風のささやき 俳句のblog

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柿灯り墓地に今年も供え物【季語:柿】

2024年10月26日 | 俳句:秋 植物

子供と電車に乗って
車窓を眺めていました

すると墓地の横になにやら
綺麗な色合いが見えて
最初は紅葉かと思ったのですが
よくる見ると熟れた柿でした

誰が植えたのかは分からないのですが
なんとなく、故人への手向けに
柿を植えたのではと勝手な想像をして
その人の優しい気持ちを思ったりしていました

子供はそんな風景には関心も寄せず
年を重ねる毎に、見えてくる風景もありますね



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