花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

雪と氷の奥日光へ(1)

2011-02-28 | 花・風景・旅・他
奥日光リベンジ、無事に帰りました。
お天気にもめぐまれて温泉にものんびり入って、ほぼ大満足な旅でした。

また今年も救急車のお世話になるなんてことなくてよかったです。
ホッ。

ご心配いただいた皆様方、ありがとうございます!




そういえば、南伊豆の雨に濡れた桜も湯河原の梅林も写真アップしてないのですが
先に新鮮な奥日光、いっちゃいます。



では。


奥日光へは埼玉からなら車でも近いですが、東武鉄道を利用するのが一番おすすめ♪
冬の日光なら大宮駅(埼玉)から東武日光駅までとバスで湯元温泉までお得なフリー切符が3,830円で4日間有効。浅草からでも4,030円。 フリー区間は鉄道で下今市から東武日光駅、バスが東武日光駅から湯元温泉まで何度でも乗り降り自由。  ただし、特急料金は別で冬季以外はちょっと値上がりします。


我が家はケチケチで特急を使わず(っていうか、乗りたい電車が満席だった)春日部から東武日光線の快速電車を利用して東武線区間はフリーチケットだけで行ってきちゃいました。それでも、朝6時頃の電車に乗って東武日光駅に8時26分に着けちゃいます。

  

お土産も買わなかったこの旅行は家からの交通費に二日間のお昼代とおやつ、宿泊費、宿でのお酒代も含めて(まあとっても質素にすごしたのだけど)二人で3万4千円ほど。 この内、宿泊費は一泊二食付で週末一人いちまんえ~~~ん♪ さらにじゃらん.netのわずかなポイントを使って気持ちお安く。 それなりの宿ですが温泉はとってもいいのです。 





東部日光駅着8時26分。
朝の日光の空気は冷たい!
寒いよーーーーー




バスに乗って日光と言えばおきまりの東照宮・・・は通過して4,50分で中禅寺湖へ。
湯元温泉に行く東武バスは東武バスのくせして始発は東武ではなくJR日光駅。
この時間では楽勝ですが、混雑時には早めに並んでも悠々席を取ることができないこともあるのはちょっと不満です。







冬の華厳の滝
中段にしぶきの凍結




華厳の滝はもちろんみごとですが奥日光に来たら中禅寺湖を見なくてはいけません






静かな中禅寺湖
冬場は週末といえども人の少ない奥日光
景色を独り占めできます

もっともっと美しい中禅寺湖の写真はまた後のお楽しみで







湖畔に敷かれた石が氷をかぶっています







氷を乗せた石から氷柱








桟橋の端にも






でも私の撮りたい氷はこれではないの。
この湖畔で木の枝が氷をまとう飛沫氷(しぶきごおり)が見られるのですがこの気温とお天気ではとうてい無理そう。



それは覚悟の上。
さあ、中禅寺湖から湯元に向かい雪と氷を求めて戦場ヶ原に行きますよ。


バスの本数は少ないですが1時間にだいたい2本という時刻さえつかんでおけばフリーパスは便利です。
再びバスに乗って戦場ヶ原へ。



昨年冬は三本松のバス停で降りたのですがすっかり忘れていて違うバス停で下車してしまったら去年の撮影スポットがわからない。。。







あまりに穏やかで歩くと熱くなるくらい
これじゃやっぱり氷とは出会えそうにない







まだまだ冬の奥日光の写真が続きます。
念願の氷を撮れるのでしょうか?

鱈のマンテカート

2011-02-24 | 週末ごはん・お酒
まだ木曜なのにちょっと気が早いですが、
今週末は奥日光リベンジ(お礼参りとも)の旅に出ます。

何がリベンジかと言いますと。。。
去年の年頭からこのブログをご覧いただいている方々は「ああ、あれね」と
おわかりでしょうが。


雪と氷の写真を撮りに出かけた奥日光、竜頭の滝を横から見られる遊歩道の階段で
滑って肩を脱臼して救急車でいろは坂を降りるという貴重な経験をいたしました。
その時の治療費1万円とともにまったく痛い思い出。


今年はケガも病気も無縁に無事戻ってまいりますから。

でもねぇ。
氷を撮るには気温がちょっと高すぎるようで。
どんなものに出会えるでしょうね?




さて、「週末ごはん」です。


そろそろ鱈の旬も終わりになるのでしょうか?
うちではダーリンがあまり鱈を食べないので買うことは少なかったのですが
こんな↓お料理を作ってみたら好評でした。


タラのマンテカート
タラとジャガイモのトマト煮







鱈とじゃがいものトマト煮
じゃがいもに鱈の旨みが入っておいしいのです




トマト煮にこれをちょっと足すとグッとコクが出ます




ごく簡単に作り方
たらは一口大に切り軽く塩胡椒と白ワインでマリネしておきます。
フライパンにオリーブオイル、潰しニンニクを入れ香りが出たらニンニクは取り出します。
細切り~八つ切り程度にした玉葱と小麦粉を薄くまぶしたタラを崩さないよう焼いて
表面が白くなったら皮をむいて一口大に切ったじゃがいもを入れ塩胡椒、潰したトマト
水煮、白ワイン、ハーブ(タイムなど)を加え煮込みます。


写真はちょっと水分が多めな仕上がりですがもう少し水分を飛ばした方が
いいかもしれません。
じゃがいもが思いの外崩れやすいものだったのでこれが限度でした。

イタリアだと干し鱈のお料理としてポピュラーなようですね。







ヴェネト風たらのマンテカート
ついでに鮭も
これは成功例



↓こちらはじゃがいも入れすぎ血合いもちょっと入っちゃった失敗







先日のイタリア家庭料理教室で習ったタラのマンテカート。
マンテカートはアイスクリームのようなものを言うと聞きましたが直訳はかくはんするとか練るとか言う意味なようです。

たまたま鮭の切り身が残っていたのでこれも勝手にアレンジして同様に作ってみました。













そろそろできあがり
もう少し柔らかい方がいいかな?
牛乳で調整します




じゃがいもは皮ごと茹でて皮をむき、マッシュしておきます。


鱈も鮭も基本同じ作り方ですが鮭は生臭みが出やすいのでレモン汁とハーブを使います。


切り身の鱈をほぼ火が通るくらいまで下茹でします。
鮭は塩胡椒・白ワインでマリネしてレモン汁とハーブ(タイムなど)を加えて下茹で。

タラは生鱈を使いますが甘塩たらの場合は茹で時間を長くして塩を抜くそうです。


あとは作り方は一緒。
それぞれ4~5切れくらいに血合いと皮を取りながら切ります。

フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけ、下茹で下処理した魚を入れヘラで
崩しながら、マッシュしたじゃがいもと全体にまわるくらいの量(ヒタヒタ)の牛乳を
加えピュレ状にし、塩胡椒とオリーブオイルで味を整えます。

冷ましてスプーンで形作りお皿に盛ります。


魚とじゃがいもの分量はお好みですが私は魚に対してじゃがいもは半量くらいが好きです。




パーティーの時にちょっとお洒落じゃないですか?


鮭は安いスモークサーモンの切り落としで作るとまた風味も加わっておいしそうです。
作ったことないので保証できませんが。


さらに、じゃがいも分量を多くしたちょっと失敗マンテカートはコロッケにしたらとってもおいしそうでした。
たぶん・・・ね。



レシピ提供=giulieさんのブログ=いつものごはん *la casa privata*



河津のカーネーション見本園で有料雨宿り

2011-02-23 | 花・風景・旅・他
昨日の記事の、胃の中だったり霜降り肉だったりの写真の正体は




カーネーション

コメントをいただいた
Benさん、だったりしてじゃなくそのものピンポンです。
最初想像されてたのはカンナとかそんなたぐいのお花でしょうか?
違うかな?

hirorin、胃の中だったらたぶんこれはもう充血状態で危険です。




河津桜の名所の近くに見本園というカーネーションをハウス栽培しているところがあります。
入園料は300円。


さて、旅のお話の続き。

桜はほとんど咲いていないのはわかっているので雨宿りにもちょうど良い、と入るとそこは色とりどり、大輪のカーネーションの園。







ここだけ見るとなにかの工場?
それともここから何か出てくるの?

ハウスの真ん中にありました
換気や温度調整のダクト?






見本園はカーネーションの新品種の試験栽培や研究をしています
市場では見られない新種も見られます
開園期間は今シーズンは昨年12月19日から5月8日まで








































見本園を出てバスの待つ駐車場に行ってみると




B級グルメ~~~
出店がずらり(ってほどでもないけど)






おおきな金目鯛コロッケ
さすが伊豆♪
でも金目鯛は真ん中にちょっぴり欠片がいただけ
もう少し小さくてもいいから
もう少し高くてもいいから
もうちょっと金目鯛を加えてポテトに馴染ませたら?

中途半端です

金目コロッケ
これは普通に小判形ですがお魚型のものが有名なよう





山葵肉まん

あとからピリッと


これが私たちのこの日のお昼ごはん~




まだ、雨に濡れた桜と梅の写真がありますが
明日の記事は「週末ごはん」かなぁ。。。。

鱈の季節のうちにタラのお料理載せないとね。

オリーブオイルで揚げ料理

2011-02-21 | 週末ごはん・お酒
旅のお花の写真はまだ雨に濡れたしっとり桜や凍えながらも咲く梅などあるのですが


ちょっと飽きましたよね?



なんて、
私が写真の整理をサボっているだけなんですが


今日はちょっと休憩していつもの「週末ごはん」です。

(週末十分休憩したクセに↑↑)




オリーブオイルで揚げてみたかんた~~~んなお料理ばかりです。





まずは





たらりんっと少量フライパンにまわし入れたオリーブオイル

ハートに見えませんか?

意図せずにできたハート形
こんなこと一つで朝からハッピーな気分

これじゃ料理じゃないですね
すみません

目玉焼き作ろうとしていてちょっとうれしかったので






ではお料理3連続





チカのエクストラバージンオリーブオイル揚げ

大きさも姿もワカサギによく似ているチカ
同じキュウリ魚科ですがチカは海だけに生息
大きいものは15センチくらいになるそうです
安いです♪


内臓もそのままで洗ったら小麦粉を薄くまぶしてexv.olive oilで揚げます
それだけ(ハーブもちょっとふってます)

泡ものに合いますよ~






ブロッコリーも揚げちゃう

こちらはイタリア家庭料理教室で教わったのをアレンジ
小麦粉を水で溶いて塩・すりつぶしたクミンシードを混ぜて衣に

クミンの香りが大好きです

本当はビールや炭酸水で小麦粉を溶くとふわっとさくっとなるそうです

(茎の部分は衣がからみにくいのに下粉を振るのを忘れてました)






オリーブオイルで揚げだし

少量のオイルで素揚げしたので茄子は皮目じっくり
ブロッコリーは房を半分に切った切れ目側をじっくり
両方とも返して火が通ったら熱した調味出汁に入れて


調味出汁は鰹昆布の出汁に薄口醤油&みりんです
exv.olive oilの良い香りと甘味が和のお出汁にも合います





エクストラバージンオリーブオイルを揚げ物になんてもったい?
でもこの香りの良さはたまりません♪



揚げものにはこれの前シーズンの残っていたオイルを利用
フレッシュで香りが高すぎるものよりちょっと落ち着いていいようです


オリーブオイル関連記事







幻想的な夜桜ライトアップ・・・のはずだったの

2011-02-17 | 花・風景・旅・他
旅の話の続きです。







菜の花の葉も紅葉するのですね







ピントがしっかり合わなかったのですがソフトフォーカス風に見ればお気に入りの写真

自分に甘いのです








ホテルに向かう途中夕食後のオプショナルツアー「夜桜の幻想的ライトアップ」への申し込みを
添乗員さんが再確認しますと・・・




キャンセル続出




そりゃそうですね、その前にバスで遠目に見た様子では桜はぜーんぜん咲いてなし。
おまけに寒いし遅くにはお天気も悪くなりそうだし。









オーシャンビューのホテルの部屋から






プライベートビーチに向かって歩くと今は使う人もいないシャワー




さて夕食後

私たちはどうしたかというと





カメラ女子はそんなことには負けないの!

だって・・・ホテルにいたって飲んだくれるしかないし(←それは私だけ?)
それにオプショナルツアーは無料でバス送迎なんですもの♪





咲いているところを必死に探してみるもそこはライトが弱かったりと
かなりピンボケになっちゃいましたけど

























幻想的な水仙のライトアップ?
















こんな具合なので本来の見学時間より短めとなったのですが
それでも早々にバスに戻る参加者たちをよそに
私たちだけめいっぱい写真を撮りまくったのでした


なのにボツ写真ばかり
しょぼん



桜と菜の花の饗宴

2011-02-16 | 携帯投稿
河津桜はオオシマザクラとヒカンザクラ(寒緋桜とも)の自然交配種と言われています。
開花の早いカンヒザクラと遅いオオシマザクラがどうして?という気もしますが。



今朝、山手線に乗ったら液晶ディスプレーに「河津桜が咲き始めました」と
明るいニュースのように表示されていました。



遅いよっ



稲取から下田に向かう途中、夜のオプショナルツアー「幻想的な桜ライトアップ」で
訪れる予定の川沿いの桜並木がちらりと見えたのですが・・

見なかったことにしよう




まあそれは後のお楽しみ
楽しい話じゃないんだけどね




昨日の記事の菜の花畑の続きです





菜の花に囲まれた「菜の花ウェディング」ができるらしい






菜の花畑の向こうにはピンク色に立ち並ぶ桜・・・

桜が・・・ない





やっと見つけた♪
咲き始めの河津桜





さらに南下して宿泊先の下田プリンスも通り越してバスは「みなみの桜」に向かいます

これもまた河津桜なのですが河津町に対して南の南伊豆町にあるので「みなみの桜」とされているようです。







そこは満開の桜!







川沿いに並ぶ桜とその下に彩を添える菜の花











水仙が桜を見上げるように咲いています







期間中の夜にはここもライトアップされるのです









なんてね




本当はこんな始末だったのさっ
↓↓↓




2本だけなぜだか8分咲き状態

お客集めのためにストーブたいてライトあてて咲かせたに違いない



まるで咲き誇る桜と菜の花の風景をを楽しんだかのような写真を撮った私を誰か褒めてください






つづく

次は幻想的な桜のライトアップと雨に濡れた桜です

もう飽きましたか?
でもまだまだあるんです
私だってこんなに花を追いかけて撮ったことはありません



ぽかぽか南伊豆のはずがさむざむ南伊豆

2011-02-15 | 花・風景・旅・他
昨夜の雪がうそのようにこの晴天ですっかり消えてしまいましたね。

夜通し降り続けたら朝には積雪と凍結で電車が止まって動かず。。。なんて期待してしまった社会人としてダメダメな私です。



朝、溶けかけた雪でびちゃびちゃの道をハイヒールで慎重に歩いて駅に着いたら電車が雪の影響ではなく、急病人救護のために遅れていました。




さて、旅の写真です。


東京から踊り子号に乗って熱海駅。
そこから観光バスに乗り換えて下田に向けて出発。

熱海の街中にもちらほら早咲きの桜。

ぽかぽか南伊豆だもんね♪




のはずが「寒いじゃないのっ!」
お天気は下り坂で翌日は雨か雪で大荒れの週末になるという予報。
帰りの電車ストップなんてしないよね??



下り坂のお天気なので青空がまだ残っているうちにさっさと桜を見に行きたいのだけどそうもいかない道順らしい。  途中、稲取の雛の館で「雛のつるし飾り」を見学します。


稲取はつるし飾り発祥の地なのだそうです。





写真サイズ大きすぎますか?
どうでしょう
























つるし飾りの一つ一つには込められた意味があるのです









館を出るとここにも何本かの桜が







あ、これは梅ね






これも河津桜でしょうか?
こんな濃いピンク色の愛らしいお花です

さあ、これからもっともっと桜がたくさん見られる場所に行きますよ
(とはいえ、事前情報で開花状況はまだまだ全然だと)




再びバスに乗り稲取を後にして
菜の花畑と桜、黄色とピンクの饗宴が見られる
南伊豆の「みなみの桜」をめざします





遠目に見るとふかふかの黄色い絨毯を広げたように美しく見える菜の花畑


間近に見るとちょっとスカスカ







さくら・・・は???
どこ?




つづく



ぽかぽか南伊豆で早春のお花見

2011-02-14 | 花・風景・旅・他
もしかしたら
運に見放されていたら
行けなかったかもしれなかった


「河津桜」「みなみの桜」・早春のお花見にゆこう!ぽかぽか南伊豆♪幻想的な河津のライトアップ2日間


詳しい事情は前記事にて。。。



最初はね、友人が見つけてくれたツアー

函館で二泊三日、雪を満喫して冬の海の幸を食べよう!のつもりだったのが飛行機が取れず、


ならばいっそ花咲くあったかい南伊豆で一泊二日のんびりゆったり一足早い春の風景を撮りに行こうよ


と出かけてきたのでした。



集合前に友人とお昼のお弁当を買い、夜の部屋宴会用のワインを調達し、電車に乗り込んだときにはそこにいる幸せを本当にうれしく思ったのでした。



急に「明日休む!」なんて言えるゆるい会社でよかった。



それにしても、よくぞ前日に気づいたねぇ私。
えらいわ、あなた。








イメージ写真
色は現実と異なります
(↑撮影モード間違っていただけ)





ゆるゆると旅の写真を今週はアップしてまいります。
花写真ばかりですがお時間あったら寄っていらしてください。