花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

ガックリのちガッツリ

2008-09-29 | そと料理・お酒

はじめに・・・
本当は"ガッツリ"って今時の言葉、スキじゃないので自分では使うまいと思ってました。 でも、タイトルをつけるに何となくゴロが合うのであえて。

あぁ、とうとう使っちゃったよー 

近頃「古いヤツ」でいたいと願う私です。




さて、土曜日は1人でふらりと栗橋まで。

栗橋は埼玉県の東北、信越方面への新幹線停車駅である大宮駅より北へ、栃木に向かう宇都宮線で6つめ。 田畑がまだまだ目立ちますが新興住宅地も多いところです。

その栗橋から東武日光線で南栗橋へ一駅。

何をしに行ったかといいますと。。。


赤蕎麦の花を撮りたくて。
TVでも紹介されたとかなのでほとんど下調べもせず、駅に行けば案内があるだろうなんて思ったら甘かった!


駅前の案内図を見ても赤蕎麦なんて文字は見あたらず
交番で聞いて行ってみると、



この辺のはずなのに蕎麦なんて見あたらない。
コスモス畑の隣で・・・コスモスはまだようやく10センチほど芽が伸びてきたところ。


去年は赤蕎麦の花見祭りが10月14日にあったというから気の早い花がちょっとは咲いてないかしら?と思っていたのに蕎麦畑すら見つからない。


おまわりさーん、蕎麦畑ないよー。

と、ぐるぐる、ぐるぐる歩き回り



え!?もしかしてこれ?





よくよく見ればこの葉っぱ。
よくよく見ればこの赤い茎。





あなたが赤蕎麦?



無知な私は蕎麦の成長がすごく早いものだということを知らなかったのです。
今はこの状態でも急速に育って10月中半に花を咲かせるのでしょう。


あぁ、がっくり。

おまわりさーん、「まだ全然花どころじゃないよ」って教えてよー。
・・・おまわりさん、花に興味なんかないだろうからしょうがないか。



こうして交通費を千五百円近くも使ってランチできるお店もない南栗橋から空きっ腹でとぼとぼ帰ったのでした。



しかし・・・このあとにはお楽しみがあるのだよ~ん!






女だけの飲み会=レディース5のメンバーあっきさんのブログに度々登場する駒込のビストロで友達とディナー。  


お昼抜きであんまりお腹空いて夜まで我慢できなかったので3時にパスタちょっと食べちゃったけど。。。大丈夫かな?


大丈夫です!
お酒を飲めば私の胃袋には別世界が広がるの。


グラスのスパークリングで乾杯、ボトルで白、赤。
温玉の乗ったラタトゥイユ、砂肝のコンフィ、仔羊の燻製ロースト(写真)、鯛のホタテムース?詰め、つなぎにチーズ2種盛、蜂蜜のかかったレバペースト、ボリュームのあるお肉のパテを平らげてお腹パンパン大満足で帰りました。

ウワサの通りおいしくてボリュームしっかりで、これだけ食べて2人で1.6強です。 お手頃ワインがいろいろあるのがウレシイです。


その上忙しいときでも慌ただしさを感じさせず丁寧に応対してくれるこの居心地の良さ。 もう最高です。


というわけで、心地よく酔っぱらってお腹も満足になった私。


翌朝、食べ過ぎを反省し、早朝ウォーキングしましたとさ。


ラブ・ニコラシカ&毛豆

2008-09-26 | 週末ごはん・お酒
今日の話題は
ラブ・ニコラシカ
毛豆
息切れしちゃったバースデー
この3本です。(サザエさんの放送みたい)


まずは、ラブ・ニコラシカ
先日、ちょっと浮気してしまいました。

男じゃないです。。。 お・さ・け


某居酒屋のブログにて「ニコラシカ」なるカクテル(?)の話題を見てそれを飲みたい!と無理な注文を。

ニコラシカはリキュールグラスにブランデーを満たし、その上に蓋をするようにレモンスライス、そしてレモンの上にはさらにグラニュー糖を乗せるスタイル。
飲み方はというと、まずグラニュー糖をこぼなさいようレモンを二つ折りにして砂糖ともどもガブっと身にかじりつき、即座にブランデーを口に流し込む。

ゴクリっと。

あら不思議。 アルコール度数が強いブランデーがすんなり喉を通ってさわやかに消えていく。

食道を通る時に感じるあのカーッとなる熱い感じもない。
まるで魔法にかけられたよう。

もう一杯・・・と言いたいところだけどそれはキケン。 ほとんどブランデーをストレートで飲むようなもんですから、調子に乗るとノックアウトされちゃうことになります。


デザートはスイーツじゃなくてこれがお気に入りになりそうです。
ますますノンベイの深みにはまっていきます。



お次は毛豆

ご存知?
私も初めて知ったのです。
枝豆なんですけどその名の通り毛深い枝豆。
粒はやや大ぶり。

味はというとスーパーで買うんじゃ味わえない新鮮な朝取り立ての枝豆のような強い甘味と香り。
おいしい!!

茶豆の独特の香りもいいけど、やっぱりこの味と香り、いいなぁ。。。
お取り寄せ、探してみようかなー


さて、ラストはバースデーのお話です。
自分の誕生日の話題をひきずりまくってすみません。

イブに張り切りすぎてしまったからか・・・仕事の後だったからか・・・
肝心のバースデーは案外地味でした。
ゼイタクしたのはいつもよりちょっといいワインよりもうちょっとさらにいいワイン(つまり値段が・・)を開けたくらい。




ラ・スピネッタ バルベラダスティ スペリオーレ2003




ワインは前日のサヴィニー・レ・ボーヌ飲み比べの残しからスタートしてイタリアワインへ
ダーリンはお酒弱いので途中でギブアップ、私がいっぱい飲ませてもらえました。

このイタリアワイン、ぶどうは名の通りバルベーラ。
グラスに注ぐと濃厚かつフレッシュな色。 香りもワーっと広がります。
樽香も酸味も余韻もいい感じ。
しあわせ~

ラ・スピネッタはほとんどのエチケットにサイが書かれています。
そう、あの角のある固いしわしわお肌のサイです。
高級品にはライオン柄もあるようです。

ここのワインはどれ飲んでもおいしいよ~(安くないけど)



お料理は
昨日のローストビーフの残りの端切れをタタキ風にして牛刺し♪わさび醤油でいただきます。
サヴィニー・レ・ボーヌといい感じ。

正直、手をかけないタタキの方がおいしかったのが悲しいけど、さすが"今半"の肉だ~


メインがこれではちょっと量が少ないので買ってきた鶏もも肉。
これが、スーパーで買ったものだからごくフツーな188円/100gでして。
チーズもスーパーなので明治の十勝カマンベール。
せっかく誕生日なのにお買い物が800円じゃかわいそう、とアサリも買って〆はボンゴレビアンコにしました。





ズッキーニ、ナスのチーズ重ね焼き
それぞれスライスして軽く塩胡椒、下焼きしたズッキーニとナスに
カマンベールチーズ、トマトソースを重ねてグリルします





チキンに梅ジャムソース添え





見たまんまボンゴレビアンコ
そういえばうちってボンゴレロッソ作ったことない




あ、花買うの忘れた!
と花売り場を見るも、スーパーなので時期的に仏花セットしかない。
お彼岸だもんねー。

バースデープレゼントは後日ってことになったんだけど、もしかしたらお花なんて買ってきてくれるかしら?
ムリよねー。 そんな気の利く人じゃないし。



・・・やっぱり。手ぶらで帰ってきました。 

シクシク
期待はしてなかったけど。


男性の皆様方、たとえプレゼントは用意できなくてもお花一つで女性はよろこぶものです。
花を持って歩くのは恥ずかしいかもしれませんが誕生日くらい勇気を出して1輪でもお花をプレゼントしましょう。

バースデーイブ

2008-09-25 | 週末ごはん・お酒
お祝いのコメントやメッセージをくださった方々に本当に心から感謝します。
うれしくって泣けた!
ありがとうございました。



さて、おそれおおくもクリスマスのごとく、23日=バースデーイブ&24日=ハッピーバースデーのお祝いをした我が家。


バースデーイブのお話から。


無事に誕生日を迎えられたことを(まだ1日早いよ)まず感謝して、これからも元気にまた次の誕生日を迎えられますように、とワインで乾杯。
「明子の"明"は月の明かりなんだから、月は太陽がないと輝けないからね、頼むよ、ダーリン!」
と、突然太陽役をふられたダーリン、思わずものすごくいい返事。
「はい!」


お祝いの言葉をかけてくれる友達や、祝ってくれる人が誕生日に一緒にいるシアワセ、いろんなことに感謝しつつ、いつまでもそうあることができるように努力しなくちゃーと思うのでありました。


さて、まずはバースデーイブのお料理は・・・
ローストビーフ
アボカドシュリンプのズッキーニ巻き
生モッツァレラとサラダほうれん草のサラダ
普通の野菜サラダ
残り物の甘長とうがらしのあまりものの海老詰め(←お祝いなのに残り物。。。)

そしてワインはいつもよりちょっといい赤
サヴィニー・レ・ボーヌ2本飲み比べ
2003と1999です。





ピノ・ノアール
プラム?木イチゴ?
やっぱり1999の方が落ち着いていておいしいよ~



自家製のローストビーフはおいしいです。
比べちゃいけないのはわかっているけどスーパーでスライスされて売ってるのとは違います。
もともと肉自体1,050/100gですもんねー、おいしくなきゃ怒りますって。

作り方はル・コルドン・ブルーの料理本より
お肉は塩胡椒をすり込んでフライパンで焼き目をつけ、人参、玉ねぎ、セロリ、ハーブとともにオーブンで焼き上げます。
焼いたお肉は暖ためたフライパンで蓋をして20~30分休め、一緒に焼いた香味野菜を鍋に入れてワイン、フォンドボーを加えて火を通し、漉してソースにします。

フォンドボーなんてものは作れないので市販の粉末を使用。 ・・・賞味期限とっくに切れてたけど、「ま、いいや」っと。




「切り方は薄い方がいい?厚い方がいい?」
「薄い方がいい」

中途半端にしか切れませんでした T_T
聞くんじゃなかった



火の通り具合がほんのちょっと足りなかったかなー?



アボカドシュリンプのズッキーニ巻きは先日浦和の"vin et kappou irisa"でいただいたものをアレンジ。
中身はアボカド(レモンで変色とめします)、ボイルした海老、焼いて皮を剥いた赤パプリカをマリネしてます。
ズッキーニを縦にスライスして軽く塩して両面焼いておきます。
ズッキーニが冷めたら具を巻いて器に盛っておいしいEX.V.オリーブオイルをさらりとまわしかけてできあがり。





ちょっと欲張って中身を詰めたらおっきくなっちゃいました。
頑張って一口でほおばって食べます。










残り物&余り物で作ったせいか
作っている最中忘れられてかなり焦げました




仕上げはケーキ♪





このケーキ、特注品で~す。

ブログでおつきあいしていただいている「キッチン山田の日常」のキッチン山田さんにワガママ言い放題して作っていただきました。


見て見て!この美しさ。
食べるのもったいなーい(でも食べる、食べないわけがない)

洋梨とバラで飾られたトップ
その下には洋梨の入ったムース
そしてさらにびっくりのチョコムース
刻んだナッツがうまくそれぞれの風味をまとめて合わせてくれてます













ウマイッ!!
すんごいおいしいのです。


ケーキを配達で頼むのは初めてでしたのでちゃんと崩れず届くのか不安でしたけど、厳重なパッキングの元無事に届きました。
チルドパック郵送のためにムースもトップの洋梨を飾ったゼリー部分もちょっとしっかり目に作られているようですが全体のバランスがいいです。


誕生日に"自分のために作られたケーキ"を食べるこの上ない幸せ♪

ありがとう~


詳しいことやお問い合わせは↓コチラへ
キッチン山田

happy(たぶん) birthday

2008-09-24 | 週末ごはん・お酒
今日は誕生日です。。。

akikoは"明子"と書きます。
月がとっても""きれいで""明るかったので(月がとっても青いから~じゃありません)明子だそうですが、親の希望を裏切って悪いんですけど美人にはなれなかったし(親の遺伝子だからしょうがない)、性格もさほど明るくは育たなかったのが残念です。


いくつになるのかというと、どうせおばさん宣言してるし、今更隠してもしょうがないんですが、来年年女です。
はっきり数字を書かない往生際の悪さ。。。


年を取るのはもううれしくないけど、また今年も元気に誕生日を迎えられたことはそれだけでメデタイことと思います。

そんなわけで、たまたま前日の昨日がお休みだったのでバースデーイブ(おそれおおいことにキリストなみ?)とかなんとか言っちゃって昨日からお祝いモードでおります。
実のところは先週末からいきつけのお店ですでにお祝いしてもらっちゃったりしてるので、お祝いの数に関係なく年齢は一つだけ増えることに感謝。



うちのお祝いはいっつも安上がりに自宅でちょっと贅沢な食材で手料理&いつもよりちょっといいワインです。
誕生日だけど誕生日の主役な私が作ります。
後片付けも私です。(これはちょっと不満だったり・・・)


で、バースデーイブのお料理やらワインやらをアップするつもりが画像の加工がまだできず、先週のネタで「週末ごはん」です。




タコのやわらか煮




何度かブログに登場してますが、茹でダコを洗って適当な大きさに(煮ると縮むので大きめに)切ったら出汁、薄口醤油、みりん 8 : 0.5~1 : 1 程度、 鍋に蓋をして極弱火でひたすら煮るだけです。  圧力鍋があればもっと短時間で柔らかくなるんでしょうが、私は圧力鍋がなんとなーく苦手なので分厚い重たく蓋も重たい鍋で時間をかけて煮ています。 煮ること2時間ほど。  途中万一水分がなくなりそうなら水を足してもいいです。

たこにもともと塩味がついているので薄口醤油の料はそれによって加減が必要です。


簡単にかみ切れるたこはおつまみに良いです~。



残ったタコ汁がもったいないので・・・



たこ風味ご飯




たこ汁でご飯炊いてみました。

おいしいです。

おいしいんですが、やはりタコの姿がないのはさみしいです。
なんかダマされている気分です。


やっぱりちょっとご飯用にタコの切り身をとっておけばよかった!



さて、今日のごちそうは何にするかなー?

いさき&甘長とうがらし

2008-09-22 | 週末ごはん・お酒
本日2つ目の記事です。
先に最近飲んだワインのことを書きましたのでワイン好きな方はちらりと見てやってくださいませ。




今朝の通勤電車内で若い女性が立ったまま小さな手鏡をのぞきつつマスカラ(マラカスじゃありません←あ、またおやじギャグがつい)を一生懸命つけてました。
電車や公の場所、大衆の面前でお化粧する女性が増えたのを嘆く声はよく聞きますが。。。

たしかにみっともないとは思いますけど。
それは口うるさく言ってもわかるもんじゃなし・・・わかっていたってやるんだし。

自分自身の自己満足かもしれないけど、少しでもかわいく、きれいに見せたい、そんな女心ですね。  
じゃあ電車の中で顔を作る姿を見られるのはいいのか?というと、いいんですこれは、車内の人たちはこの際無視。
そういうもんです。 私はしませんけど。  

でも、たまに人に見られぬように歩きながら口紅つけちゃうことあります。



電車が揺れて怪我しなきゃいいなーとか、他の人につけちゃったりしないかしら?と心配しつつ(実は本音はそんなことがないかとイジワルに期待してたりして。いや、だけど間違っても私にはつけるな)いつかそれがかっこわるいことだってわかる時がくるといいな、と見ているおばちゃんな私です。



しっかし、今日の子は私がその電車に乗る前からだったようだし、そして電車が終点の上野に着くまでずーーーーーーーっと。
つまり少なくとも、20分以上はマスカラ命でやっていたでしょう。


さすがにあきれつつ、おばさん(私)、そこまで熱心に手をかけるマスカラの出来具合が気になってチラ見しておりました。


うーん、残念ながら頑張った割には・・確かにまつ毛が長く長くできあがってはいるけど、途中ボテボテでマスカラの塊ができちゃっていい出来上がりとは言い難いわね。

「んまぁ!あの子ったら電車の中で、しかも立ったままずっとマスカラつけてるわよ」
「いやぁねー、恥じらいもなく」
「近頃の子はねぇ。。。」
「あんな真剣に仕事もできるのかしら」
「でも、長々真剣にやってる割には下手よー」

↑心の中のおばさんの声。。。



ずっと観察している私も物好きだと思いました、はい。




では、「週末ごはん」です。




甘長とうがらしの焼きびたし



甘長とうがらし詰め放題~♪ だったのです。
さぁ、どう料理しようか?


いろいろ考えたあげく、簡単なものになりました。  
断じて手抜きじゃありませんシンプル イズ ベストです。


油揚げはさっと熱湯で油抜きします。
(炙るので油が気にならない方は油抜きしなくても)

甘長とうがらしと油揚げをグリルして上下にちょっと焼け目がついたくらい火が通ったら、甘長とうがらしはそのままか半切り、油揚げは適当な大きさに切ってボールにとって刻んだミョウガとともに出汁で少しのばしたお醤油をかけ、和えたら器に盛ります。 調味だしの染みた香ばしい油揚げとちょっと焼き味のついた甘長とうがらしを一緒に食べるととってもおいしいのです。
 
ピーマンでも半分か1/4細切りににして同じようにできます。



メインはお魚。

今夜は秋刀魚の塩焼きだ!と思っていたら台風の影響なのか「あら、高い」

というわけでどうせ秋刀魚にその値段を出すのなら・・・とそれより高いのに"釣り"とシールの貼られたいしもちといさきを買ってきました。 ケチっているんだか?無駄遣いしているんだか?

いしもちは手をかけず塩焼きで。
いさきは3段活用。

まず、3枚におろし、皮をとって半身を普通にお刺身。


そしてもう半身はいさきの冷鉢




おろして皮をとった一口大に切り、軽く塩と酒をふって片栗粉をまぶします。
熱湯で火を通して氷水にとったら水を切って器にもり白髪ねぎを乗せてポン酢をかけます。

トマトはなくってもいいんですが、お魚がポン酢に漬け状態になるのがいやだったので敷いてみました。
なくてもいいし、料理本によるとワカメやきゅうりを付け合わせるのが色合い的にも良いようです。


いさきの潮汁




残ったアラは頭を半分に割って(いや~ん、残酷っ!!といいつつやります)出汁にして潮汁~♪



一つ後悔・・・鱗はスーパーでとってもらうべきだった。
あとで気がついたら私の腕や顔、そこここに鱗が生えてるーーー

ワイン♪

2008-09-22 | そと料理・お酒
今日は二つ記事いけるかなー?

先週末、久々に =ドン・ペリ=を飲ませていただく機会がありました。
おいしかったです~。

ということでまずはワインのお話。






これはいただきもののアメリカ産ナパバレーの赤ワイン。
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、マルベック、プティ・ヴェルド
色は深い赤

ネットで探してみたらオーパスワンの畑のお隣さんで作ってるのだそうで、やはりこれもボルドースタイルですって。

あまりいいワインは飲んだことないんだけどボルドーとはちょっと違うカリフォルニアっぽい濃い凝縮され熟成された甘味を感じます。
ダーリンはたぶんメドック好きなので最初はこの感じが馴染めなかったようです。

私はこういうの好き♪ (ターゲットの範囲が広いのだ→欲張りだから)
好きだけど我が家にはゼイタクで自分じゃなかなか買えるものではありませーん。ひたすらくださった方に感謝!感謝!







お次は日本の赤ワインも頑張ってるよーという
BEAU PAYSAGE

勝沼は良く行くのだけど同じ山梨県でもそれ以外はちーとも知らない私。
元は勝沼のどこぞのワイナリーにいらした岡本さんとおっしゃる方が津金という長野よりの土地で1人で畑作りから始められたというもの。

dancyuにも取り上げられたほど有名だったらしいのに、全然知りませんでした。絶賛する方多数。


さて、それだけ絶賛されているならばとla montagne 2006メルロー、la montagne 2004メルロー、le feu メルロー・カベルネフラン・カベルネォーヴィニヨン・プティヴェルド 2004と3本購入。
私にとってはゼイタク値段なものばかり、思い切って買ったもんだと。。。


最初に開けたのが"la montagne"2006メルロー。
日本のワインらしい淡い色。



あくまで私の好みですが日本の赤ワインとしてはいい方ですが、何せ3千円以上では正直そこまで絶賛される意味がわかりませんでした。
好みってこともあるので私がその良さを理解できないだけなんでしょうか?

メルローなんだけどブルゴーニュやローヌの中で若く軽い感じのものを想像する印象。



期待しすぎだったかしら?とちょっとガッカリしながら後日開けた"la montagne"2004メルロー。
時を経て色合いは薄いガーネットとレンガの中間。
でも・・・明らかに2006よりぐっと落ち着いて深みもあっておいしいです。
時間とともに奥行きが感じられるような。


そして最後に2004の"le feu"
これが一番好きだなぁ。
メルロー単一じゃない複雑さがあるのかしら?(←実はわかってませんが)

それでもやっぱり国産ワインは割高と常日頃思ってますし、稼ぎの少ない私にはどこ産であろうと4千円はなかなか買えるもんじゃありません。


偉そうに言っちゃ申し訳ないですが、10年20年、ぶどうが時を重ねていくとこの先がとっても楽しみなワイナリーです。
定期的に購入して応援したいです。


お買い物はbeau paysageにて。







さて、最後はフランス産。
マルサネ・ラ・コンブ・デュ・プレ 2005
ジェローム・ギャレラン



伊勢丹のセールにて、何気なく2種買ったうちの1本を当日夜に飲んでみました、あらおいしい!
翌朝10時オープンを待って伊勢丹に電話を入れて(朝っぱらから酒屋に電話)「あるだけ取っておいて!!」と。
5本くらい買い置きしてもいいなと思ったんですが、残念ながら在庫が2本のみ。

お店の方は4割くらい安いんですとと言うけれど、デパートですからね、ネットの市場価格はそんなに高くはありません。
2~3割安ってとこです。

ネットで見ましたら樹齢は35年以上でビオ、発酵がコンクリートタンク、オーク樽18ヶ月

果実味たっぷり、樽はそんなに強くなく、しっかりしてるのに口当たりが良いのです♪
私が購入した金額が1本2,625円ですからビオでこのお値段だったらもう文句なし。(普段はそんな値段じゃ入らないんでしょうけど)
 
最近買った中では一番大当たりなうれしいワインでした。



あ、これだけ好きに書いておいて言い訳がましいですが、ただの醸造酒好きなノンベイな私はさほどワインのこと詳しく知りませんのであしからず。

マクロレンズフィルター

2008-09-19 | 花・風景・旅・他
先日、会社近くの人気のお店でランチしたんですが。。。

夜はダイニングバーのようでイタリアン~フレンチのようなお料理を出してます。
ランチはパスタが何種か。
手打ちのパスタが売りでいつも混んでます。



なぜか私がこの店に来るとハズレばかり選んでしまうようです。
胃が痛くなるほどの塩辛さ。
ペペロンチーノスタイルなんですがどうにも油っこい。


パスタ大好きなのに悲しい悲しいランチでした。

しくしく。。。



あんまり悲しかったので晩ごはんもパスタにしました。

自分作の点数は採点基準が極甘なので95点♪



==============


さて、今日は「週末ごはん」はオヤスミ
ネタはあるんですけど~



本日は"いやしい系"(=ごはんネタ)ではなく"癒し系"で
↑オヤジギャグの域ですなぁ。。



ちょこっとお出かけしたお休みの日、マクロレンズを持ち歩くのが重たいのでレンズに付けるだけで虫眼鏡のようにクローズアップできるマクロレンズフィルター(クローズアップレンズ)なるものを持って行ってみました。
しかし・・・マクロレンズで普通の風景は撮れるけどマクロレンズフィルターは接写しかできないんですね。 レンズの付け替えが面倒って思ってたのに、これじゃ結局フィルターを付け替えるってことであまり手間は変わらないです。


そういえば、キヤノン用にタムロンが 18-270mm F/3.5-6.3 を出すそうだけど。
欲しいなぁ。 今使っている18~55と55~250が一本で済んじゃうんだもの。 替えレンズの持ち歩きは重いし・・・でも今は広角も欲しいんだし。

あーん、リンダ困っちゃう!






さて、どこの階段を上っているのかといいますと
・・・





向こうに見えるこんもりした丘

わかります?

ここは「さきたま古墳」

埼玉県行田市
埼玉の名前発祥の地とも言われるところ

ここには円墳やら方墳、前方後円墳がいくつも残され
上れるものや中に入れるものもあるのです




「さきたま風土記の丘公園」にて



芸術的と思えるくらいきれいに虫食われた桜の葉
こんなに食べられちゃっても来春にはきれいな花を
ちゃんと咲かせるんでしょうね




==薬草園==



イヌタデだったと思うんですけど。。。






イヌサフラン
サフランに似ているのでこの名がついてますが
サフランはアヤメ科
こちらはユリ科で毒を持ってます
薬草として使われることがあるそうです





地面からすっと花だけ出てきて咲きます
葉は彼岸花のように花が終わった後に出てきます






セージの仲間





これもセージの仲間


======


帰り道




田んぼシリーズ
刈り取られた後残された籾殻
ネットは不自然な人工ものですが
この色合いがおもしろくて撮りました



===これはいつもの週末ウォーキングのお散歩道===




これも赤まんまの赤と露草のブルーのコントラストが気になって






河原で見つけた茄子そっくりの花

ワルナスビですって
アメリカからの外来種






ワルナスビなんてひどい名前・・・
でも、繁殖力の強さは半端じゃないようで
去年はたしかこんな花咲いてなかったのに。。。
突然にこんなふうに群生してしまうのだそう






で、これがホンモノのナスの花







いつのまにか木陰にすっと伸びてきた彼岸花
今ごろはもうきれいな花をさかせてるかしら?

親子白和え

2008-09-18 | 週末ごはん・お酒
いいお店見つけちゃった~

正確に言うと自分で歩いて見つけたわけじゃなく、ブログで見つけて行ったのですが。

場所は地元=浦和♪ ローカルな話しですみません。

お店の場所は番地からして以前住んでいたあたりのすぐ近く。
ということで自信たっぷりに地図も持たず・・・が、そのあたりは再開発で様変わり。

ぐるぐるグルグル歩き周り

歩けども歩けども見つからない。 
またパケット料かかるなぁと思いつつ携帯で周辺の地図を見るも新道路完成後の更新がされておらず

えーっ、どこ? わからないよー



たどり着けず帰宅

がっくり



後日再度挑戦
今度はしっかり新しい地図を見てGO!
けっこう浦和の東側は裏道が入り組んでいてわかりづらいのです。

でも


うっふっふ~
みぃ~つけたっ♪


[ Vin et Kappou irisa ]

和食をやってらしたご主人が奥様のワイン好きに影響されてワインにはまり、ワインの飲める割烹ってことでお二人で始めたお店らしいです。 

なのでメニューには和あり、フレンチあり、イタリアンあり。 
カウンターがあるので1人でも気兼ねなく入れます。  
カウンターゆったりスペースなのがお気に入り♪
お一人様でもお二人様でも、カウンター族のみなさま、オススメですよ~。 
駅の繁華街を抜けた静かな住宅地の入り口あたり、まだ人に知られていないので今のうちならお席にも余裕を持てるようでゆるゆる過ごせます。 

コの字型のカウンター席が14、そして4人掛けのテーブル席が3つ(だったかと)。
次回はカメラを持ってお料理写真を撮らせていただいて勝手にお店の宣伝させてもらっちゃおうと思ってます。 えーっと、繁盛しすぎて私の席がなくならない程度に!



何しろワインのフルボトルが"良心的"ところか"良心の塊"くらいで提供されてます。 少なくともこの日私が飲んだものについてはね。

ゼイタク言えば、グラスワインとグラスの日本酒の種類をもうちょっと増やして欲しいなぁというところ。 好みと料理に合わせるのがムズカシイ。

お店が軌道に乗ってコンスタントにお酒が出るようになればもうちょっと増やせるのだろうと勝手に期待しております。

突き出しはあたたかいチャウダータイプのスープ。
ミニ刺盛り、サーモンと野菜のズッキーニ巻き、マッシュルームの生ハム詰め焼き、キノコとエメンタールをトロトロに焼いたもの、鴨ロースの和風仕立てをスライスして緑の山椒粒乗せ、サンマのトマトソースパスタ。  最後にいちじくのマスカルポーネっていうのを食べたかったんだけどさすがにもう入りませんでした。

お腹パンパン!

下向くと胸より胃袋がぷっくりと出てました。
・・・もともと胸ちいさいんですけど。(ほっといて)


「10月になって牡蠣がお店に出たらまた来ます」と約束してキューピー腹になった酔っぱらいは店を後にしたのでした~。




では、やっとタイトルの"親子白和え"へ。
いつもの「週末ごはん」です。

主菜にならないわりに手間がかかりますがこの"親子白和え"は上品なお味でとてもおいしいんです。




なんで親子白和えかというと
お豆腐と枝豆だから
命名 by akiko



めずらしくちゃんとレシピ書きます!

材料
木綿豆腐1/2丁(水気を切っておく)
炊き味噌(普通の味噌でも可)極少量
練り胡麻(白)大さじ半分~2/3
A 砂糖 小匙2
薄口醤油 小匙2
お出汁 大さじ2~3
枝豆(茹でて豆だけで)約25g~


こんにゃく 1/3
たけのこ、芽ひじき、ニンジン各少々
B 薄口醤油小1
みりん小2
出汁50CC



<<こんにゃくと竹の子忘れてたー!!>>


気を取り直して作り方にまいります。

乾燥芽ひじきはたっぷりの水でもどす

こんにゃく、ニンジンは細切り、たけのこも薄切りにして長さを2~3センチにそろえもどした芽ひじきとともに(B)の調味料と出汁で煮て下味をつけたらざるで水分を切っておく

枝豆は塩茹(おつまみ用よりは薄めで心持ち柔らかめに)して豆を出す

木綿豆腐の水気をガーゼなどで十分切り炊き味噌、練胡麻と合わせて裏ごししてさらに砂糖、薄口醤油を加えすり鉢でよくすりまぜる

お出汁を柔らかさをみながら加減して混ぜる(豆腐が主役になるので普通の和え衣よりはかために)

枝豆と他の材料を入れて木杓子などで混ぜ合わせてできあがり



下味つけたり裏ごししたり・・・面倒なんだけど無性に食べたくなる時があるのです。
まったく、カップラーメンにいくつも入っているカヤクをあけるのが面倒くさいという私がなぜかこういうのは手間がかかっても平気。

いちじく

2008-09-17 | 週末ごはん・お酒

いつものようにタイトルと関係ない他愛もない話しから入ります。

今朝の通勤電車。
終点の上野で「今日も1日、いってらっしゃい」とアナウンスが。

変なニホンゴ・・・と思っていると後ろから男性の声

「今日も1日いってらっしゃいは変じゃない? "今日も1日お疲れ様"は言うけど"1日いってらっしゃい"って言わないだろ。"頑張っていってらっしゃい"とか・・・ あ、頑張ってとかが抜けちゃったんだ」


ありがとう、代わりに言ってくれて。
すっきりしたよ。

でも・・・他人が言ってると"そんな細かいことつっこまんでも"とやたらおかしいのでした。





では、本日は「週末ごはん」ならぬ「週末スイーツ?」

いちじくって、実家の庭に木があったので"買う物"という意識がありませんでした。 しかも・・・中はぐちゃぐちゃして気持ち悪いし、甘くなると蟻がたかってもっと気持ち悪いし。 食べ物としての価値をまったく感じてなかったですねー。


ところが、大人になってみるとけっこういいお値段で売られてて。

「へー、イチジクがフルーツ売り場に!?」なんてね。 
果物だってわかってはいても、これにお金を出すと言うのが理解しがたかったなぁ。 もっとも、もっとびっくりしたのはアケビが売られてたことですけど!


今では無花果は"ドライフィグ"という名で売られている乾燥いちじくをもっぱらワインのお供としての好物となっております。



先日、TVを見ていたダーリンが突然「いちぢく食べたい」というのでシブシブ買うこととなり・・・その番組で作っていた「オリーブオイルで炒める」というのをやってみました。

こうして急に「これ作って」と言われるのも困ったもんです。


で、怪しい記憶と自分の野生のカンで作ったのがこれ↓




いちじくの赤ワインソテー
と、なりました





いちじくのコンポートはよく見ますがこれはオリーブオイルで炒めて赤ワインをかけ少し煮つめただけのもの。オリーブオイルはちょっと上等なEXTRA VIRGIN OLIVE OILを使用してます。


番組ではオイルだけだったようだけどやっぱりワイン使いたいなー・・・
「赤と白どっちがいい?」とダーリンに尋ねると「赤!」

赤ワイン使用決定。




これがおいしい! (ダーリン、あなたはエライよ)
生でいちじくを食べるより甘さが凝縮されてずっとおいしいです。


あぁ、こんなおいしい食べ方を子供の頃から知っていれば!







あったかいままでも、冷ましてもおいしいです。


オリーブオイルでなくバターで作ればもっと濃厚でコクが出るかもしれません。
アイスクリームなんて添えたら・・・ イカンイカン


でも、バターで作ったらほとんど普通に無花果のコンポートになっちゃう?




さて、これには後日大きな間違いがあったことが判明。
TV番組というのはテレ朝の「食彩の王国」だったのですが、番組で紹介されていたのはフライパンでオリーブオイルを熱して黒胡椒したそのオイルを4つ切りにしたいちじくに回しかけ、ミントを添えるというものだったらしい。。。



全然違うじゃん。


でも、おいしかったからこれでいいのだ~

お月見

2008-09-16 | 花・風景・旅・他
中秋の名月
月が姿を見せてくれるかしら?と心配したものの・・・
そんなに明るくは見えなかったように思うけど。













"衣かつぎ"

芋見月とも言われますからここはやっぱり
月のようにまあるい里芋を・・・





さて、3連休だった方もそうでない方も、いかがお過ごしになりました?
私は近場にちょろちょろとお出かけ。


昨日は実家の父のご機嫌伺いと敬老の日とお墓参りを兼ねて千葉へ。
蚊に襲撃されながらお墓の草取りをしてお参りを済ませた後、車で外房方面へまっしぐら。
あぁ、若い頃は実家から早朝東金街道を飛ばして(スピード違反はイケマセン!)海を見にいったっけ。
道路が空いていれば20分くらい。。。 


当時から比べて道路は整備されたものの昨日は交通量もそこそこあったので、片道50分程度かかったかしら?

行き先は先日TVで見た九十九里町の「菅原ガラス工芸」。 晩酌を欠かさない父に焼酎グラスをプレゼントしたくて。
個性的な手作りガラス製品がたくさんあるのです。


とかなんとか親孝行ぶって・・・ 実は自分がガラスの器がほしかったのー。

一目惚れした(ホントなんにでもほれっぽい私)お皿があったものの、収納場所と金額に悩みに悩んでこの場はあきらめ結局、箸置きをお土産に2つ買っただけ。


あー、欲しかったなぁ。
↓このお皿




表から見ると無色透明なベースに色ガラスの花模様
裏を見るとこれがお皿の足に!3つ足皿です
お洒落でしょう?



お土産の箸置きはシンプルにコチラ↓



すべて手作りなので同じデザインでもこの世に一つのものばかりなのです。




せっかく海の近くに来たのだから、っと海鮮のお店に入ったのですが、あいにく入荷のないものが多く・・・それでも千葉のお魚は今や埼玉人な私にはやっぱりおいしいのでした。




お花模様のお皿ですが、帰ってからダーリンに「これがほしーのaki」と言ってみたら"しまい場所が難しそうだね"と言いつつも悪くない感触。

「で、いくら?」



お値段を言ったら固まってました。 

24~5㎝ほどの径のもので17,850円也

そりゃ、ゼイタクだけどさぁ。



この間買った備前のお皿の値段はナイショにしておこうっと。。。