけじゃございませんことよ。



メバチマグロのカマ



解凍品ですけどなんと1キロ約千円! しかも骨や分厚い皮はほとんどついてなく、超お得でした。


さすがに2人で一度に食べ切るには多すぎるので切り分けていただきました。



いちばん脂の乗ったところは薄塩で焼いてわさび醤油と



そして定番のハーブ焼き
プランターのタイムとオレガノ、そしてニンニクとオリーブオイル、塩胡椒


たっぷりのカボスを搾っていただきました






大量のカボス
2kgs(31個はいってました)で398円也! やっすい♪



あとは醤油とみりん、お酒、に生姜スライスとともにつけて翌日の朝ご飯に。


昨日は海に、明日は山へ。
米沢に行ってきま~す。

ワイン祭り?

2007-10-19 | 週末ごはん・お酒
昨日は仕事帰りに美容院に寄って・・・・・そしてまた行ってしまいました。
はい、大丸の「世界の酒とチーズフェスティバル」です。 何度も書きますが、くどいですがほとんど「ワイン祭り」です。
何せエレベーター降りた瞬間からワインの匂いで酔いそうになりますから。

いつもお会いするブースの販売員の方に一昨日お会いできなかったのでちょっとご挨拶のため。

言い訳じゃありませんのよ。  どう聞いても言い訳っぽいですけど。
挨拶だけで帰るんじゃ愛想がないので「昨日いらっしゃらなかったから他で15本も買っちゃって今日はもう買えないわ」とかいいながらちょっとだけ試飲させていただいて3本程購入しましてね。 

やっぱり買うんじゃないの。。。 
そう、世の中には義理とかオツキアイとかあるんですもの。 ね?

でもここじゃ18本なんてヒヨッコの買い物です。 商売でもないのに箱買いしてる方も多々。 ワインに取り憑かれた人たち♪


さあて、うちの12本入りのかわいいプチセラーはまだ11本の在庫中。 どうやったって先に配送依頼した15本と今日の3本が入るわけナシ。
しょうがないから焼け石に水ではありますが1本セラーから出して飲みました。 しょうがないから・・・???


そして昨日、美容室でいつも担当してくださってるオニーサンがこのブログを発見していたことがわかりました。 

ちょっとウレシクときめくオトメ心♪  


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ようやく今日は金曜日♪ 
明後日は釣りパーティー。 
そして来週は大好きな山形旅行で~す。
ああ、忙しい。

そんなわけでブログ更新がちょびっと滞ります。


今週最後の週末ごはんのコーナーは和食です。
ワインばっかり買ってる(しかも赤主流)わりには本来和食系統な我が家。



さんまの蒲焼き


3尾1パックの秋刀魚、1人1尾の塩焼き(尾頭つきだぃ~)と残る1尾をどうするか? 居酒屋メニューの秋刀魚の肝つけ焼きを作りたかったのですがどうしていいのかわからない??? ということで、普通に蒲焼きにしました。 山椒をたっぷりかけていただきま~す。 ご飯がすすむのなんのって♪


そしてあっさり白菜とシメジの煮浸し。



うーん、やはりニッポンジンです!


芸術の秋?よりやっぱりワイン

2007-10-18 | 週末ごはん・お酒
芸術の秋?

遅い遅い夏休み4日目を取りました。
残すところあと2日です。

朝からいつもの出社時間に家を出てラッシュにもまれつつ都内の某病院で目の定期健診。
その後築地の場外をふらっと歩き、そして「フィラデルフィア美術館展」~「ムンク展」へ。 

平日なせいかけっこう見やすい程の人の入り具合で快適でした。 特にムンク展はガラガラ冷え冷え状態で。やっぱりあの「叫び」の印象で興味を持つ人が少ないんでしょうか? 
絵画展はあまり行ってないせいか、私にとってはけっこう楽しめました。 でも、フィラデルフィア美術館展はもうちょっと見せてよーという気分だったかなー?

絵画はやっぱり空いている時をねらうに限ります。 何せ壁の目線の位置に掛けられた絵から1m程の場所にロープが張られ、ほとんど皆さんそれに沿って行列して移動していくので大混雑していたらちょっと遠ざかって適位置から見るなんてことできないわけです。  筆のタッチを観たり鑑定でもするのならいざ知らず大きな絵をそんな近くで見たってねぇ、と思うんですが。

休暇バンザイです。

フィラデルフィア美術館展は1時間半ほど、ムンク展は1時間強で見終わってしまいましたので(っていうかジャケット着てても寒くてもういられませんでした)、急遽東京駅の大丸で開催中の「世界の酒とチーズフェア」へと参りました。 相変わらず"世界の酒と・・・"の割にはほぼワインばっかりでチーズはどんどん縮小されています。 チーズ、ちっとも安くなってる風じゃないですから興味もてませんのでいいんですけど。  そしてこの場に要した時間が約2時間半、アッハッハ何より長居しておりました。 やはり私は芸術より"OSAKE"ですね♪


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さて、週末のお料理です。



鰹のすり流しなんてものを作ってみました。



鰹を1/4サイズのサクで買ってきて血合いや筋の多そうな部分を切り取り細かく包丁でたたいてからすり鉢でよーーーーーっくすります。 
味噌汁を作る要領で昆布だしに味噌を入れ熱々にしたらすり鉢に適量ずつ加えお団子にならないようのばします。
鍋に戻して火を通しネギやミョウガなどの薬味、お好みでお豆腐を入れて出来上がり。

作り方は鰹をすり鉢でする際に味噌も混ぜ熱い昆布出汁でのばす方法、冷めた出汁でのばしてから鍋で熱する方法などいろいろあるようです。
仕上げも漉して汁だけを上品にいただく場合もあるようで。

私は漉す方が好きかなぁ。。。

10月の「ととや 元」

2007-10-16 | そと料理・お酒
来週は23・24で米沢に行きます♪
お天気が良ければ天元台に行って山をお散歩、夜は白布温泉でざぶざぶ流れるお湯につかり、翌日は米沢を歩きます。

米沢牛・・・高いけど食べちゃおうかな。。。

米沢&白布温泉は何度も行ってますが、まだまだ知らぬこといっぱい。
情報お待ちしてます。



さて

10月の「ととや 元」

「ととや 元」は"おいしい"がたくさんある横浜の居酒屋さんです。
駅からちょっと歩きますが繁華街から離れたそのお店には「くつろぎ」の空間があります。


10月のある日
(定番以外のメニューはその日の入荷によって替わります)

で、私のメニューは定番以外のもの
写真はすべて私1人用に量を調節していただいてます



白子です! めったに口にできない生です!
生臭みはちっともなくおいしぃ~



カワハギはもちろん肝がちゃんとついてます
その上これでもかの肝ダレ♪



ちょい〆のしめ鯖は絶品
大好物のアジも



松茸♪
菊の花びらに春菊
春菊も香り穏やかで菊の花の香りと松茸が上品



ごりの唐揚げ
やめられないとまらないおいしさ
(↑古いですかね?)



ホヤ
だ~い好き



飲め飲めモードです






もうそろそろおなかいっぱい?
まだ食べられます



このあたりでいつもお肉かお魚の焼きもの
これで今日も食べたぞ~って気になるのです



シメにはちょっぴりご飯
散々液体のご飯をいただいてはおりますが
やっぱり形あるお米が食べたくなるんです



おや、まだこんなに食べましたっけ?

いえいえ、これはお隣のお客さんのお皿です
あんまりキレイに盛られていたので
撮影にご協力いただきありがとうございます



そしてお酒
お酒も折々で入れ替わります












ついつい居心地の良さに長居してしまうのです

さて、今日もダッシュで帰らなきゃ~

大徳川展

2007-10-15 | 文化・茶道




上野/東京国立博物館前の植え込みにて




上野の東京国立博物館で開催中の「大徳川展」に行ってきました。
まだ開催3日目でしたから「平日にもかかわらず大混雑」を覚悟してましたが、ゆっくり観れるというほどではないものの恐れていたほどの人混みではありませんでした。
それでも音声ガイドの機械は品切れ。


【この「大」にめぐりあうことは、二度とないでしょう】と公式HPにあるとおり、展示品の揃えも蒼々たるものです。
会期は2007年12月2日(日)までですので是非♪

大徳川展、これだけ一挙に観るのは気力と体力が必要です。 さらに休日は人混みに対する忍耐力も。
そして、時代背景=歴史をある程度わかってお出かけになった方がより興味深く観られると思います。

私はといえば、もっとじっくり見たかったのですがさすがに目も足も疲れて3時間で退散。
そう、目もね、字を追っていると疲れるんですよ最近。 やっぱり年ですね。

ちなみに一番混んでいるのは何処も同じ入り口付近。最初はゆっくりじっくり見始めますからね。 どうせしばらくしたらくたびれたり飽きたりでばらけていきますけど。
最初の展示物はインパクトの大きい見事な武具。
次に混んでいたのは刀でした。 刀マニアでなくても独特な刃紋の美しさや輝きに引きつけられるのでしょうか?
それともやはり刀には魔物が?


そんなわけで、以前名古屋の徳川美術館を観たときのような満足感よりは、今回は疲労度の方が上になってしまいました。
おまけに冷房で風邪ひくし。
と、こんなワガママ言ってるのは私くらいなもんでしょうか? 
みなさん大絶賛しておいでのようです。


もう十年近く前のこと、たまたま旅行中の時間つぶし程度の気分で名古屋の「徳川美術館」を旅程に組み込んだのですが、さほどの期待もなく入ったせいか、そしてまたゆっくりと立ち止まって観ることができたせいか、それはもう「すばらしい!」という喜びがかなり強かったのでした。 



その後、疲れたとか言いながら東京駅まで足を伸ばして大丸のキースマンハッタンで期間限定、個数限定のケーキをお土産に買って帰りました。
甘いものは「ベツバラ」とはいいますが、甘いものを買うためには「別アシ」も出現するのです。


大きなドーナツ形のシュークリームの中に
カスタード&ホイップクリーム
上にはマロンクリームたっぷり



栗の渋皮煮がまたなんとも言えずおいしい




さて、今週もまた遅い夏休みを1日取るのでフィラデルフィア美術館展に行こうかと♪