雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 259 アニメ映画「マクロス プラス」

2019年04月24日 15時15分44秒 | 本と映像の森


 新・本と映像の森 259 アニメ映画「マクロス プラス」


 115分。1995年公開作品。

「新・本と映像の森 256 NHKテレビ 歴史秘話「超時空要塞マクロス」」の映画作品。

 前半は地球からはるか離れた「惑星エデン」。7年前に、この惑星エデンにいた3人の男女がなぜか再び巡り会う。

 宇宙パイロット志望の男性2人。イサム・ダイソンとガルド・ゴア・ボーマン。

 ちなみに「ダイソン」は「ダイソン球」で有名な天才宇宙科学者の名前、「ボーマン」は「2001年宇宙の旅」のスペースパイロットの名前ですね。

 歌手をめざしていたがなぜかコンピューター開発の責任者になっている女性、ミュン・ファン・ローン。

 そして4人目の主人公シャロン・アップル。仮想現実を創り出すコンピューター。「アップル」っていう名前がいいですね。「4人目」じゃないだろ、「台」だろ?

 恋と歌とメカと青春。それにアシモフばりのコンピューターの自立意識と人類支配の問題が後半のクライマックスをする。

 シャロンはミュン・ファン・ローンの意識、イサムに恋してるという自我を付与されている。だからミュンはシャロンのマザー(母親)でありながら恋敵なのです。

 結末は作品を見てください。

 ボクはシャロンのコンピューターとして与えられた条件から来る自縄自縛がついきゅうされるともっといいといいと思うけど、すこし戦闘シーンに偏りすぎかなあと感じました。

 それと「惑星エデン」の飛ぶ翼竜の飛行シーンが地球でシャロンが創り出す白鳥の飛行シーンに重なって印象的なのですが、その「飛ぶ」ってことをもっとパイロットの「飛ぶ」ってことと重ねて欲しい。

 ミュン=シャロンの「歌う」とも「飛ぶ」と同じです。

 無人機では「飛ぶ」ことにならないんですね。

 

< 午後4時50分 追加 >
 
 だいじなことを書き忘れました。副主人公のミュン・ファン・ローンが歌う歌が、聞いたことがあるような気がして・・・何回か聞いたときにハッと思い出しました。

 マンガを原作にしたアニメ『ぼくの地球を守って』の主題歌とメロディがすごく似ている。懐かしいのは、そのためです(ボクは、です)。