風のささやき 俳句のblog

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冬の水触れるの嫌で寝起きの手 【季語:冬の水】

2016年01月16日 | 俳句:冬 地理
朝起きると
洗面所で身づくろいをするのですが
顔を洗おうと差し伸べる指先に
まず触れるのが冷たい水

それで目が覚めるといったことを
ここのところ
毎日のように繰り返しています

水の冷たさは
日に日に増していくようで
そのたびに差し出される指先も
どこかおどおどした様子

暖かなお湯も出せるのですが
それまで待つのも歯がゆく
ついつい差し出される指先は
ここのところ水を毛嫌いしています

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