花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

水べこ

2006-04-30 | 週末ごはん・お酒
福井からのお取り寄せ。

「水べこ」=げんげ、とも言います。
深海にお住まいのようで、身はぷよよ~ん、とろろ~ん、として上品なお味です。
福井に何年か前行ったとき、初めてお目にかかって印象強かったものです。
お吸い物でいただきました。


写真のもの干してありますので食感はまったく違いますが
白身であっさりすっきりしたお味です。

こんな細身になっても骨はけっこうしっかりしているので
かなりがっちり焼かないと骨ごと食べるというわけにはいかず、そこまで焼くと細い尾の方はカリカリになってしまうし、案外食べづらいかもしれません。

生でも干しても食べづらさはありますが、でもおいしいです。

生も冷凍で取り寄せてみましたので(切り身に処理されてますが)それはお吸い物にしてみようと思ってます。

+ + + + +

4月分、毎日更新達成です。
といっても後から書いた「ずる書き」多数。。。

バジルは順調

2006-04-29 | 日記
バジルの芽がいっぱい出てきました。
順調です。

もうちょっと育って間引きするときに姉にわける約束なので
大事にしないと。

ローズマリーの種をまいた場所はまだまだ。。。
一つだけ何かの双葉が出てるんですが、雑草のような気もします。
がんばれ~ローズマリコ!

+ + + + + + + + +

昨日は関内の濱庵に行きました。
肉厚の椎茸が最高においしかった~。
椎茸嫌いだった私が高校生の時、義兄の実家で自家製の超特大焼き椎茸を食べて好物になった以来の感動のおいしさでした。

もともとダッチオーブン製の霧島地鶏と春野菜ローストがお目当てで行ったんですが、

「ビーフシチューとカレーもあるよ」
 と言われ・・・

「全部食べたい」

ダッチオーブンで煮込んだシチューとカレー、おいしいんですもの。
どっちかなんて選べませ~ん

それにしてもよく食べたものだわ。
あぁ、また歩いてダイエットしなくちゃ。


今日の主菓子

2006-04-28 | 文化・茶道
さすがにGW前後は非常に忙しくお茶のお稽古にだいぶ遅れてしまいました。

炉は今月で終わり。 来月からお風炉になります。
お茶を習い始めたのはたしか新緑の5月でした。 何年たったのかなー?
10年になるのかな? 


今日の主菓子は味噌餡のおまんじゅうでした。
遅れていったので写真は取れなかったんですが、お腹空いてるとこにちょっと大きめのお饅頭がうれしかったです♪



=青まる=
これは私が先日旅した仙台のお土産
「萩の月」の"菓匠三全"の系列店"青ざし"というお店で買いました。
似たような"ずんだ茶寮"という店が東京大丸にありますが、これも系列店です。
これは仙台限定販売品だとか。

まわりはけっこうすごい緑色ですが、お抹茶の色のようです。
中身は薄緑色のずんだ餡。
お濃い茶のおともになりました。



=加賀の白峰=
金沢のお土産だそうです
「佃煮」と箱に書いてあったので、「え?お抹茶に佃煮?」と
思ったんですが、外は胡桃形の最中の皮、中は加賀の「じろ飴」で煮た胡桃です。
じろ飴は俵屋さん製で砂糖を使わず米と麦芽で作られた水飴。
胡桃好きな私にうれしいお菓子です。

温泉旅行6 仙台~作並温泉~山形おまけ

2006-04-27 | 花・風景・旅・他
ちょっととぎれましたけど仙台旅日記のおまけです。

そうして旅は終わり。


旅の思い出といえば・・・
やっぱり家に着いてからお土産で再び旅の気分を楽しむこと。


仙台のお店で食べた牛タンよりはずぅーーーーーっと薄いですが、塩味付きの牛タンをお土産にしました。 やっぱりこれくらいの方が食べやすいわ。



お土産といえばねぇ、これが一番
仙台旅行だったけど、結局山形の山寺まで足をのばしたのでそこでみつけた大好きな「出羽桜」です。 こちらであまり見かけないラベルだったので買ってみました。
=純米吟醸雄町=
なんとなく雄町っていうのにひかれました。 

ん~~~、おいしい♪

(おしまい) 

「生からすみ」初体験

2006-04-26 | 週末ごはん・お酒
昨日は渋谷でデートでした♪
デートだと喜んでいるのは私だけなんですけど。
久しぶりの渋谷にキョロキョロな私はほとんど「おのぼりさん」状態。

お相手は昨年末に久々に再開した高校の同級生です。
彼とは高校時代同じクラスになりながらも人種が違うくらい遠い存在でほとんど話したことはなかったので「懐かしさ」と「新鮮さ」が入り混じって不思議な楽しさがあります。
で、勝手にわたくしポッとなったりしてます。 あ、もちろんダーリンの次にね。


活きイカを食べさせてくれるというので(食べ物につられたわけじゃありません、きっぱりと)楽しみだったんですが、前日から天候を考えるといやな予感・・・的中でした。イカの入荷なしですと。 しょぼん。

お目当ての活イカがなかったものですから、まあ彼は私に「同じ年と思えない・若く見える・お化粧も薄いのに」などなど褒めちぎり。(ほめごろし作戦?) いいえお化粧はばっちりガッシリしてますわよ。おぬしもまだまだ修行が足りんのぉ。

でも、「いや、イカがないから褒めてるわけじゃないよ」
・・・それって思いっきり墓穴掘ってませんか?

いいんです。イカがなくったって彼と会っておしゃべりできて楽しかったんですから。(われながらかわいい恋心♪)
でも残念。 ええい、恋か食い気かいったいどっちだ、私!?

お酒は「伊佐美」「富乃宝山」「中々」など有名どころを飲ませていただいて、最後は八海山で〆。 初めて食べた「生カラスミ」がお気に入りになりました。 日本酒でも焼酎でもお酒が止まらなくなりますよ、これ。 (注:ビールは合わないと思う)


旅先ではお店でも旅館でも平気でお料理撮るんですが、なぜか生活圏内の場所ではそれができない私、なので画像がありません。

楽しい時間はあっという間にすぎるもので「またね」といいながら別れたわけですが・・・ あぁ、またハグできなかった。 次こそは!

温泉旅行5 仙台~作並温泉~山形・山寺

2006-04-25 | 花・風景・旅・他
作並温泉というのは仙台市青葉区であるが面白山を一つ越えれば山形である。
しかし、山ん中の作並が仙台駅前と同じ青葉区ってのも信じがたいすごさ。


作並から駅4つ山形に向かうと山寺(通称)がある。
860年に、清和天皇勅願により慈覚大師が開いた比叡山延暦寺の別院で正式には宝珠山立石寺という。立石寺は山の総称で根本中堂、念仏堂、開山堂、五大堂、釈迦堂、本坊、金乗院、中性院、華蔵院、奥の院等々からなる(省略だいぶあり)。 


山門からなのか根本中堂からなのかわからないが最上部にある奥の院までは千を越える階段を登ることで有名。(八百余段とも言われるので千余段というのは麓からかもしれない) 山門の手前には松尾芭蕉が『閑さや巖にしみ入る蝉の声』と詠んだことで句碑と芭蕉、曾良の像もある。


空は快晴なれど冷たい風の強い日でしっかりとコートのボタンをしめていく。 が、すでにお参りをして階段を下りてくる人は半袖姿。 しばらく階段を上ってすぐに納得、参道は木に覆われ風が遮られるので階段を上れば汗だくになるのだ。


山寺は以前訪れたことがあるが今回の方がなぜか楽に階段を上れた。 週末ウォーキングの成果か?通勤で鍛えられたんだろうか?


途中で見つけたフキノトウ
先日仙台で見たものは遅いものでもかなり成長していたので気温の差がよくわかる。



最上部にある奥の院
右下に白く見えるのは雪
作並~山寺間の線路脇にも雪が残っていたっけ


言うことなしの絶景



そのまま水墨画になりそうな景色

奥の院あたりからの右手に開山堂、五大堂、左に釈迦堂の眺めは
もちろんすばらしいが、崖から一部が突き出るように建つ五大堂からの
さえぎるもののない景色には感嘆すること間違いない



山寺はその階段を一段一段上る毎に煩悩が消えていくのだそうで・・・となると今だ煩悩だらけの私は八百や千どころじゃない煩悩があったってこと?


(ほぼ終わりだけどつづく)

温泉旅行4 仙台~作並温泉

2006-04-24 | 花・風景・旅・他
この旅行・・・なんだか写真撮影のためにいったような気もする。
メインは「温泉でゆったりのんびり温泉卵になる」なんだけど。

さて、東北大学植物園の花々の続き。


ショウジョウバカマ


これは都心の庭木でもよくあるアオイ


イカリソウ(黄色)


イカリソウ(赤)


オキナグサ
山野草の写真集では知ってたけど本物は初めて


ムツノマルバミネヤナギ
この日一番のお気に入りショット



こうして撮影大会(?)を終え、再び仙台から電車に乗り作並温泉の宿に到着した。


さて、宿レポ

最近宿はウェルカムドリンクとかいろいろサービスを考えてるところが多いが、正直余計なお世話な部分も多々感じる。

[お風呂編]
露天は2箇所男女時間交代制。一つは川に面していくつかの浴槽が段々畑状態になって立湯もあり広さも開放感もたっぷり、もう一つはそれよりはだいぶ狭く崖状の壁に囲まれているが寝湯がゆったりとして気持ちいい。 

湯上がりに羽にきれいな瑠璃色が入った中型の鳥を見つけてシャッターチャンスを狙っていたらドヤドヤとおばさん軍団がやってきて鳥は逃げてしまった。 んもう、おばさんってどこでもうるさくていや。 (という私も十分におばさん。)

大浴場も広々している。宿の規模のわりにガランやシャワーの数が少ないように思ったが人が混んで使えないことはなく快適。 湯上がりにはお水、お茶の他に時間によっては甘酒サービスもある。 (お風呂入った後に甘酒飲むひとっているのかな?)

でも、この宿のお風呂までの移動や段差は足腰しっかりしてる人じゃないと無理だなー。女性受けしそうな宿の割りにはお年寄りにはさほど向かないようだ。


「のんびり小町」の女性特権としておしゃれな浴衣を貸し出してくれた。気付けも一回までしてくれるので自分で着れるけど横着して頼んでみた。

が、胸空けすぎだよー、お姉ちゃん。 下処理もぐずぐずだし、結局自分で着直した方がきちんとできた。・・・という私はちょっと意地悪?


[食事編]
夕食は懐石風に何品かが出された後、ここの名物らしい大根しゃぶしゃぶとそのスープで雑炊かご飯が選べる。 大根しゃぶしゃぶの内容は豚肉、つくね、他野菜などで大根はピーラーで薄く削ぎ鍋に入れる。(自分で) 

おいしいんだけど・・・めんどうくさいよー。
そういえば、昨日うちは豚シャブだったっけ。。。(かぶっちゃった)
主婦っていうのは何もせず上げ膳据え膳を楽しみにくるんだと思うんだけど、他の人たちはどうなのかしら? とか文句をいいながらもかなりの量の大根を食べた。 満腹♪

最後に出汁にはいってたニンニクを間違えて食べてしまったのがショックだった。
明日くさかったらどーしよぉー


朝食はバイキング(正しくはビュッフェスタイルもしくはスモーガスボード)
メニューは豊富で言うことなしだけどちょっとレイアウトが悪い。 あと、ヨーグルトはプレーンにしておくれ、と姉と文句をつぶやく。 
恥ずかしいくらいたっぷり取りまくりもちろん全部食べた。

お茶はうっすら色がついてる程度のお粗末なもの。今まで旅先でおいしいお茶があったのは嬉野温泉の「萬象閣敷島」だけだったなぁ。さすが茶どころ 

コーヒーないの?と思ったらラウンジで朝10時までサービスされてるとのこと。
出発までのんびりコーヒーを飲みながら過ごした。

いろいろ気になるところはあるけれど全体的にはやや満足のお宿。


つづく(長くてすみません)

温泉旅行3 仙台~作並温泉

2006-04-23 | 花・風景・旅・他
瑞鳳殿を出てちょっとマニアックに、天然記念物に指定されているという「東北大学植物園」を散策することにした。 ここは仙台城の後背地にあたる。

かなり広大なので(高低差もあり)全部回るのはとても無理でショートカットした。まだ枝木の多い中にも新芽を出しはじめた木々の緑がさわやかである。

自生のものとは思えないけど春の花を何種か見ることができた。


ちょっと育っちゃったフキノトウ
やっぱりツボミのうちのほうがかわいい


たぶん二輪草


スミレ(何スミレだかわかりません)


ネコノメソウ
うちの近所では見かけないけどこのあたりにはけっこうポピュラーなよう。


リュウキンカ(立金花)


ヤシャゼンマイ


水芭蕉


名前忘れちゃいました


まだまだ花の写真続きます。



温泉旅行2 仙台~作並温泉

2006-04-22 | 花・風景・旅・他
仙台は東北一の大都市で駅前から広い通りや並木道、商店街が縦横に続いている。

駅周辺の観光地を訪れるには「仙台るーぱる」というレトロ調のバスが運行されているのでこれを利用すると便利だ。 料金は1回250円(区間自由)で1日は600円。


仙台到着はお昼ちょっと前だったので早めのランチをすることに。
仙台といえば「牛タン」でしょ。

人気店であるというところに入り、厚切り牛タン焼き・タンシチュー・テールスープのセットを頼んだ。 評判通り牛タンが厚みがあるのに柔らかく食べやすくおいしい。

でも・・・仙台の人ごめんなさい。私はやっぱり薄切りの方が好きです。 ええ、貧乏人の悲しさでしょうか?  それでもボリュームにたいしてお値段は安くてうれしい。


次は腹ごなしに「瑞鳳殿」
腹ごなしと思いながらもランチのお店からは案外距離がありそうなので「るーぱる仙台」を利用したが、バス停から瑞鳳殿までの登りはけっこう息があがった。

敷地内には仙台藩祖・伊達政宗公(1567~1636)の霊屋(というらしい)である瑞鳳殿、少し離れたところに2代藩主伊達忠宗公(1599~1568)の感仙殿、三代藩主伊達綱宗公(1640~1711)の善応殿がある。何れも桃山様式の遺風を伝える豪華絢爛たる廟建築だったが戦災で焼失し今の姿は、その後再建されたものである。



瑞鳳殿の近く、参道の途中に伊達忠宗が創建した「瑞鳳寺」
ちょうど仙台市内は桜が満開で屋根の上に見える桜がみごと。


つづく

温泉旅行1 仙台~作並温泉

2006-04-21 | 花・風景・旅・他
JR東日本の女性限定「のんびり小町view card」のポイントがたまったので、姉とのんびり温泉旅行でも・・・と宮城・作並温泉に行ってきた。

東京駅待ち合わせの約束に余裕を持って早めに家を出ようかなと思っていると姉からのメールが
「東京駅着いたよ」

え? 

姉さん力入ってるなー。予定より1時間半前に到着とは!

そんなわけはなく、1時間間違えて早く家を出ただけというなんとも出だしから思いやられる旅であります。 遅く間違えたのじゃないのがせめてもの救いだわ。

あわてて姉に電話をして
「じゃあ朝ご飯、どこかで食べて待っててね」


でも・・・せっかく作ってあげたサンドイッチどうすんのよーーー



生ハム、クリームチーズ、トマト、春キャベツにマヨとケチャップミックスのドレッシングサンド


つづく