花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

ビーストローフ?

2011-12-27 | 週末ごはん・お酒
クリスマスも終わり、一夜にして街中はお正月を迎えるモード全開です。


海外ではクリスマスツリーは新年まで飾られるというのに日本では出しっぱなしにすると娘の婚期が遅れるといわれるお雛様のごとくさっさと片付けられ、門松に姿を変えていますね。


我が家では・・クリスマスツリーもないので結局いつもの週末とあまり変わりない感じ。




クリスマスと言えばなぜかローストチキンですが、ローストビーフを作りました。
アメリカではチキンでもターキーでもなく(ターキーはthanksgiving)ハムなのだそうですね。

クリスマスケーキというのも日本だけの習慣のようで。
とは言いながら久しぶりにチョコレートケーキを焼きました。






ソースはイチヂクのバルサミコ酢入りジャムと醤油・赤ワインを煮つめたもの






焼きっぱなしのチョコレートケーキ
イタリア産ブラッドオレンジジャムを混ぜ込みました

オレンジの香りがふわり
コアントローも入れればよかったなぁ


イタリア産ブラッドオレンジジャムはスーパーで見つけて買ってみたんですが甘味が控え目すぎてなんだかぼやけた味。
しかもブラッドオレンジなのであまり美しとはいえない色なんです。
ということでお料理用に使うことになりました。
まずはケーキに使ってみましたけど、次はポークかチキン・鴨のソースかな?

フルーツを使ったソースって男性にはいまいちウケが良くないのですけど。



さて、タイトルの「ビーストローフ」とはなんぞや?・・・ともう想像できますよね。

ダーリンの言い間違いです。
もはや横文字に弱いおじーさん???

獣のミートローフってことでしょうか?
かなり臭そうなミートローフを想像します。


「ビーストローフ」を検索してみると、けっこう出てきます。
ギャグだったり(←つまらんっ)、おぼえ違いだったり。

ちなみに、google先生「ビーストローフ」を検索しようとしても「ローストビーフ」でしょ!っとばかりにちゃんと訂正して「ローストビーフ」を調べてくれます。


「アホか?あんたは」くらいな感じに「もしかしてローストビーフでは?」と来るかと思ったのに・・・相手にもされませんでした。


出会えた幸せ

2011-12-16 | そと料理・お酒

お見合いをしたとか・・・

新しい彼が出来たとか・・・

イケメンに会ったとか・・・


そんな話ではございません。

と、断らずとも皆様おわかりね。



色気より食い気
もっとわかりやすく言えば「食にしか興味がない」と言っても過言ではない私。




久々においしかったマンマご飯のご紹介です。






伊勢エビ~~~♪






おいしい味噌を持った頭はパスタに
私はパッケリをオーダー
このパッケリがまたおいしいんだわ






ポルケッタ
うますぎますっ!!




今年の夏オープン以来このブログでは度々力を入れてご紹介している私の大好きな友人のお店、
[addu' mamma] = ナポリ弁で「かあちゃんのところ」です。



この日のマンマ(addu mamma)はカウンター席まで満員御礼

すっかりクリスマス気分で賑やかに華やかに楽しい夜でした。



伊勢エビは出会えたらラッキーなメニューでして、フェイスブックのお知らせを見てすっとんで行きました。


ポルケッタは「子豚の丸焼き」
これは姿ごとの丸焼きではありませんが、皮がぱりっと、お肉も脂も旨みたっぷりで悶絶ものでした。



年末まで、お店はお席に余裕がないこともありますのでご予約いただくか、お店にお問い合わせになってからの
お出かけをおすすめします。

お料理は定番品の他はそのときの仕入れによって変わります。




マンマ addu mamma 
渋谷区渋谷2-8-3
03-3406-2830
ランチ 11:30 - 14:00(予約不可)
ディナー 17:30 - 22:00(LO)
日曜祝日定休



あさりの殻をくすぐると貝柱が取れる?<・)))彡~

2011-12-09 | 週末ごはん・お酒

アサリ(などの砂を噛んでいる貝類)にはコンニャクって案外ポピュラーじゃなかったんですね。


子供のころから言い聞かされてきたことって他にもまだ「エー、違うの?」なんて、ずっと信じていたのにただの思い込みの
言い伝えとわかってがっかりしたことはあるはずですが、慣れっこになったのか、笑って受け止められる大人になったのか
懐かしいような気持ちからか、ウソだとわかっても口癖のように言ってはそれに倣うこともあります。


そうそう、アサリと言えば
アサリの貝柱は調理されて開いた殻の表から貝柱のある部分をこすると簡単に取れるって聞いたことあります?


会社の上司がそういうので「まったまたそんないい加減なことを~」と笑って取り合わないでいたら最近友人からもそんな
貝柱の取れる方法を聞かされてびっくり。
けっこうこの法則(?)はネットでも検索するとヒットします。



実際番組を見たわけではないですがTV番組の「伊藤家の食卓」ではアサリの貝柱が簡単に取れる裏技として
「砂抜きしたアサリをざるなどにいれて30秒位クルクルかき回してから調理すると貝柱が取れやすい」と紹介されていたそうです。

これはかき回されたアサリが危険を感じて貝を強く閉じようと柱の真ん中に力を集中させる為付け根がもろくなるためだそうで。



本当ですか???



なんとなーく、根拠に欠けるようにも思えるのですが。




本当だとしても

貝の旨みを引き出すために砂抜きの水から揚げたらしばらく放置、または冷凍庫にしばし放り込むと必死に生きようと
体のある成分をエネルギーに変えるため旨みと栄養素が増すと言われてますので


放置するのとクルクルするのとどっちを優先するか?が問題になると思います。

というか、水から揚げて放置することもアサリに危機感を与えるわけだから理屈としてはクルクルしなくても一緒じゃないか?
と疑問に思うのですがどうなんでしょうか。

もっと言えば、茹でたり蒸されたりだって十分に危機感たっぷりでは?




とはいえ、くるくるしないまでも殻をこすりあわせるようにけっこう手荒にいつも洗っていても貝柱は取れないことが多いし
水切り放置しても取れないし・・・
調理済みの貝の殻をこすっても取れないし(これが一番根拠がないと思うの)。


それでもやっぱり時折、楽しそうに殻をこすってみるのです。


どなたか説得力のある貝柱を取りやすくする方法をご存知?






「週末ごはん」は


鱈のマンテカート






スズキとブロッコリーのハーブ風味






鰤の赤ワイン風味





鱈のマンテカートは本来イタリアでは干しだらをもどしてじゃがいも・牛乳などと火にかけながら練って作りあげるお料理。
鱈の皮と血合いは外します。
じゃがいもはお好みですが、私の場合鱈の半分から同量程度まで。


以前にこんな風↓に作ってます。
「鱈のマンテカート」



スズキは・・・実はお刺身用に買った半身の残りです。

すずきとして売られていましたけどサイズは到底すずきといえないもの。
フッコとさえ思えない小ささでセイゴサイズではないでしょうか?

まあ正直お刺身としてはあまりおいしくないのでカルパッチョにした残りはハーブ炒めに。



そして久々鰤の赤ワイン風味。


ええ、白飲んで、赤飲んでって♪


アサリを食べたらコンニャク

2011-12-08 | 週末ごはん・お酒

「アサリを食べたらコンニャクを食べなさい」



昔はそう言われたものですが、ご存知?



先日30代の友人と話していたら?????っといった反応で、いまどきそんな「おばあちゃんの知恵袋」的な
ことは言われないのかしら?なんて妙に自分が年寄りっぽく思えてしまいました。

実際もうそんな年齢ですが。。。




コンニャクといえば食物繊維ですから当然排泄をうながして腸をきれいにしてくれることは期待できますが、わざわざ意識して
コンニャクを一生懸命食べなくても普通に砂は排泄されるものだと思うのですがどうでしょう?


でも、たとえば食べ合わせも「良くない」と昔から言われているものが現在では根拠がないとされるものがたくさんあるようですが
こういうことが親子で言い伝えられていくっていいことなんじゃないかな?と思います。






さて、すっかりここ何年かイタリアかぶれでなんちゃってイタリアンの多い我が家の食卓ですが、たまには違うのも作るのよ
という「週末ごはん」です。





韓国風カレイの煮付け

カブとコンニャクも(カブは煮すぎないよう後から入れます)一緒に煮てみました



味つけは醤油・みりん・酒・生姜・にんにく・韓国唐辛子・コチュジャン







余り物でおまけの
カブとさつま揚げの煮物




突然肉食獣になる私ですが、基本的には半魚人。
魚介類を食べているとホッとするのです。