それはともかく、各種国政選挙では投票率は60%を切っています。20代の投票率はそれよりかなり低い30%台です。
いくら世界の趨勢が18歳だからと言って、投票に行かない事が解りきっている若者に、選挙権を付与する理由が、私には理解出来ません。
選挙権を付与すると言う事は、「18歳以上は大人である」 と政府が公言した事に他ならないのですから、
次に待ち構えているのは 『少年法』 の 【改正】 でありましょう。今回の選挙権の年齢引き下げの狙いは、「少年法改正(改悪)」 にあると私は睨んでいます。
保守派は、かねてから凶悪な少年犯罪には厳罰を科すよう主張して来ました。18歳が大人であるとしたなら、
それまで犯罪を犯した少年たちの氏名は公表されませんでしたが、次は堂々と氏名を公表できます。
少年法がどうして出来たか?その趣旨を正しく理解できない者には、こうした厳罰主義が幅を利かせています。
極論かも知れないし、正確な統計は取っていませんが、こうした少年犯罪に厳罰主義を持ち込む輩は、だいだい同性愛や同性婚には反対であり、女性の社会進出にも良い顔はしない、生活保護受給者や在日外国人(特に中国・韓国)に対し差別的発言をします。
つまり彼らの根っこは同じだと言う事です。
そう言う訳で、今回の選挙権年齢の引き下げには、賛成出来ません