雨宮日記 2月15日(火) 今日は釈迦さんの命日の涅槃会(ねはんえ)です
今日は、仏教徒の皆さんには大事な日です。
ぼくは仏教徒ではなくて、無神論者でもなくて、「自然信仰」主義者ですので、お間違えなきように、お願いします。
「涅槃図(ねはんず)」はお釈迦さまが亡くなった光景を描いた図です。
いろんな動物たちが描かれているのですが、ネコだけは、そのときに居なかったので描かれないという話があります。
ところが、猫が描いてる涅槃図もあるようです。
おもしろいですね。
尊敬する歴史学者の加藤文三さんの著書『民謡歳時記 ーくらしの文化史ー 上巻』(青木書店、1980年)で、以下のように書いています。
「陰暦の二月十五日は、今の春の彼岸に近い頃で、季節の変わり目であった。この日は必ず雪が降り、しかも雪の降りじまいだというので、これを涅槃雪とよぶ。
また、このころは、いかにもやわらかな風が吹くというので、涅槃西風(ねはんにし)という。
つまり、陰暦の二月十五日は、二月(きさらぎ)の望の日で、自然の暦の上でも重要だし、一年の農事のとりかかりの祭日であった。
それを釈迦の命日だから御馳走をするのだと思い込んでいるのである。」
今日は、仏教徒の皆さんには大事な日です。
ぼくは仏教徒ではなくて、無神論者でもなくて、「自然信仰」主義者ですので、お間違えなきように、お願いします。
「涅槃図(ねはんず)」はお釈迦さまが亡くなった光景を描いた図です。
いろんな動物たちが描かれているのですが、ネコだけは、そのときに居なかったので描かれないという話があります。
ところが、猫が描いてる涅槃図もあるようです。
おもしろいですね。
尊敬する歴史学者の加藤文三さんの著書『民謡歳時記 ーくらしの文化史ー 上巻』(青木書店、1980年)で、以下のように書いています。
「陰暦の二月十五日は、今の春の彼岸に近い頃で、季節の変わり目であった。この日は必ず雪が降り、しかも雪の降りじまいだというので、これを涅槃雪とよぶ。
また、このころは、いかにもやわらかな風が吹くというので、涅槃西風(ねはんにし)という。
つまり、陰暦の二月十五日は、二月(きさらぎ)の望の日で、自然の暦の上でも重要だし、一年の農事のとりかかりの祭日であった。
それを釈迦の命日だから御馳走をするのだと思い込んでいるのである。」