花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

SUBMARIN WINE

2007-08-31 | 週末ごはん・お酒
昨日は桜木町駅近くのDining Wine Bar Clare =ダイニングワインバークレアというお店に行きました。

1Fはカウンター席の作りで地下にテーブル席もあるらしい。
ボトルはお手頃ワインの他ちょっと贅沢ワインも数々取りそろえられ、日替わりで何種かのグラスワインも楽しめます。
このお店、お食事がまたリーズナブルなお値段でめちゃめちゃおいしい!


ご一緒した1人はソムリエさん♪   
ソムリエといったらワインを口にすればいつでも小難しい言葉でワインを表現するのかと思ったら、なんのなんの、非常に楽しい方でした。 レベルを合わせてくれたんでしょうね。 

特別にお持ちいただいたワインも個性あるめずらしいものだったりとそれはもう感激ものだったのですが、一番感激したのがグラスを持ち器用にクルクルと回す左手(←いったい何に感激してるんやら?)。  絶対家で練習します、私。


たのしいワインの話とともにあっという間に時は過ぎ、次回と次々回の約束までして1人遠い私は大あわてで帰ったのでありました。


まったく・・・埼玉に住みながら出没する場所は錦糸町はともかく、横浜の多いこと! 自ら「よくそんなとこまで行くなぁ」と感心するやらあきれるやら。


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さて、勝沼のワインのご紹介もまだなんですが、昨日飲んだのとはまた別のおもしろいワインを会社の人からもらいました。



サブマリンワイン
海上自衛隊呉資料館


海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」のオープンを記念して発売された2000本限定のワインだそうでカベルネソーヴィニヨン60%・メルロー40%のカリフォルニアワイン。 

バランスがいいって言ったらいいんでしょうか?とっても飲みやすいです。
が・・・せいぜい\1,500~2,000くらいかと思ったらなんと\3,000で販売されてました。 あぁ、やはり違いのわからない女です。 


勝沼のワイン

2007-08-29 | 週末ごはん・お酒
お茶事も無事終わったので、ちびちびと先週の勝沼のお話に戻ります。




中央葡萄酒での試飲
グラスの中身が少ないのは飲んじゃった後だからでーす


この夏訪れた勝沼のワイナリー/大和葡萄酒・中央葡萄酒・丸藤葡萄酒工業では
何れもスタッフが適温保存されたワインをグラスに注いで試飲させてくれました

中央葡萄酒では開栓したワインはガスを注入して保存することに
よって液面を空気と遮断して酸化を防ぐ方法を取っています




え~っと、そう、ワインを3社で合計7種買ったのです。
内、6本は何れも甲州種を使った白ワイン。 赤はメルローの1本だけ。

勝沼といえば、国産種のベリーAや、外国種のメルロー、カベルネソービニヨンなどを使った赤ワインも最近はずいぶんと力を入れているようですが、やはり特産である甲州種の白ワインが一番の魅力です。  


ワタクシ、ワインにかぎらず感覚で捉えることしかできませんので香や味を表現するのものすごく苦手なんです・・・。
言い訳はこの辺にして、まずは私的甲州ワインの印象をお話ししましょう。

一般的に勝沼の特産であるぶどう=甲州種の白ワインは色はごく淡いです。
中でも一番甲州種の特徴を出していると思うシュール・リー製法で造られたものはフレッシュな酸味すっきり辛口なものが多いです。(甘口もあります) 

シュール・リーとはワインの製法で簡単に言うと通常は発酵後に澱引きするところをある程度の期間(数ヶ月~)ワインを澱に触れさせる状態でおくことによって酵母がワインに旨みを与えるのだそうです。(詳しい方、違っていたら教えてくださいませ)


当然なことかもしれませんが同じ地区、同じ品種で造っても各ワイナリーでそれぞれ出来上がりは違います。そして同じワイナリーでも地区(畑)で違いがあるのです。

地区としては鳥居平(トリイビラ)、菱山などがそれで、鳥居平と呼ばれる丘陵では、良質なワインに適したぶどうが収穫され鳥居平と名のつく勝沼産ワインはちょっと特別です。
菱山は勝沼ぶどう郷駅を挟んだ一帯の名前ででこの地区産のぶどうで作られたワインも鳥居平に次ぐものでもちろんそれはお値段にも反映されてまして、鳥居平>菱山>その他となるようです。


甲州種の白ワインは和食によく合うと言われてます。
繊細な香りとドライな感じが素材重視の和食の味を邪魔せずいいのでしょうね。
ちなみに何度も書いてますが、お気に入りのワイナリーは中央葡萄酒と丸藤葡萄酒工業です。


試飲&購入ワインの感想へつづく・・・(いつアップできることか?)

タコの残骸で

2007-08-27 | 花・風景・旅・他
さて、お茶事に持って行った「タコとひよこ豆」のサラダの評判は
切って混ぜるだけの簡単料理の割には好評でしたが、意外にもひよこ豆をご存じなかった方が多かったこと!

ひよこ豆は前日朝から水で戻して夜塩少々で煮て冷ましました。
刻んだタマネギとオリーブオイル、ビネガー、塩胡椒、と合わせ冷蔵庫でお休み。
翌朝タコの足を薄切りにして、きざみパセリとともにマゼマゼして保冷剤を乗せて持ち込みます。

余談ではございますが、タコは結構塩味が強かったからと、お茶人はちょっとばかりお年を重ねられた方々が多いのでという事情で少し薄切りにしました。

決して口に出しては言えませんが!



そしてタコの残骸・・・その後は


やっぱり 「たこ焼き」 
いやいや「蛸ご飯」もいいかなぁ

と思いつつも、「勝沼の白ワインあるしぃー」ってことで煮込んでみました。


せっかくなので2種!
両方とも以前ブログに載せたことはあると思いますのが一応簡単に作り方も。
茹で蛸を使ってるので時間さえあれば手順は超簡単♪



タコのトマト煮込み
残ったひよこ豆も一緒に



鍋にオリーブオイル、ニンニク、唐辛子を入れて火にかけて香りが出たら取り出し、タマネギみじん切り(めんどうならなくても)を入れて半透明になったら水煮のホールトマトかカットトマト、ローリエ、白ワイン、タコ、セロリも入れちゃって、塩胡椒で味加減をちょこっとしたら蓋をして中火にかけて沸々したら極弱火でひたすら30分以上煮込みます。 途中水分が少なくなったら水を足しましょう。

タコは煮るとちっちゃくなっちゃうので大きさに注意です。
茹で蛸で作ってるのでもともと塩味がありますから塩加減も注意。
柔らかくなった頃にかき混ぜるとタコのイボイボ(←吸盤)が取れちゃうので混ぜないように。



そして、煮たこの冷製


出汁、みりん、薄口醤油=8 : 1(1より気持ち少なめ) : 0.5~0.6 (茹でタコに塩味があるため)にタコを入れてこれもひたすら煮るだけ。


30以上煮て粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やします。
器に盛ったら溶き辛子をトッピングしてできあがり。




どちらも十分煮込むとやわらか~いんです。


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朝茶事についてちょこっと知識

茶道のお稽古で日々習っていることはお茶事で行われることの一部一部の割稽古です。そしてお茶事は季節やシチュエーションにより形態がいろいろあるのです。

暑い夏、
早朝5~6時に始まり日が高く昇る前までの3時間程の間に食事~濃い茶・薄茶とお客様をもてなすのが朝茶事だそうです。
遠くからいらっしゃる方もいるためそんな朝早くから集まれませんから実際おとといは9時始まりでしたけど。

朝茶の流れは=
初炭~懐石~中立ち(座をあらため軸を花に変えたりします)~濃茶・続き薄茶
となります。


お茶事の懐石は亭主が作ったりお料理屋さんに頼んだりするのが一般なのでしょうが、これもお稽古の一環ですからみんなで作って持ち寄ります。
私の担当はいつも強肴(進肴)=酒の肴のことで、他の向こう付けや、煮物椀、焼き物(朝茶事は焼き物はありません)、八寸とだぶらなければ何でもいいようです。

今回は半東でしたので(亭主の補佐役)準備のために8時集合なのでちょっとばかり手抜きさせていただいて、切って混ぜるだけという「タコとひよこ豆のサラダ」となったわけです。



始めて袖を通した絽の着物
いくら薄手の生地だってやっぱり暑い・・・です




朝茶事

2007-08-25 | 日記
終わったわー。 ホッ

朝四時起きして、タコとガルバンソのサラダつくって、着物来て七時に出かけて…


今日はまた暑さのピークとか。
でもたとえどんなに暑い日でもそこは日本女性、

着物を着たら涼しげに…

涼しげ…



すず…



涼しげにできるわけないじゃないのこのクソ暑さったら
ぅあっついのよっ!!


しかし、ダーリンは着物を着るとえらくやさしくなります。
送り迎えつき。

着物姿に弱い男って


スキ♪

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タコとガルバンソのサラダのために昨日はスーパーのタコ買い占めました。

いい部分だけ使ったので残ったたくさんの先端近いところがゴロゴロ。
明日はタコトマかなぁ?

スーパーののレジで「この人たこ焼き大会でもするのかなあ」なんて思われてたんじゃないかしら!?

勝沼ワイン狩り

2007-08-23 | 花・風景・旅・他
=勝沼ぶどう郷・ワイン狩り=

(2)

10年前、勝沼で初めて訪ねたワイナリーは中央葡萄酒(グレイスワイン)でした。
そのときも暑い中を駅から歩いて歩いて汗だくになってたどり着いて・・・冷えた辛口の白ワインがなんとも美味しかったこと。 

当初は勝沼のワイナリー全制覇を目標にしていたのですが訪れたところを数えてみればまだ16。(←私の歳じゃなくってよ)
小さな町ですが勝沼だけでも30以上のワイナリーがありますし、お気に入りの蔵もあるわけで、そうなると他に足を伸ばすこともだんだん減ってくるのです。


なるべく車と出会う危険のないよう勝沼ぶどう郷駅からぶどう畑の道を歩いて「原茂ワイン」の前を素通りし(すみませーん)「グレイスワイン」として親しまれる、我が家のワイナリー巡りの原点ともいえる中央葡萄酒へ向かいました。

の前に、初めての大和葡萄酒にちょっと足を伸ばしてみます。
まずはここで2本(2種類)購入して、中央葡萄酒で2本(これも2種)、さらに今一番お気に入りの「ルバイヤート」の名をつける丸藤葡萄酒工業で4本。もちろん最後は全部まとめて送っていただきました♪ 12本まで一箱で送料一緒だからあと4本買っても良かったかなー?


蔦に覆われた中央葡萄酒
秋には蔦も紅葉してきれいです


丸藤葡萄醸造工業
花を飾った欧風のかっこいい壁のデザイン、と思ったら
上部は蔵のようで屋根は瓦というミスマッチがいい感じ

以前見せていただいたワイン貯蔵庫(昔は発酵槽)の
壁一面のキラキラした酒石の美しさが忘れられません



とどめは甲州市推奨の約170種ものワインを一同に揃えた地下ワインカーヴで有料試飲ができるというぶどうの丘で、甲州名物ほうとうとお友達へのお土産にハーフボトルのワインを購入。  (ここでは試飲はしません)  そして駅までまた歩き、来たときと同じようにのんびりローカル電車で帰路についたのでした。 


いや、暑かったこと! ぶどうの丘は「丘」ってくらいですから丘の上にあるわけですよ。 最後の最後にそこまで登って(登ってはオオゲサだ)、ぶどうの丘を後にしたらそこから駅へは一度下ってまた上り坂なのでものすごくツライです。  あの日あっっっっっつい勝沼をあんなに歩いていた物好きは私たちぐらいなもんでしょう。 


朝7時前に家を出て9時半に勝沼につき、家にたどり着いたのは夜7時。 まる半日の日帰り旅でした。
そして、打ち上げはこの暑いのに熱々の名物ほうとう、そして白ワイン。

もちろん甲州の白ワインでしょ、と思うでしょう? 全部送っちゃったから飲めないんですーーーーー。
なのでワインを買いにわざわざ勝沼に行ったにもかかわらず、結局スーパーでまた買って帰りました。


家で食べるお野菜たっぷり&黒豚バラ薄切り入りの「ほうとう」は、勝沼の有名店で食べるよりずっとずっとおいしいです♪
ちなみに、ぶどうの丘で買ったお土産の生ほうとうは仰々しいありがたそうなカゴ作りの箱に入って4人前千円也。 味噌付きですがもうちょっと足さないと味が足りないかも。 他のほうとうよりちょっと高いけどおいしいですよ。


暑い日には暑いモノ♪




・・・あら、勝沼にぶどうの季節にいってぶどう園へは?


暑くてくたびれて行きませんでした。。。
中央葡萄酒で大好きな「藤稔」が一房600円で売ってたの買っちゃったし。 
だいいち、この旅行は「ワイン狩り」なんですもの♪


購入したワインについては来週お知らせしま~す。



おまけ



*ワイナリーの訪問は一般に団体客は要予約。
個人客でも見学は大抵予約を必要としますし、人の少ない小さなワイナリーでは試飲だけでも事前予約を要する所もあります


岩牡蠣お取り寄せ2

2007-08-22 | 週末ごはん・お酒
勝沼のお話の途中ではございますが、横道に外れます。

またやっちゃいました。


岩牡蠣パ~ティ~~~♪

もう見たくないという方もいらっしゃるでしょう。
また?とあきれる方もいらっしゃることでしょう。

ごめんなさいっ!


でも、いずへいさんのブログで「牡蠣にガンボ」の記事を見てまた食べたくなってしまったのです。
ああ、罪な人だわ。

前回は山形産でしたが、もう販売が終わっちゃってたので探しに探して・・・

サイズは十分、お値段もお得感のある新潟の岩牡蠣です。
越後村上「うおや」より。

こちらは殻そのままの状態と、剥くのが面倒という方には殻を開けて再び蓋をしたものと選べる上、注文する数も自由です。 おいしいのは当然殻そのままの状態のものを家で開けるのが一番でしょう。 




新潟県の最北部「笹川流れ」で有名なきれいな海域で育った天然岩牡蠣。
**笹川流れは新潟北部の景勝地で11キロに及ぶ海岸を言い、国の天然記念物に指定されているそうです。


先日の山形と近いこともあってか香り、お味、濃厚さは一緒のよう。

殻の手強さは新潟の勝ち(ってことは開けにくいってことです)
サイズは中~大サイズですが身はぷっくりとしてボリューム十分。


生でレモンはもちろん王道と言うべくおいしいのですが、舌に渋みが残りますので気になってきたらポン酢をかけると、これがまた牡蠣の甘味をひきたてて渋みを隠してくれるようでいいですよ。


さて、牡蠣だけじゃなく、取り合わせまで真似っこさせていただいちゃいました。


カレーのようにしか見えませんがガンボスープです。


いずへいさんとこはシーフードとお肉のミックスガンボでしたけど、シーフードは高いので・・・安い牛肉のスネを買ってきて。

暑い日に辛いもんはいいですね~♪


ビーフガンボならば赤ワインですが、主役はやっぱり牡蠣なので白ワインを急遽買ってきました。

安いです。 スーパーで千円です。
ネットで見てみましたけどどこでもだいたい千円ちょっとで売られています。



ALAIN BRUMONT(アラン・ブリュモン)のガスコーニュ・ブラン
グロ・マンサン(って初めて聞いたんですが)とソービニヨンブランで造られたさわやかな甘い香りの白ワイン。
ほのかな甘味がありますが酸味とほどよい感じです。

牡蠣と相性がどうかというと難しいところですが、よほどひどくないかぎりあんまり相性は気にしないタチですので。


明日はまた勝沼のお話に戻ります。

勝沼ワイン狩り

2007-08-21 | 花・風景・旅・他
今週は山梨県甲州市勝沼町のぶどうとワインのお話です。



勝沼では桃も作ってますがやっぱり「ぶどう」
公園の水飲み場だってワイン樽ですから

実は蛇口をひねるとワインが・・・なんてことはありませんが




=勝沼ぶどう郷・ワイン狩り=(1)

毎年恒例の勝沼遠征(日帰りです)の日、
暑い暑い猛暑日が続く中、その日だけ曇り空の東京周辺は信じられないくらいの涼しさでした。
ああ、これなら勝沼も歩くのが楽、でもぶどう畑の上に青空がないのは寂しいなぁ。

と思っていたら・・・笹子あたりのトンネルを抜けるとそこは



真っ青な空


うっそぉ何この天気!暑いじゃん、勝沼。


それでもまだ朝の内の風は涼やかで心地いい・・・ようです。 地元の方がそう言ってましたから。


さて、年2回は訪れる勝沼を"あるく旅"も今年で10年目を迎えました。
もう10年もこうして勝沼を歩いているんですね。 の割には未だに地図がないと歩けませんが。





湿度が高く雨の多い日本の気候に合った棚作りが主流



近年はワイン用に垣根式で
メルロー、カベルネソービニヨン、シャルドネ等も作ってます




夏、青空の下ぶどうの葉に覆われる緑一色の勝沼の風景が大好きです。
ぶどう棚に囲まれた道を、色づいたぶどうの房を間近に見ながら歩くのも好き。

でも一番スキなのはたぶんワイナリーでの試飲とぶどう園の試食。

ぶどうはまだ出始めでデラウェア、巨峰あたりが販売期で、大粒なピオーネやロザリオビアンコも出始めたようです。 9月半ば頃にはもっとたくさんの品種が出回るでしょう。


うちのお気に入りは巨大粒の藤稔(ふじみのり)で、3~4年前に初めて見たときはピンポン球大の粒に驚いたものでした。 それが最近は種なしになったせいか、それとも輸送でつぶれないようにするためか、どうも粒がちっちゃくなっちゃった気がします。

たしかに、種なしの方が食べやすいから需要があるのはわかります。種に近い部分は酸味や苦みもありますしね。

でも、それがぶどうの味だと思いません?


巨峰やピオーネも種なしになってから味が薄くなったような。。。 甘さは強いけど酸味とのバランスがどうも悪いような。 そう思う方いらっしゃらないでしょうか?


種なしぶどう反対~~~!



小粒種のデラウェアに種があったらいやでしょうけどね。
でも、私はデラウェア食べないからいいんです。(←とっても自分勝手です)



ちなみに、種なしぶどうを作るには、花房一つ一つを「ジベレリン」という植物ホルモンの液体につけるのだそうです。 房への笠かけ作業も大変と思っていたらこりゃもっと大変そう。 ジベレリンには種なしぶどうを作る効果と実の成長を早める効果があるようです。成長が早ければ収穫が早くなる分それだけ雨や病気、害虫の被害に遭う確率も低くなりますもの、作業は大変だけど利点は大きいのですね。


この液体は無色透明なのでどの房を処理したかわからなくなってしまうため食紅を混ぜ色づけするのが一般的なようです。 
(ネットで見たところジベレリンは人体に無害と書かれています)



つづく


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みなさまにぶどうのお土産を差し上げたいところですが、そうもいきませんのでせめてもの気持ちだけ、ぶどうの写真集をお届けします。



収穫後のぶどう畑
房一つ一つに被せられていた笠紙















こんな風に熟していく途中の色混じりのぶどうを見られるのも
ぶどう畑を縫うように通る道を歩ける勝沼ならでは



これがおいしい白ワインになる甲州ぶどうです
早いものがようやっと薄く色づき始めたばかり
色は濃くならない甲州ですが熟すのは10月ごろ



ごぼうのスープ

2007-08-17 | 週末ごはん・お酒
明日は恒例の勝沼(山梨県甲州市)にワイン狩り・・・いえ、それを言うなら普通ぶどう狩りですね。 ともかく、ぶどうとワインを買いにお出かけする予定ですがお天気がいいのか悪いのか? 

雨はいやだし写真を取るなら断然晴天がいいんだけど、晴れれば暑くなるんだろうし。。。 悩める乙女心です。  


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すっかりお料理ブログと化している「花暦」です。
しかし・・・レシピが書けない。

それでも見てくださっている方々に感謝しつつ、甘えつつ、
本日もやっぱりお料理ネタです。




ごぼうのスープ


昨年、神戸でランチした折りに出てきたゴボウのスープがおいしかったのでレシピを探して作ってみました。 相変わらずレシピはだいたいの目安で覚えて適当に作ってます。

ゴボウは7ミリ程度の輪切りにして水につけしばしアク抜きします。
鍋にバター少量を入れ(←カロリーダウンのためうちは入れませんが)タマネギを炒めて(うちお得意の蒸し炒めです)ゴボウとともにかぶるくらいの水で柔らかくなるまで煮ます。 ***ここでもう一つ加える材料があります***

あとはあら熱を取ってから今までのニンジンやズッキーニのスープと同様フードプロセッサーにかけてペースト状にします。

無添加コンソメと水、牛乳、生クリーム(うちはマスカルポーネを)&塩胡椒で沸騰させない程度に火を通し、仕上げにバター少々。



さて、途中の***の部分ですが、ここで加えるのが絹ごし豆腐なんです。 もっとも私はころっと忘れて後から裏ごしして加えたんですけど。  

お豆腐はとろみづけとゴボウの香りを柔らかくするためでしょうか?


材料の分量は2人分で新ゴボウ(細めで小さめのもの)1本に対してタマネギ大1/4個、無添加コンソメ一袋、絹ごし豆腐大1/3丁です。


ゴボウの香りがなかなか良いのです。




もう一個オマケです。
レシピも何もあったもんじゃないものですが。



秋刀魚のお刺身


3尾1パックで売っていたため2尾は塩焼きに、残りをお刺身にしました。
割合新鮮そうではあったものの、脂もだいぶのってきてるしスーパーのものだからちょっと心配なのでさっと酢洗いにしてみました。

茄子肉詰め和風編

2007-08-16 | 週末ごはん・お酒
まったく、暑くて暑くて暑くて
ちょっと外にいるだけで「つゆだく」状態です。

つゆだくって、苦手。(←これは丼物の話)


焼き肉は食べました。
カレーは週2回は食べてます。
そして、うなぎも今日ようやくランチに食べさせていただいて念願達成。
あとは・・・バーベキューか。

以上、このクソ暑い夏(←お下品でゴメンあそばせっ)に無性に食べたくなったものでした。



ところで、昨日は終戦記念日でしたね。
私が子供のころって朝から晩まで、いえいえ15日の前後から太平洋戦争に関する番組がもっと放送されていた気がするんですが。
そのころはそりゃあ、楽しくないし、怖いし、いやでしたけどね。 
現実として知ってる人たちがまだ生きているうちにもっと正しくたくさん伝えていかなくちゃいけないんじゃないかと、思った8月15日でした。


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さて、先日我が家にサニーショコラなるものがやってきました。
犬の名前じゃありませんことよ。
新発売のチョコレートでもなくて、それは「とうもろこし」。
の、話は来週するとしまして(・・・肩すかしですみません)、先日来の茄子特集に戻ります。




茄子の肉詰め和風編



昆布巻き、と思った方いらっしゃいません? 
茄子の色が悪いのでそうも見えますが「茄子」です。

茄子のくり抜き方は先日書いた通り、ヘタの傘部分をむしってしまってまな板の上で手で押しながらゴロゴロ、ひたすらゴロゴロ、茄子がグジュグジュな感じになってきたらヘタの付け根のとこ、一周包丁を3ミリくらいの深さに切り目を入れて・・・ さあここからヘタを持ってそっと身ごと引き抜くんですがどうもうまくいかないってことで、いい方法をみつけました。
引き抜くんじゃなく押し出すんです。 まな板の上に戻して先の方からゴロゴロしながら押し出すようにすると、あら簡単。 あとはうまく引き抜けます。

前回はイタリア~ンに作ったつもりですが、今回は和で。
鶏挽肉、ネギみじん切り、おろし生姜少々、白炒り胡麻、塩少々、なんとなく片栗粉、を詰め込んでごま油をちょっと多めに入れたフライパンで返しながら焼いてから調味出汁でさっと煮ています。
冷えてもおいしいですけどやっぱりこういうのは熱々がおいしいです。 調味出汁は昆布・鰹出汁:薄口:みりん=8:1:1よりもちょっとみりん多めです。

先日横浜の「ととや元」に行ったとき、ピーマンの肉詰めの中身がつくね風でおいしかったのでちゃっかり取り入れさせていただきました。


茄子料理シリーズで茄子を10本も買ってしまってまだまだ残ったので・・・



ラタトゥイユもどき



冷蔵庫に残っていた中途半端な量のお野菜をみ~んな入れちゃって、野菜室すっきり♪

これで茄子シリーズはようやく終わりです。

山形のだし

2007-08-14 | 週末ごはん・お酒
お茶事のお料理から離れますが、本日も茄子を使ったお料理。



山形の「だし」です。
だっしとも言われるらしく・・・山形らしい発音で言うと「し」は"し""す"の中間音なのでしょうか? となるとなんとなく「だし」の"だ""し"の間に"っ"が入る"だっし"の方が雰囲気でません? 


たしかもう去年のこと、会社の同僚に虎ノ門にある山形物産を扱う『やまがたプラザゆとり都』」で「冷や汁」の汁を探してきて」と頼んだところ「扱ってないので代わりにこれを買ってきた」、ともらったのが小さく小さく切り刻まれた昆布。 

使い方を見ると、「だし」を作るのに必需品であると。

「だしって出汁じゃなくって?」


作り方は
まずボールにこの細かい昆布を大さじ一杯入れ、たっぷりの水を加えたらすぐに上水を捨てます。

茄子1本、胡瓜1本、ミョウガ1個、ネギ少々、大葉一枚、を5ミリ程度に切って水を切った昆布と混ぜます。

放置すること10分以上。

醤油、または蕎麦つゆ等で調味してできあがり。


ネバネバドロドロ・・・

ご飯にかけたり、そのままでもお酒のおつまみになります。 お豆腐にかけるという食べ方もあるのでやってみましたけど、私はやっぱりご飯かなぁ。
ダーリンお気に入りの一品なのです。

もちろん、昆布は普通の昆布をハサミで細かく細かく切ってもいいですし、細切り昆布を切ればさらに簡単でしょう。 粘りのつよい北海道の「がごめ昆布」はオススメです。

具材は「これじゃなきゃ」という決まりはなく大根を入れたり、家庭ごと違うようです。 昆布は多すぎると粘りが出すぎて混ぜてるうちに泡だらけになって恐ろしいことになりますので少なめにした方がいいと思います。





なぜ思い出したように久々に作ったか?といいますと、
先日横浜の居酒屋さん『ととや 元』に行ったとき、ご一緒した他の常連さんたちにこの「だし」風なお料理が出されてるのを見て
「自分で作るからいいも~ん」っと。
あ、別にイジケたわけではないのですよ。(ちょっとは・・・?)


お店で出されていた「だし」風なものは昆布でなくオクラで粘りを出して具材もちょっと違うようでそれもまたあっさりオツマミとしておいしそうでした。



今度は山形の冷や汁、研究して作ってくれないかなぁ。。。。