今恐らく夏時間のせいで、夕方暗くなるのが遅く8時半頃までは明るい。先日何故だったかはもう忘れてしまったけれど、夕刻の未だ明るい内に娘が子供達を寝かしつけようとして一向に成功しなかった。其れもその筈。未だ明るいんだもの。寝付けたものではない。小時間たってヤット暗くなりスッタモンダの末に寝入ったのだった。その分朝は6時ごろ明るんで来る。私がフリーな時間を獲得出来る迄、この早朝の小一時間は貴重な時間だった。
天候は東京より暑い方だろう。緯度的には福岡と同じだ。朝方雨が降り午後になって天気が回復した日が2日あった。日中いい天気だったのにいきなり天気が崩れ、出先で雨になった日もあった。車中で雨にあった時の恐怖をお伝えしよう。そう、私には本当に身に迫る恐怖と感じられた。夕食後、おいしいパンの店があるから連れて行くねと気軽に出かけた。韓国経営者が営む店とかで、喫茶室もある店内は、若い人達であふれカップルだったり、多くはpcを開いて見入っている学生風だった。数十種類のパンは味見用に一部はかなり大きなピースで解放されていた。カプチーノを飲み終え外へ出るとにわか雨。止む気配もなく車に乗り込んだ。そう遠くもない距離(すぐ着く筈)。いよいよ雨は激しさを増し雷鳴さえ加わった、ウインカーを目一杯回しても追つかない程になりスピードをダウンさせた。其れでも私の感覚ではかなりのスピードで私はフロンドガラスに目を凝らし、身を硬くするばかりだった。後席にいたチビッコらも静かになり、「マーマ。ガンバレッ!」とアパートに着く迄声を合わせて唱和し続けていた。アパートの地下駐車場に入るため、セキュリティのカード差し込むのもヤットだった。車が駐車場に滑り込んで暫し後私の体は和らいだ。車のライトに照らされて濡れて歩行している数人を見かけたが、こんな際は傘も畳まなければいけないのだと言う。
その数日後、車の運転席横のガラスが壊れ、見積もりしてもらった所想定外の額だったという。其れを聞いた知人が自分の知り合いの所に連れてゆくからと約束してくれたらしい。以来2日間ガラスははずされたまま土曜日迄トランクの中に仕舞われている。日本でも良くあることだが、外国人とか女性にとってどうやら辺の事情は同様らしい。