花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

春の香り

2013-03-26 | 週末ごはん・お酒
以前記事にしましたが、このブログで登録しているメールアドレス宛にイカガワシイやらアヤシイやら
いろーーーーんなメールがごっちゃり届くので一部のドメインを拒否しました。

それでも1日2~3件の迷惑メールが来るので、一挙に主流のドメインを全部拒否してみました。

yahoo/softbank/au/docomoアドレスの方々、gooアドレスにメールをいただいても受け取れなくなっておりますこと
ご了承下さいませ。




あー、すっきり。
変なメールが一切来なくなったわ。





さてさて、近頃滞りがちですが本日は「週末ごはん」です。



筍の季節到来ですね。
まだまだ高いですがスーパーでも国産が見られるようになりました。




そこで





筍とズッキーニのオリーブオイル揚げ






鯛頭の桜蒸し





35センチくらいの鯛だったでしょうか?
卵を持ってましたのでそれも一緒に酒蒸しにしました。
桜の花の風味がほわーっとして春の気分満喫です。

鯛の頭もこれくらいのサイズなら割るのも少し慣れてきました。
まだまだお魚をおろすのには苦心してます。



筍とズッキーニのオリーブオイル揚げは、先日買ったイタリア小麦をまぶしただけで揚げています。

揚げるというよりはフライパンに炒めるよりちょっと多めのオリーブオイルで焼き色をじっくりつけたという感じ。



ハフハフと熱々の筍とズッキーニに白ワイン。



鯛の胴体の方はといいますと、いつものようにお刺身、湯引き、昆布締め、中骨出汁と切り身で鯛ごはん。

一匹食べ尽くし、楽しいです。



お花見

2013-03-25 | 花・風景・旅・他
例年よりずっと早くにソメイヨシノ開花!

そして満開!


と思ったら花冷え・雨


せっかく桜が咲いたのに青空が見えない




今年はちょっぴり残念な条件下でのお花見となりましたけど、その分人出もすくないのか、ゆったりのんびり
桜の木3~4本を二人占めしての贅沢なお花見ランチができました。





まずは早朝に下見、ですが場所取りはしませんよ。






こちらは一足早く満開を迎えていた大寒桜











これはもう散り気味の寒桜の一種かな?






朝早くの桜堤はお散歩の人がまばらにいるくらい
都内の開花より少し遅く5分咲きというところ?





さて、お昼の本番です



道路から入りやすいあたりは家族連れが多く
賑わっていましたがだいぶ歩いたあたりはこんな風






お弁当~
カプレーゼ+ブリー
茄子とアスパラのバルサミコ酢マリネ
パプリカのオリーブオイル漬け
ベーコン・アスパラ・カリフラワー入り玉子焼き
市販のウィンナー(今年はタコさんのリクエストはなかった)
豚スペアリブと人参のブラッドオレンジ風味醤油荷
自家製ジャムとパン屋で買ったパン2種






今年は桜色のロザート・・・と思ったら色が濃かったわ
自然派ワイン?なお味





木って力強い




太い幹から直接咲く花









土に埋もれた細い枝からも




今年のお花見弁当のメニューはどうしよう?とキーワード「お花見弁当 ワイン」ネット検索していたら、
自分のブログがヒットしました。
変わり映えしないものをいっつも作ってますね。 (^^ゞ




手打ちパスタが手違いで・・・

2013-03-18 | 週末ごはん・お酒
手打ちパスタを作るつもりでイタリア産オーガニックのセモリナ粉というのをネットで買ってみました。



届いてみたらsemola(セモリナは英語であってイタリアではsemolaらしい)じゃない。

独特のあのざらざらした感じや薄黄色い色ではなくサラサラの白い粉。



セモリナ粉と日本語のシールが貼られているけどイタリア語の商品名は何種かの品名が並んだ中の「sfarina di grano duro」に
チェックがついてます。

semola di grano duro (硬質小麦の粗挽き?)ではない。


デュラムセモリナ粉というのは英語表現からきているようですね。





これでパスタを作ってもいいんだけど
あの黄色い色じゃないとやだー
ということでこんなものにしてみました





ピアディーナ



中身はベーコンとブリーチーズ





手打ちパスタはまた次のお休みに挑戦します。
イタリア産は近所じゃないからカナダ産のセモリナ粉で。





そして、うちひしがれたこの日のランチは残っていたフランスパンにいろいろトッピングで。










手前の人参サラダはスペルト小麦に見立てて蕎麦の実を使ったんですがやはりあのプチプチムチムチ感は蕎麦の実では無理。


左上はいろいろきのこのバターソテー
バターは香りが強いと私が負けちゃうので控え目に


右下はこれがうっまーーーーーーーーい!!!
レンズ豆のペースト


玉ねぎみじんをオリーブオイルで炒めてレンズ豆が柔らかくなるまで茹でて塩胡椒で味を整え、すり鉢で7分ほどすったもの。
レンズ豆は水に戻す必要なし、洗ったらそのまま茹でてしまえばいいので簡単。



ご存知かもしれない雑学ですが、レンズ豆はレンズみたいな形だからかと思っていたらその反対。
凸レンズがレンズ豆の形に似ているからレンズという名前がついたのだそうで。


習ったものを身につけること

2013-03-15 | 週末ごはん・お酒
またまたタイトルと関係のない話から始めますが・・・


このブログを始めるにあたって作ったアカウントとメールアドレスがあるのですが、そのメールアドレスに届くのは
goo事務局からか、迷惑メールばかり。


先日、自動的に迷惑メールホルダーに仕分けられたものを削除しようとチェックしてみたらまあアヤシイのがいっぱい。


業界人を紹介します、とか、有名タレントの話し相手になってくれませんか?とか、さらには
お返事がないということは業界人に興味がないのですか?とか。
そうそう、○千万円もらっていただけませんか?なんていうのから、○○警察署です、なんてドキッと
するようなタイトルまで。

あからさまに悪徳なニオイがプンプンします。


以前は無駄なこととはわかりつつ、一つ一つのメールアドレスを拒否リストに入れていたんですけど、
あちらは多数のアドレスを操作して送ってくるので当然効果はなく、しょうがないからその手のメールに
よく使われているアカウントを全部拒否にしちゃいました。

すっきり!


というわけで、gooアドレスにメール送ったけど配信不能だった、という方ごめんなさい。





さて本題、お料理教室と言ってもその教え方はいろいろあります。

私がもう二十年も前か?ほんの2回受講してみてやめてしまった"世間ではとても評判がよかった家庭料理の教室"は
4、5人ほどが1グループになって説明を聞きながら分業して献立の料理を2、3作るものでした。

なぜ2回でやめてしまったかというと・・・おいしくなかったから。
おいしくない料理を教えるはずもないので、作り方が悪かったのか?それともただ単に自分の好みじゃなかっただけなのか?


近頃は、「addu mamma」でもそうですが、ある程度は講師が説明をしながら作り、コツを教え、重要な部分だったり、
できるところは各自作業をしたり、最終的にはおいしい本当の味を舌で覚えるという方式が増えているみたいですね。

私はこちらの方が断然好きです。
後者はどちらかと言うと初心者ではなく初級者以上向けと言えるかもしれませんが。


そして、あたりまえではありますが、教室の後はなるべく早く自分でそれを実践すること、ここが大事。




前置きが長いですが、

週末のイタリア人(エミリアロマーニャ人)のマンマが教える家庭料理で作った「肉の詰め物ロースト」を
早速実践してみました。






ミニサイズ

お弁当サイズですね




人を呼んでパーティーをするわけでもないのでそんな大きい肉を買うわけにもいかず。
(高いし)


脂の少ない国産牛のモモ肉を買って作りました。
具材が多いのでちょっと太巻きを作るのに苦労しましたけどなんとか巻いてたこ糸で止めました。


本来は一晩くらいきっちり冷ましてお肉と中身が落ち着いてから切り分けるのですが、料理教室の時同様・・以上に
時間がなく、恐る恐る切り分けましたらなんとか成功。

その分お肉はすこ~し堅めでしたけど。

ソースと絡めたので肉の色は赤味が薄れてますが、仕上がりの切り口はもう少し赤味が残った状態です。

バターはあまり使わない我が家ですが、これにはバターを少し加えた方がずっとおいしいです。






今度の週末は手打ちパスタ(ショートパスタ)に挑戦の予定。
どうなりますことか?





マンマが教えるイタリア家庭料理

2013-03-13 | そと料理・お酒
アレルギーを抑える薬を飲んでも症状が治まりません。
今朝は通勤中に顔までかゆくなって、会社に着くなり顔洗いました。
マスクをしてないと喉の奥まで痒いようで気管もアレルギー症状を起こしてるのかしら?と思うくらい。




さて、私が足繁く通うイタリア家庭料理店「addu mamma」にて、正真正銘イタリアマンマの料理教室が開かれました。


普段でも店主が教えるイタリアマンマ直伝のイタリア家庭料理のレッスンはあるのですが、今回は
「addu mamma」の頼れる一員・Davideのマンマが教えるエミリアロマーニャの家庭料理です。
イタリアでは嫁にするならエミリアロマーニャ人の女性にしろ、と言われるとか?
1日中キッチンに立ったり、裁縫をしたり、家族のために働くマンマというイメージのようです。


エミリアロマーニャの位置は北イタリアの方で、オリーブオイルはもちろん使いますがバターもよく料理に使われます。







Strozzapreti Pasticciati
ストロッツァプレティ パスティッチャーティ
手打ちのパスタをミートソースでいただきました

セモリナ粉をこねてみんなでよじって作ったパスタ
ストロッツァプレティは「司祭のクビを締める」
というストレートに取ると非常に物騒な意味

なぜそういう名になったのかは???

モチモチでとってもおいしかった!






Arrosto Ripieno Con Patate al Forno
アローストリピエノ コン パターテ アル フォルノ
詰め物をした肉のロースト


中身は
パンチェッタ
薄焼き卵
刻んで下味を付けたほうれん草
下茹でした人参

日本では鶏肉で野菜をロールしたものがポピュラーだけど
イタリアは牛肉!!(脂の少ないもの)でボリュームたっぷり






Cimbella Romagnola
チャンヴェッラ ロマニョーラ
ロマーニャ地方の家庭の定番焼き菓子

オレンジ&レモンの香りのソフトクッキー
甘い者が好きな人はこれにカスタードクリームも







練ったパスタ生地をのばして紐状にカットして
こよりを作るようにひねったパスタ

真剣にやりすぎて翌日背中の筋肉固まって寝れませんでした!






まるで肉の太巻き







講師のラウラ先生(Davideのマンマ)
説明は英語でしてくれました
おしゃれでかわいらしく素敵なママです






このパスタはセモリナ粉と水だけで作るのですが、セモリナ粉は練るのにけっこう力がいります。
以前自分でも手打ちでショートパスタは作ったことがあるので練り作業は力のある男性にまかせてしまいました。


でも、また粉が手に入れば作りたいなぁ。
イタリア産のセモリナ粉ってなかなか売ってないのよねぇ。
(カナダ産でもいいんでしょうけど)





久々の器買い/備前焼

2013-03-07 | 週末ごはん・お酒
暖かな日がだんだんとやってきていますね。
三寒四温、まさにその通りに。


でも・・・杉花粉が。
今年は飛散量が多いそうで、アレルギーを抑える薬も点眼薬も力が及ばないようです。




先日、備前焼の作家さん=横山伸一さんの銀座での個展の案内が届いたので、遊びに行ってみました。


もう何年前のことか、陶芸を趣味にしていた福井・石川の友人と姉と岡山に旅行したとき、たまたま窯や器を見学させて
いただいて少しお話もした方です。


在廊期間中でお話しできたのですが私が時間があまりなく、せわしなく片口とお茶碗を購入して帰らねばならなかったのが
残念です。




ということで、「週末ごはん」はそのお茶碗を使って






鯛の炊きこみご飯




本当は土鍋で炊けばもっとおいしいんでしょうけれど、横着して炊飯器です。


天然と書かれた鯛が安かったので丸で買ってお刺身やらカルパッチョやら、鯛ご飯やら頭の酒蒸しやら。

鯛の骨部分を一度焼いて出汁を取り、皮付きの腹部分の身や尻尾近くの部分をこれもまた軽く塩焼きしてから炊き込みます。


まあ、おいしいこと!!





お茶碗は小鉢としても使えるのでこんな風にも




ホタルイカの煮付け





作家さんがおっしゃるには備前の茶碗は電子レンジにかけてもオッケー。
毎日使ってたわしでごしごし洗うとツヤツヤに色も美しくなる、と。


そこまで使い込んでまた備前の魅力が発揮されるんですね。

頑張ろう。



まずはたわしを買いにいかなくちゃ。





おまけにセロリの梅肉和えと
セロリの葉の佃煮風




自家製梅で






失敗写真です。。。
味はおいしいです




最近のマンマ(イタリア家庭料理店addu mamma)は国際的

2013-03-06 | 週末ごはん・お酒
友人が腕をふるっているイタリア家庭料理店「addu mamma」は最近、国際的です。

イタリア人はもちろんのこと、スペイン人、オーストラリア人、ラテン語を話す日本人(←私の友人だけど)などなど
国際色豊かになっています。



先日、カウンターに1人でいらしたオーストラリアの若い男性とちょこっと話をしまして、とは言っても英語力が
とてつもなく低い私ですのでたいした会話は出来ず。


「オーストラリアに行ったことがある。たぶん20年前」と言ったら
「僕が2歳の時だね」と。


軽く乙女心が傷つきました。

本当は22年前だったんだけどね。
もし、僕はまだ生まれてなかった!とか生まれた年だよ!なんて言われたら、私もう気分はおばあちゃん。

彼のお母さんってきっと私より若いんだろうなぁ。
(だからどうということもないんですが)











さて、久しぶりの「週末ごはん」の話題です。



小さいお魚の干物はすっかり自家製が定番になってしまった我が家です。
ハタハタなんてものもやってみました。









開かずエラ内部とお腹を綺麗にしただけで塩水漬けにして干します
ハタハタはエラが鋭くトゲがあるので扱うときはちょっと注意











豆あじも干してみました
こちらはお腹から開きます




自家製なら塩分調整できるし
頭からカルシウムたっぷり



冬の会津へ(6)

2013-03-01 | 花・風景・旅・他
ローカル旅は電車の時間割にとても苦労します。
1時間に上り線下り線各一本あれば上等。
下手すると2時間に一本もないというところもあり。

行き当たりばったりができないのが辛いところです。

住んでいる人は車がないと生活できないでしょうね。
都心の便利さをあらためてありがたく思います。




さて、会津といえば某TVドラマで観光客の足が増えている若松城。
若松城というよりは「鶴ヶ城」と言った方がわかりやすいでしょうか?


鶴ヶ城へは会津若松駅からの周遊バスが便利ですが、雪がなければレンタサイクルもいいと思います。

でも・・・私たちは歩く!
最寄りの西若松駅から雪の道をてくてくと。

大きな通り以外は除雪がされておらず歩くのは大変。
でも、簡易スパイクの滑り止めがあるから大丈夫。思ったより滑り止め大活躍。






会津鉄道






こんなとこにも野口君






鶴ヶ城公園までの途中こんな地名






見えた!目指す鶴ヶ城!!






鶴ヶ城 城址公園で最初に迎えてくれたのは?

ひゃーーーーっ!!開花前の雪をかぶった杉の雄花ちゃん
どうかそのまんま凍っていてください






明治7年に取り壊された天守閣は昭和40年に復元され、さらに2011年、屋根瓦を赤瓦にする修繕工事を終え、
幕末の鶴ヶ城の姿を蘇らせました。

すっかり雪化粧した天守閣は赤瓦がはっきりとはわかりませんが、雪の鶴ヶ城はとても美しかったです。





















天守閣にもまるで氷で出来た鉄格子のようにつららが





天守閣より臨む城址公園










鶴ヶ城稲荷神社
お城が出来た頃から祀られているそうです





雪よけをかぶって






ドラマの影響か?ツアー観光客が多く見学していました。
赤瓦だけでなく、内装も大河ドラマを意識してちょっと以前より立派になっているようです。

4月になればまたここはお花見の人で賑わうでしょう。




鶴ヶ城を後にしてまた西若松から蔵の町「喜多方」に向かいました。



蔵の町じゃなくて今や喜多方ラーメンの方が有名でしょうか?





駅近くと大きな通りは意外にも除雪されきれいになっています
でも裏通りは雪だらけ

道路からは蒸気がうっすら見えている気がしたのですが、融雪道路?







喜多方は蔵の町・・・と言っても
1階部分を店舗に利用しているところが多いので
下だけみていると蔵であることに気づかないことも
















めずらしいレンガ造り
明治38年築
登録有形文化財だそうです






喜多方ではあまり時間がなく、「喜多方ラーメン」は食べることができず、空きっ腹は駅の待合所でビールと
柿の種でごまかして、帰りの乗り継ぎ駅の会津若松の立ち食い蕎麦をお腹に詰め込んで帰路につくこととなりました。




帰りは特急料金をプラスして楽にスペーシアを利用しようかと思ったら全席指定のこの電車は満席で利用不可できず。


冬だからそんなに利用者もいないだろうと思っていたのに。




近郊に戻ってからの電車待ち。
JR栗橋駅のホームに入ってきた日々通勤で見慣れたはずの15両編成の電車を見て「長いーーーーーーっ」と
なんだかおかしくって笑い転げてしまいました。

ほんとにね、編成が長いからすごい勢いでホームに入ってくるものだから、止まる気がないんじゃないかと思う程。


1両だ2両だ、長くても4両なんて列車ばかり二日間見ていたのですっかり感覚がそちらに慣れてしまったんですね。



こうして無事に旅は終わり。
ecuteでお惣菜を買って家で打ち上げしたのでした。



長々とおつき合いいただいてありがとうございました♪