花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

山口・妖怪ツアー(4)

2005-10-27 | 花・風景・旅・他
写真は
左上=高杉晋作誕生の家
右上=かわいい一車両
左下=うごめくイカ 足はこの後お刺身にするか焼いてくれます
右下=ウニ~~~ 大好き


萩といえば、明治維新に関わった有名人を思い出します。
吉田松陰、伊藤博文、高杉晋作、木戸孝允(桂小五郎)・・・順番気にしないでね。

高杉晋作誕生の家が歩いている途中にあったのでちらりとのぞき見。
時間があれば松下村塾なんかも行きたかったなぁ。 なんて、帰ってきて今更ながら歴史の再勉強してます(笑)

さらさらっと一巡りしたので今夜の宿にまいります。
駅は「長門市」。 なんで長門駅じゃなくて長門市駅?

駅を降りてホテルらしき建物を探すけど見あたらない。・・・どこ?
あーーー、あれ! 駅の小さなロータリーの横にコンビニや洋品店、カラオケスナック(?)の小さな雑居ビル。
2階建てかと思ったら、その3階がホテルでした。 一同唖然呆然。

歴史を感じるというよりは過ぎ去った時間を感じさせます。
当然エレベーターなんてありません。 トイレもお風呂も共同です。
フロントでお風呂の「使用中」の掛札が渡されました。
「え?」
「お風呂は2箇所ありますのでお入りの際はこの札を掛けてください」
いやな予感・・・

共同浴場ということで民宿風の小浴場を想像していたのがみごとにうち砕かれました。
家庭用のお風呂よりさらに小さい人1人やっとのサイズです。
一行の内誰1人使用する人はいませんでした。

何が悪いということではないのです。掃除はされてますし、が、すべてが"古く、しかも昔の家庭用品的"
ハンガーはいかにも下の洋品店でもらったのね、という感じ。
あはははは・・・ 笑うしかありません。 いえいえ、これも楽しい経験です。
この経験で私たちたぶんもうどこでも泊まれることでしょう!

夕食はこの旅行の一つの目的でもある「活きイカのお造り」を食べに行きます。
海沿いに近い「喜楽」というところ。(喜=正しくは七を三つ書く旧字)
さっきまで生きていた(残酷ー)イカが姿造りで出てきます。
かわいそうです。
足がまだうごめいて色がちらちらと変化してます。
でも、やっぱり「おいしそ~~~」 

&ウニ丼、どちらもそれぞれの持つ甘み、旨みたっぷりで夢中になって食べました。

シ・ア・ワ・セ 

唯一、旅行前に体調をくずしたmiyamiya姉さんだけは大事をとって胃腸にやさしそうな別メニューで気の毒でした。 ごめんね、見せつけちゃって。


そしてホテルに戻りあの現実に引き戻されました(笑)

夜はカラオケがいつまでも聞こえ、朝は早朝から貨物車の音で起こされ。 でも思ったより寝ました。 強い!私たち。

翌朝お出かけ前にお茶でも、と
今までに2回、miyamiya姉さんと旅をした時、姉さんが旅館のまずいお茶葉をどうにかしておいしく入れようと頑張ってたので今回はおいしいお茶を入れてあげようと茶葉を持参した私。

私ってば・・・すばらしい友情。
急須に葉を入れてから気づきました。 
電気ポットのコード入ってないじゃん。
私ってば・・・
だめじゃん。

最終日です。
金子みすず館に行きます。

山口・妖怪ツアー(3)

2005-10-26 | 花・風景・旅・他
写真の説明しますね。
左上=このオネーサンがたは何を一生懸命撮ってるの?
右下(大写真)=これです。萩名物の夏みかん♪
        白壁に夏みかんの風景がそこここで見られます。
左下=城下町を撮る、美しい立ち姿のこのお方はどなた?
右上=萩猫(お約束です・・・汗)なぜか猫を見ると喜んで近寄る私たち。


2日目の朝、宇部のホテルを出て萩に電車で移動です。
お天気はどんより、やはりこれはmiyamiyaさんパワーか?

が、miyamiyaさんもどんより(?)珍しく無口・・・  
えらいこっちゃ!miyamiyaさんがおとなしい~~~

途中、乗り換え駅で20分の待ち時間があったので入れ替わり立ち替わりでそれぞれトイレ休憩を。
と、戻ると一行がなんだか知らない人とやけに親しげにおしゃべりをしてます。さっきまで元気がなかったmiyamiyaさんまでずいぶんと盛り上がってる。

またー、この人達ってばどこに行っても見ず知らずの人とすぐにおしゃべり始めちゃうんだから。
と思ったら、「なんだか知らない人」の正体はなんとKAKOさま!

えぇーーーーーーーーっ!?
ここで、旅の計画を立ててくれたHEEさんのかわいいいたずらと知りました。KAKOさんとは萩待ち合わせと言っておいて途中の駅でオドロキのご対面というわけ。
もう、いぢわるぅ。


萩では1回100円でどこまででも乗れるワンコインバスが2コース走ってます。
1日乗り放題は500円、ただし運行は30分毎ですのでうまく使わないと・・・
それを利用して萩の商店街から城下町をお散歩しました。 商店街では萩焼祭りが開催されていて萩焼はもちろん名産品の海産物やお菓子が並びどこも目を引く気を引く物ばかりです。KAKOさんの陶芸の先生にもお会いしておしゃべりしたり、もちろん一目惚れした萩焼の器も手に入れました♪(これは後日公開しちゃおうかなー)

商店街を抜けて城下町へは歩いて行きます。
萩焼祭りの会場でおいしそうな匂いに刺激されてお腹ペコペコ。
城下町に入るなりお蕎麦屋さんを見つけてランチです。 作りは古そうで風格のある建物。骨董~現代の萩焼の器で食べさせてくれるお店でした。

お腹も満たされたので町をぶらぶらとお散歩。
側溝に竹筒が点々と並べられています。 先端を斜めに切った太竹3本ずつ束ねられていて、中にはロウソクが入ってます。
期間限定で夕方になるとロウソクでライトアップされるようです。
ロマンチックでしょうね、見たかったなーーー。

萩の町はどこも昔からの景観をこわさぬように暮らしているよう。
武家屋敷は全国にいくつも観光地としてありますがここまで広い町の規模でその趣を残しているところは他にないんじゃないでしょうか?
萩焼の窯元さんのお宅やギャラリーがいくつも点在して目の保養をさせてくれます。

つづく

山口・妖怪ツアー(2)

2005-10-18 | 週末ごはん・お酒
まずは写真の説明
左上=秋芳洞で一番目をひく「黄金柱」滝のようにも見える鍾乳石の芸術
右上=秋芳洞から秋吉台への坂道。結構キツイです。がんばって~
左下=上り坂で疲れた体にエネルギー充てん後のお方。
右下=秋吉台。草原の中に石灰岩がポツポツ。


さて第2話です。(注・フィクションではありませんが一部大げさに書いてます)

秋芳洞は日本一のカルスト台地「秋吉台」の地下100mに広がる鍾乳洞です。
学校で習いましたよね、「カルスト台地」。この名前と石灰で出来てるってことしか覚えてないんだけど。
秋吉台と秋芳洞の生い立ちはというと
海の中の珊瑚礁→2億年前に地殻変動→二つ折りになって隆起→地上へ
→石灰岩のため雨で溶ける→墓石状、すり鉢状の地形→縦穴、横穴、水に溶け込んだ石灰の再石化=地下の鍾乳洞化
→火山活動→石灰質の一部は熱により大理石化
こんな具合です。 2億年の歴史もこれだけ略されちゃ形無しでしょうか。


大鍾乳洞=秋芳洞は総延長10kmの内、1kmが観光コースに整備されています。
入り口近くからすでに涼しい心地よい空気が・・・
中にはいるとよくもまぁこれだけ様々な形ができあがったこと!と感心するくらいの鍾乳石の数々。
柱状のものは他でも見たことがあるけれど棚田のように皿状になったものやら細い柱が折り重なっているものなど感嘆するほどです。
残念ながら写真はうまく撮れませんでした。

鍾乳洞の中からエレベーターで地上に上がると秋吉台です。
草原の中にポコポコとたくさんの小岩が見えてそれが羊の群のようだと言う人もいます。
うっかりこの中を歩くと突然穴があったりするので危険ですので遊歩道を歩きましょう。

小妖怪たちは元気良く歩くのですが、大妖怪姉さんたちはそろそろエネルギー切れ。
秋吉台の絶景に深呼吸する小妖怪を後目に補給を・・・
エネルギー源って地ビールかい!?

自然、そしてそれが作り出す芸術を堪能した一行は宿泊地の宇部へと向かったのでした。
夕食は近くの居酒屋「侘助」。
他の店は満席で断られたのにまだこの店は空席がちらほら・・・店の人の対応にも不安が。
失敗したかなー?と思いつつ空腹の中移動するのも、と腹を決めて何品か注文をした。
まずはビールで乾杯。と「お通しです」と出された小鉢は4人分すべてお料理が違うもの。しかも量もそこそこにちゃんとある。
あれー、お通しでこんなに出るなら頼みすぎだったかしら? こんな気の利いたお通しってこの店高いんじゃ?
そんな不安がちらりとよぎりながらも飲み始めた妖怪一同は食べる食べる、呑む呑む。
ビール→日本酒(山口の地酒/東洋美人=ま~私たちにぴったり♪)→ワイン(ナイアガラ)→焼酎
あらゆるものを飲んで、サービスで出していただいたフルーツまで完食というのはまさに妖怪業?
それにしても、miyamiya姉さんってば胃の調子が悪いって言ってたのに押さえ気味とはいいながら十分イケイケだったわ。さすが!


翌朝は楊貴妃といわれるKAKOさまに会いに電車で萩に向かいます。
早起きをして、昨日あれだけ食べたにもかかわらずビュッフェ形式の食事をお腹一杯食べました。
でも・・・miyamiya姉さんはパス? ちょっとお疲れ気味かなー?

空飛ぶ染五郎

2005-10-17 | 日記
松本幸四郎、市川染五郎(敬称略ね)出演の「夢の仲蔵千本桜」を観てきました。
もう何度も公演しているらしいですがちっとも知らなかったです(汗)

でも先日、朝の報道番組で「高所恐怖症の染五郎が宙を飛ぶ」と宣伝してましたっけ。

==「夢の仲蔵千本桜」
江戸時代、森田座-中村仲蔵の顔見世興行中、一座に起きる事件・・・
というお芝居の中で森田座の役者たちとして演ずる歌舞伎の演目「義経千本桜」の名場面を折々に劇中劇として見られます。==

なので、歌舞伎に興味はあっても難しそうだから観に行く勇気がない、という私も安心。

席は2階の前から3列目(たぶん)、席のすぐ横の通路に何やら大きなboxが。
あ~、これってもしかして染ちゃんが宙吊りになって飛び込んで退出する場所?と舞台そっちのけで(んなことはないですが)期待ワクワクで待ってたわけです。

そう広くない舞台が歌舞伎舞台、楽屋、奈落、みごとに多くの場面を作り上げます。歌舞伎のシーンから楽屋のセット(って言っていいの?)がすぅっとせり上がって来たなと思ったらずずずぅーーーっと上がりつづけてなんと2階建てに。おぉーーーっ。まさに奥が深いとはこのこと?(そりゃ奥じゃなくて底が深いだけでしょー >つまらん一人ボケツッコミですみません)

これってまだ公演中だからこういう仕掛けとか書いちゃルール違反ですかね?

さて、
来ました来ました!一幕の最後に「義経千本桜」で狐に扮した染ちゃんが私を目掛けて飛んでくる~。(なわけはない)宙吊り・・・じゃなくって宙乗りって言うらしいですが、宙で決めポーズをする染ちゃんは席から5メートルくらいの距離。

か・・・かわいい。ポッ。

「染さまぁ~。もっと私を見つめてーーー」(見てない、見てない)
完璧におば様モードな私。

ファンならずともあんな近くで見たら興奮します。

舞台は笑わせるところあり、泣かせるところあり。楽しかったです。
あ・・・染ちゃんだけに夢中になってたわけじゃないですよ。幸四郎パパ始め他の役者さんたちも素敵でした。 衣装をもうちょっと間近で見たかったなぁ。

それにしても、決してファンじゃないですが、染ちゃん、いやぁ~、なかなか色っぽいですわ~♪

山口・妖怪ツアー(1)

2005-10-14 | 花・風景・旅・他
「早く人間になりた~い」
このセリフがわかる人は年が知れます・・・って私もか。
(ベム・ベラ・ベロという妖怪人間たちのアニメの名ゼリフ?です)

さて、それとは関係なくこれは現代の「大妖怪」がやっと人間になれた涙の旅物語です。

ことの起こりはもう600年も昔(ウソです、6年前)、miyamiya姉さんとakikoさんの出会いがありました。 東京近郊に住むakikoさんと福井のmiyamiya姉さんはインターネットなるもので知り合い初のオフ会なんてもので友情を深めたのです。

酒がらみで結ばれた友情からその輪は陶芸の世界へと広がって全国津々浦々お友達だらけになりました。 中でも同じ東京近郊に住むakikoさんHEEさん、minaちゃんはなぜか妙に馬が合い頻繁にオフ会を重ねるようになり・・・
ってすでにそりゃただの飲み会だろー

そしてその美しさからか?、飲みっぷりからか?miyamiyaさんを筆頭にいつしか妖怪と呼ばれるようになったのでした。(自分から言ったような気もするが)

今でも十分に美しい妖怪達ですが、それでも美と若さにはどん欲で山口県に自分たちより美しい「楊貴妃」と呼ばれるおねえさんがいると聞き秘密を伝授してもらうべく旅に出たのです。

===あ~、長い前置き。ちょっとおふざけ過ぎかしら?

本題の旅に入ります。

miyamiya姉さんは「嵐を呼ぶ女」ですから当然お天気を心配するわけですが、
HEEさんは「強力晴れ女」
天気予報は日々不安定に変わり・・・さてこの勝負どちらが勝つか?

東京組は羽田から空を飛んで宇部へ、そこからバスで、福井のネーサンは特急と新幹線を乗り継いで、新山口で落ち合います。

絶好調の「晴れ」です。 まずはHEEさんに軍配。

この日の行程はここからバスで秋吉台(秋芳洞)に向かうわけですが、その前に腹ごしらえをしなくちゃいけません。 コンビニおにぎりでもいいよ、なんて言いながらやっぱり食いしん坊な人たちは駅前の回転寿司に入りました。

「たかくら」という名前に二重丸が書いてあったのでてっきり居酒屋二重丸のチェーンかと思ったら全く違いました。 回転寿司ということで全く期待せずに入ったんですが、食いしん坊のアンテナってすごいですね、大当たり!

鯨のさえずり(舌です)を初体験♪脂だけど、食感といい甘みといい二重丸どころか花マルです。 お値段は、ものによってお皿の柄と金額が変わる方式で、質を考えると安いです。 後で知ったことですけどお魚屋さんがやっているんだそうで、おいしくないわけがない。

再開を祝してのビールで乾杯、ほろ酔い、満腹、幸せ気分でバスに揺られて到着。
バス停から秋芳洞までお土産屋さんの連なる道を歩く途中、秋吉台で採れる大理石で作ったアンパンマンやその仲間達の像に夢中になってました。 このおばさん達変ですぅ~~~ 
minaちゃんの[WISE-UP]を見てね

さて、まずは秋芳洞探検です。

その規模の大きさと様々な姿の鍾乳石に感動します。

つづく

誕生日のケーキ

2005-10-05 | ケーキ・和菓子
誕生日から、はや10日が過ぎてしまいました。

こうしてあっという間にまた誕生日が来ちゃうんだろうなー

今年はヴィタメール
ベルギーが本店のベルギーチョコとケーキのお店です。
ベルぎーの画家クノプフの絵画のイメージから作られたマロンと洋梨のケーキ。
茶色のブチ模様は豹柄らしいんだけど、私には「牛」でした(笑)


12センチ四方くらいの大きさ。
甘さは程良くとろけるようにおいしかった~♪
カロリー考えず、危うく2人で一気に食べてしまうところでした。


週末ウォーキング

2005-10-03 | 日記
健康のため、ダイエットのため、トレッキングに挑戦のため(私の場合、ほぼハイキング)、週末(土日)は早朝ウォーキングをしています。

朝6時前に起きて、準備運動を軽くしてからだいたい1時間半くらいで1万~1万2千歩くらい歩いて、帰ってから朝食。 という週末なんだけど、どうにもこの後眠気に襲われて、結局昼近くまで寝ちゃったり、昼食後にまたお昼寝しちゃったり。

これって本当に体にいいのかしら?
かえって逆効果になってる気がするんだけど。

それでも夜も眠れちゃうのが不思議なのよね。

平日の疲れがそれだけたまっているのか、それとも単に体力が弱っているのか。

どっちもなのかもね。