雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2月6日(日) 里山にやっと天水が降りました

2011年02月07日 17時00分41秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月6日(日) 里山にやっと天水(てんすい)が降りました

 午後、自宅で、天が雲に覆われていて、今にも降りそうだったので、
 慌てて里山に車を飛ばしました.

 雨が降れば、ニホンアカガエルたちが卵を産むことができます。

 里山へ行くと2人で棚作りをしていたので
 ぼくは里の家の横の広場の整地作業をしていました。

 天水がポツポツ降ってきたので
 机や丸太椅子を屋根の下へ入れました。

 これでやっと今日の夜はかえるたちが
 産卵してくれるでしょうか。

 心配と安心が半分づつくらいで里山を出ました。

 

 

本と映像の森 130 宮城谷昌光さん『風は山河より』新潮文庫

2011年02月07日 05時37分24秒 | 本と映像の森
本と映像の森 130 宮城谷昌光(みやぎたにまさみつ)さん『風は山河より』新潮文庫、全6巻

 戦国時代の奥三河の野田城主・菅沼家の3代を描いた歴史小説です。

 奥三河は、当時、織田・徳川と今川の抗争のなかにあり、菅沼家の3代の歴史と、徳川家の3代の歴史が平行して描かれます。

 ぼくたち浜松の人間が、ほとんど知らない、家康が遠州に侵攻してくる前の、岡崎での苦難の歴史も詳しく描かれます。
 
 こういう徳川家康以前の、祖父の松平清康や父の松平広忠などの歴史を知ることなしに、家康の評価はできないというのが、この作品を読んだぼくの感想です。

 「浜松は出世城」とか、家康が全国制覇してからの立場で見ていては、歴史の謎は解けないという気がします。

 きちんと調べたわけではないですが、たぶん関東から逃げてきた副主人公「四郎」は、作者の作りだした造形だと思いますが、すごく魅力のある人間像です。

 その小説の特殊世界だけにはまっていなくて、もっと広い世界に通用するような感じですか。

 「なぜ家康は、あのとき、浜松城を出て、三方原に出撃したか」という疑問にも答えてくれていると思います。

 「本と映像の森」の第1回を「1/13 1 宮城谷昌光さん著『古城の風景1』新潮文庫」でしたので、1年ぶりの宮城谷さんの紹介です。

 蛇足ですが、宮城谷さんは、浜松市北区三ヶ日町に住んでいます。
 



雨宮日記 2月4日(金) 立春ですが、当然まだ寒いです

2011年02月07日 05時13分17秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月4日(金) 立春ですが、当然まだ寒いです

 立春は暦の上では春の第1日です。

 「立春なのに、なんでこんなに寒いの?」と聞かれましたが、立春だから、冬が一番底まで来て、今から春に向かって上がっていくので「立春」は一番寒いというのが論理的な答えです。

 気象庁の定義では、冬は11月から2月となっているようです。

 ですから、感覚的には、春は3月から5月です。

 今はまだ「春は 名のみの 風の 寒さや」(琵琶湖周航の歌)です。

 タイムトンネル(古い?!)で、2月をすっ飛ばして、3月1日に行きたいです。
 青いハルリンドウやピンクのショウジョウバカマガ咲く春が待ち遠しいです。