雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

日本古代史 11 桃は「邪馬台国」の「卑弥呼」の「道教」の専用物?

2011年02月12日 05時36分09秒 | 日本と世界の古代史・遺跡・遺物
日本古代史 11 桃は「邪馬台国」の「卑弥呼」の「道教」の専用物?

 1月27日の「本と映像の森 127 1月23日、NHKテレビ「〝邪馬台国〟を掘る」」を書きました。

 あの番組の中で、桃が巻向遺跡から出土したから、これは道教の呪物で(それはそうなのですが)、卑弥呼の宮殿の所在地に間違いない、みたいな報道でした。

 それは、違うと思います。

 古代世界で「桃」の呪力が普遍的であるから、それを道教も取り入れたのであって、桃だから道教というのは、普遍ー特殊ー個別という、カテゴリーを誤解しているか、理解できない浅い精神ではないでしょうか。

 道教でも何でもない、日本の『古事記』では、イザナギ神さんが、妻のイザナミ神さんが死んで行った黄泉(よみ)の国を訪ねる話で、出てきます。

 死んで腐敗していく妻の姿(かな?)を見てしまったイザナギ神さんは、怖くなって黄泉から必死で逃げようとします。

 イザナミ神さんは(当然ですが)怒って、黄泉の国の軍隊をくりだして、イザナギ神さんを追わせます。

 黄泉の国(つまり死者の国)と現世との境の「よもつひらさか」で、イザナギさんは、そこに生えていた桃の実をとって、黄泉の国の軍隊に投げつけて、危地を脱して、逃げ切ることができました。

 桃=道教=卑弥呼、という、それ以外の等式は認めないのは、無理矢理な話です。

 

雨宮日記 2月11日(金) 「きょうは結婚記念日で祝日だよ」

2011年02月12日 05時04分57秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 2月11日(金) 「きょうは結婚記念日で祝日だよ」

 雪にならないかと心配しましたが、浜松(中区~浜北区)は、雨でした。

 静岡県立森林公園の「バードピア」に、里山の「生きもの見学会 第1回」のチラシをおいてもらえませんかと、3人で訪問しました。

 対応してくれた男性が「外部の行事は扱わないんですが、そういうチラシを貼れるコーナーがあるので、内容によっては」と。
 「わかりました。ぜひご検討を」と1枚おいてきました。

 行政と市民の協同が始まっている時代に、すこし静岡県は遅れているかな、という感じはしました。
 どう変えていけばいいか、また考えます。

 夕方、家に帰って、次女のIさんと妻の則子さんがつくった夕食を、おじいちゃん(ぼくの父)と4人で食べました。

 自衛官人権裁判で同じ事務局をしているMさんが自分で栽培した水菜(みずな)を、則子さんがもらって炊き込んだ水菜ご飯でした。

 食べている時に、急に思い出しました。
 「今日は、結婚記念日だから、祝日だよ」

 次女がえっ_?という感じで驚いたので則子さんが言いました。
 「1979年に、建国記念日の祝日に結婚したので、それから毎年、結婚記念日が祝日なの」
 次女「へえ、今日って建国記念日なんだ」
 ぼく「インチキの建国記念日はどうでもいいけど、お父さんとお母さんの結婚記念日が国が祝う祝日って、おしゃれでしょ?」
 次女「……」(どこがおしゃれなのよという…疑惑の目)