風のささやき 俳句のblog

訪問ありがとうございます
オリジナルの俳句を中心にご紹介しています
詩や短歌も掲載しています

油蝉、逝って仰向け、空も見ず 生は夢に似、僕らも幻? 【短歌】

2022年08月16日 | 短歌
道にはアブラゼミが
仰向けになって落ちていました

もう足に力が入らないようで
きっと自由に羽ばたいていた空も
見えないのでしょうね

あっという間の蝉の生ですが
僕らの生もそんなに違わないものなのではと
思ったりもします

自分自身の存在が
秋風に怪しく感じられます


コメントを投稿