雨宮日記 10月4日(金) 午前は父の通院で車、午後は明日の講演準備
則子さんは、来週から介護施設の新たな仕事です。
今日の午前の、父の佐藤町診療所へは、ぼくが運転していって、則子さんについてもらって、帰りはタクシーにしました。
父は昔の人なので、あまり言葉に出さないけど、たぶん、出来の悪い息子に、奇跡的に来てくれた、最高の「嫁さん」に感謝しているものと思います。
でも、家族の日常の感情・感覚を、尊重してくれないと困るんですね。「嫁がしてくれるのがあたりまえ」ではないんです。
そういう日常的な対話、「ありがとう」「おかえり」「ただいま」「いただきます」「ごちそうさま」「おやすみ」そういう会話を、ぼくや則子さんは大事にしながら生きていきます。
同居家族だからといって、強制はできませんが。親の世代や、娘の世代とも、同じ感情をわかちあっていきたいと思います。
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午後は、コンビニを何軒か、何回も回って、明日の講演の資料準備。レジュメだけではなくて、A4で自分のプリンターで打ち出した写真を、カラー(A3版、80円)やモノクロ(A3版、10円)で拡大します。
人間と技術について、人間に未来はあるのか?、明日は語ろうと思っています。
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次女から『トリポッド4』文庫版、返却。精神的地球侵略SFで、傑作ですね。次女は「また読みたくなるかもしれないから、全4巻、わかるところにおいといてね」と。廊下の「ここに」。