花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

大阪~京都~そして大阪(1)大阪平成中村座の巻

2015-11-27 | 花・風景・旅・他
ちょっと前のことになりますが

友を訪ねがてら関西に行ってきました。




訊ねがてらといいながら一番大目的は


「大坂の陣400年記念 大阪平成中村座」



友よ・・・ついででごめん!



今春に浅草寺境内に特設した「平成中村座」を観て大感激し是非にも大阪も、とは思うものの
新幹線代は痛い、けれど神戸に越した友達にいつもの如く調子よく、遊びに行くからね~と
言いっぱなしになっていたのも気になっていたし、ええいこの際、神様仏様のお導きと思って
ここは行くしかない!と心に決めていたのでした。

なんで勘三郎さんがご存命の時に行かなかったかねぇ。



大阪平成中村座の芝居小屋が設置されたのはなんと大阪城の西の丸庭園。

幟を見ながら小屋に近づくワクワク感はなんともいえないものです。


今週千穐楽も終え、すでに小屋は解体されたので多少のネタバレももう許されるでしょうか?


多くは語りませんが、平成中村座ならではの演出やサービスが楽しいのです。

その一つが「隠れ勘三郎を探せ」

勘三郎さんの目が18個、場内の壁やら何やらに・・・ 全部見つけても賞品はなしですが。


昼の部
 女暫
 三升猿曲舞
 狐狸狐狸ばなし

夜の部
 俊寛
 盲目物語


昼の部は笑いに笑って、夜の部は泣かされて。
存分に楽しい1日でした。

浅草でも同様の演出がありましたけど演目の終盤で舞台の後ろの壁がぱっと開いて
大阪城がどーんとバックにそびえ立つなんていうのは中村座ならではでしょう。
特に夜のライトアップされたお城はストーリーとも相まって感動を呼びました。

涙ボロボロ・・・


そして、平成中村座を語るに欠かせないのが名物「トイレタイム」
トイレの数は十分にあるのですが、幕間に大勢が押し寄せるのをうまくさばくお茶子さんたち。

決してストレスを感じさせることなくおもしろおかしく軽快に誘導してくれます。


役者さん、スタッフ方々、サービスの精神は筋金入りと言えるでしょう。
こういう方々こそ、腰が低くお客さんを大事にするんですね。


さてさて、旅のお話はつづきます




七之助さん、きれいだったなぁ。。。
近くで見たら失神しそうなほどドキドキしたわ

12月の歌舞伎座、行こうかしら~。




左上から右へ
大阪平成中村座
大阪城

左下から右へ
京都タワー
渉成園(東本願寺)




彩(いろ)を探して

2015-11-25 | 花・風景・旅・他
青い空

緑から黄にかわりつつある銀杏

真っ赤なもみじ

足元を埋め尽くす赤くなった桜の葉



そんな彩を求めて


山へ・・・ではなく新宿御苑に行ってきました。

手近すぎてすみません



今年の紅葉はいまひとつぱっとしないようです

遅いのか?寒暖のタイミングが良くなかったのか?

桜の葉はすでにほぼ落ちて茶色く

一部しか赤くなっていない紅葉も葉先が傷んで



それでも園内はお弁当を持ってランチやお散歩の家族連れや観光客で賑わっていました


我が家もちょうど新宿に行く都合があったのでデパ地下でパンを買ってランチ&散歩


付き合ってくれるダーリンはとってもありがたいんですが


落ち着いて撮ってられないのがちょっと苦しいところです












































バンザイ! ってみえませんか?











大道芸ワールドカップ2015in静岡(4)個人的夜の部

2015-11-18 | そと料理・お酒
3泊4日の静岡滞在中、2晩も夕食につきあってくれて、さらには最終日静岡駅まで車で
送ってくれた友人にどれだけ感謝したらいいことか。


おかげで時間ぎりぎりまで大好きな人を見ることができました。


もちろん友人に会いたい気持ちはたっぷりあったけど、そこは・・・見たい人優先な
わけで。

夜のパフォーマンスまで全部見たいから、と食事につきあってくれるという友達を
待たせたりなんかして。 

自分勝手で申し訳ない!



そんな一夜めは「アクアヴィーテ」=L'AQUAVITE というイタリア料理のお店





素材は地産中心

食べたいものだらけなメニューから、こんな感じで、なんてわがままに半おまかせ

ワインも好みや料理に合わせて何本か候補を見せてくれたり

カジュアルそうに見えるけど接客もお料理もとってもいいお店でした






贅沢言えば料理にかけるオリーブオイルが私好みだとさらにうれしいな
そんなお店なかなかないからしょうがないんだけどね






翌夜は一人だったので前年に連れて行ってもらった、やっぱりイタリア料理のお店




そして最後の晩は、和フレンチダイニング・結(ゆい)

料理はその名の通り
飲み物も日本酒~ワイン(焼酎も)いろいろあり







ちょびちょびの酒飲みを喜ばせるおつまみセットから

ちょっとめずらしい食材を使ってくれたり





お一人で料理からサービスまでしてらっしゃるので多少心と時間に
ゆとりが必要な時もありそうですが落ち着行けるいいお店♪



最後の写真は勝手に静岡名物指定!

静岡弁当の「あみ焼き」




これを友人が買ってきてくれて新幹線の時間に間に合うべく車で送ってくれたおかげで
予定より一つパフォーマンス見て帰れました。



お返しするからね、と言っていつもあれこれしてもらってばっかり。


静岡に足向けて寝られません。




来年、またどこに連れて行ってくれるかなぁ。(←結局図々しく頼るつもり)

お仕事、出張入れないでね~~~♡


大道芸ワールドカップin静岡(3)

2015-11-17 | 大道芸
すっかり東京近郊は朝晩が寒くなりましたね。

・・・と先週下書きをしていたら、今日はなんだかポカポカ陽気。


いつもならベランダのオリーブの実が熟して、鳥に取られる前に収穫しなくちゃ!という時期
なのですが、今年はいろいろあって私が手間をかけてやらなかったせいかカイガラムシや
すす病の被害が出てしまいました。

ごめんね。

自然に生きる鳥たちはすごいですね。
決してこういう病気にかかった木の実は食べに来ない。

薬品は使いたくなかったけどしょうがない。。。消毒しなくちゃー



さて、大道芸ワールドカップ2015ももはやずいぶん前のことのように感じてしまうのですが

まだ2週間半?もう2週間?
気が早いけど、来年もまた行きたいな。






空中を舞ったり
火花を散らしたり

優雅なのに大迫力


家康公四百年祭
徳川家康公顕彰四百年記念事業
スペシャルプログラム
シアター トル THEATER TOL



まわりは大勢の人でしたけど遠くからでもよく見えました
というか・・近いと首疲れる?





バルーンパフォーマーのSyanさん

和装で和のバルーン・洋装で洋のバルーン
どちらもステキでした

いくつもの細長いバルーンで魔法のように
あっという間に形を作り上げます






この体はいったいどうなってるの?
柔らかいにもほどがある!なジョーダンマクナイトさん






大きい人と小さい人の遭遇(小さく見えるだけで普通です)
スティルト=足長のSPEC

もう一人緑の人はお散歩中

後姿は to R mansion






妖精のように愛らしいスティルト
見かけた人は必ずといっていいほどパチリ

近くにいたお婆さんが
「あんな顔がわからなくなるほどお化粧しなくてもかわいいのにねぇ」と






あなた・・・それ必要? ^_^;

観客が持っていたパフォグラスを
(人だかりの向こうもよく見える)
取り上げて何を見てる?






大道芸ワールドカップといえばこの人

ダメじゃん小出さん
スパイスがかなりきいたコメディ(コメディージャグラー)

最高の人気です






加納真実さん

青いジャージの人です

何度見てもやっぱりおもしろいんだなー

ちょっとシュールな笑い






とまあ国籍もジャンルも個性も様々な人たちを贅沢にも見まくれる大道芸ワールドカップなのでした



静岡の夜・・・につづく



望月ゆうさく / 大道芸ワールドカップ2015in静岡(2)

2015-11-10 | 大道芸
夢のように楽しかった静岡からもう1週間が経ってしまいました


タイトル・・・ストレートに、大好きなパフォーマー「望月ゆうさく」さん

世界一情緒的にも美しく魅力的にディアボロをまわす人!と思っています




一昨年、たまたま旅行中の静岡で時間つぶし程度に初めて大道芸WC開催中の駿府公園を
訪れた時、ものすごい人垣の後ろからちらっとだけ見えた袴姿の SAMURAIスタイル が
印象深かった

初めて見るディアボロも


昨年は衣装も構成もがらりと変え技術も飛躍を見せてくれたと思ったら

さらに今年はハイジャンプ的(←勝手な私の印象)な変化

静岡で初めて披露するために作ったという新作でした


静岡出身、子どもの頃からこの大道芸ワールドカップを見てきたというだけに
このステージへの思い入れは格別なのでしょうね




テーマは彼が東京芸大時代に調べたディアボロの歴史


この形状をした輪鼓(りゅうご)という道具は奈良時代に中国から日本に渡り

室町時代にはこれを芸とする放下師(ほうかし)という業師がいて輪鼓を家紋と

するものもあった


といったナレーションとともにパフォーマンスが始まります






中世に遡り・・・

烏帽子姿の背には家紋のような模様

ディアボロが紐を滑る音が中世へいざなうよう









そして時は現代に


タップ&ディアボロ










演出がすはらしかった!

その場に本当に室町から現代への時間の流れがあったような気がしました

と・・・勝手に感じただけですが


ここで初めてディアボロを見た時の不思議な感覚が腑に落ちた感じです



それに

いいこと言ってたなぁ。。。(これはご本人の口からでないと)








4つのディアボロを回し飛ばすというとてつもなく難易度が高い技も








ナイトパフォーマンス

映像とジャグリング・光を合わせた独自の世界


これを直に見られるのは貴重




本当に独創性があっていつも先を目指す姿勢とそれを実現して見せてくれることに
感心します。






VISUAL POI(ビジュアルポイ)・・でしょうか?



ポイはマウイ族が儀式に使用していたがジャグリングの道具として広まり形状もいろいろ

光るものもあり、これはLEDが内臓されたバトンを振り回すとその軌道に文字・模様が
描かれるプログラムをしたもののよう





大好きな人はやはりたくさん見ていただきたいので。。。



<フォトチャンネル>

望月ゆうさく / 大道芸ワールドカップ2015in静岡

(大きい画面にできます)





序盤で、その歴史について書かれた紙をひらりと蒔くシーンがあり・・・
パフォーマンス後持って行っていいということで拾いたかったんですが
わたくしどんくさいし、お子様方が駆け寄っていくところいい大人が
分け入ることもできず。。。

あ~、あれにサインしてもらいたかったなぁ





パフォーマーは最高によかったのに
今年買い換えたカメラとレンズでレンズ換えに痛恨のミスがありなんとも歩留まりの
悪い結果となってしまいました

でも、この目でしっかりと見てきたからいいんだけどね♡



ちなみに、テーマを盛り込みパフォーマンスがよりいっそう引き立つこの衣装は舞台
・ダンス衣装を多数手掛ける[undaily gate アンデイリーゲート]のオーダーメード
だそうです

ほんっとステキです



では、他のパフォーマーさんたちにつづく

大道芸ワールドカップ2015in静岡(1)

2015-11-05 | 大道芸



最終日11月3日
大勢の観客に囲まれて
望月ゆうさくさんパフォーマンス




今年も行ってきました!

総評・・・重かった!!(カメラが)

事実ですが。

本当の総評は・・・もちろん、楽しかった!!!


変わらぬもの、新しいもの、進化しているもの

いろいろ観て

エネルギー大放出と大吸収の連続でした。



追々写真をアップしますのでしばらくまたお付き合い下さいませ。






事件、というほどではないですが多少いろいろありまして。


まずは開催日の10/31~11/3、てっきり連休と思い込んでいたら、
あ~らまぁ、2日って平日だったんですね。

あやうくずる休みするとこでした。

直前の30日17時チョイ前に気づいてあわてて無理やり休暇申請。



そして、帰りはホテルチェックアウト後、荷物を預けた駅の
コインロッカーの鍵を開けようとして間違えてキャリーケースの
キーを出してしまって大慌て。。。

そりゃあ開かないわけです。


さらに新幹線に乗ってから重たいカメラをケースの方に移そうと
したら今度はキャリーケースの鍵がない!!

バッグのサイドポケットの中もバッグの中もぜーんぶ探しても
ないないない。


落し物で探し出して戻ってきたとしてもそれまで待つのはいやなので
(洗濯物がっ)もうここは開き直って「ファスナー式だから生地部分を
切れば開くわ」と男らしく(?)解体に踏み切る決意をしたのでした。



とはいえ、家に帰って、解体前に念のためもう一度確認を・・
とキーを探したら



あら、あった。


切る前に見つけてよかったよ~~~

えらいよ、アタシ。(そもそも最初に見つけられないのがあんまりえらくない)


ご存知の方もけっこういますが、ワタクシかなりのボケっぷりです。


そんな休み明け、出社したら

部内の人たちがみんな大道芸ワールドカップに行ってたことを知ってましたとさ。^◇^;


お土産なくてゴメンナサイ


そんなこんなで・・・つづく