雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

 雨宮日記 4月27日(金) アリさんたち来たる

2018年04月27日 22時00分26秒 | 雨宮日誌


 雨宮日記 4月27日(金) アリさんたち来たる

 暑くなってきたので、2階のボクの部屋にまでありんこさんが来る.お弁当を置いてあるので、そこまで匂いを嗅ぎつけてくる。

 小さな数ミリのありさんだから、人間だとどれくらいの距離を匂いで嗅ぎつけて歩くことになるだろうか。

 ありさんは6mm、人間は1.5m(1500mm)とすると、250倍。

 2階まで何十mか?2階まで、たとえば10mとしようか。人間ならその250倍を歩かないといけないから、2500m=2.5km。

 計算は正しいかな?

板門店で北朝鮮=韓国首脳会談。反応はいろいろ。ボクとしては手放しではないけど支持賛同するというとこかな?

 たとえ嫌いな人でも、敵であっても、正しいことをすれば支持します。

 


古代ブログ 49 古代史の本 7 『三国志』「鳥丸鮮卑東夷伝 第三十」

2018年04月27日 16時48分28秒 | 遠州古代史


古代ブログ 49 古代史の本 7 『三国志』「鳥丸鮮卑東夷伝 第三十」

 『正史 三国志 4 魏書 Ⅳ』ちくま文庫、1993年~2007年第11刷、
504ページ、定価本体1500円 

 有名な「魏志倭人伝」ですが、そういう書物や書物の部分は存在しません。

 存在するのは「魏書」のうち「鳥丸鮮卑東夷伝 第三十」という部分、そのなかの倭の部分を日本人が勝手に「倭人伝」と呼んでいます。

 つまり「倭人伝」というサブタイトルがついているのではありません。

 「魏志」ですらありません。「魏書」です。

 これでは「偽志」になってしまいます。「魏志倭人伝」という本なり、そういうページは存在しないのです。

 できるだけ正確に言うなら「魏書」「鳥丸鮮卑東夷伝」のなかの「倭人」部分とでも言うべきでしょうか。

 ボクのもっている『正史 三国志』はちくま文庫で全8巻、そのうち第4巻のp420~495の75ページが「魏書」「鳥丸鮮卑東夷伝 第三十」です。

 「鳥丸伝」がp420~431,「鮮卑伝」がp431~442、「東夷伝」がp442~491です。

 東夷伝は細かく、夫余・高句麗・東沃狙・濊 わい・韓・馬韓・辰韓・弁辰・倭人・西域に別れています。

 倭人はp469からp477,約8ページです。

 正史『三国志』は字数で3書65巻で全36万字くらい、倭人の部分は1983文字だそうです。それでも3世紀の日本のことを詳しく書いてくれたもんだなあと思います。