新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「山立て」のために

2017-09-12 18:02:09 | アウトドア
「エリマキシギ」を撮影した休耕田は、平塚市の広大な田園地帯の片隅にありました。勿論この休耕田にたどり着くためには、十分な下調べを行いました。
近くの公共施設も見つけましたので、ほぼ確実にその付近までたどり着くことができました。
最終的にはCMの姿が頼りになったのは言うまでもありません。

お目当ての鳥がいないので手持ちぶたさで、広大な田園地帯の小さな休耕田を、地図上で再現する為「山立て」の技を思い出して、探して撮影してみました。


奥に見えるのは伊勢原市三の宮の清掃工場です。手前の陸橋は小田原厚木道路の岡崎の陸橋です。もう一方向を探してみたのですが適当な目標がなく止めました。
鳥がいないとついついこんなことを考えてみてしまうのです。
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富士山南麓の森で見たもの

2017-08-25 18:35:04 | アウトドア
さて富士山南麓で報告出来る鳥も撮影できず、森の中で見かけたものをいくつか報告いたします。

まず最初に入り込んだ散策路です。
駐車場のロープをまたいで入り込んだ道です。散策路と言うより単なる林道のようなもので「山の村方面」という表示があるだけです。
最初の頃は雑木の森の雰囲気でしたが、歩いていくうちに針葉樹の巨木が並ぶ薄暗い森になりました。地面は富士山の火山礫に苔が生えた湿度の高いくらい森です。先だっての「ブラタモリの富士山シリーズ」で紹介された火山礫に草や苔が生えた湿度の高いくらい単調な森です。
景色が単調ですからもしこの散策路を外れたら簡単に道に迷う気がします。針葉樹の暗い木々の奥から、誰かがこちらを覗いているような背筋にぞくっとするような気配を感じました。

ですからこの道から迷わないように番号杭が所々に立てられております。駐車場に入った時にはスタートが№90でした。一人で歩くのは少し怖くなりましたが、歩き出した以上№1のスタート地点を見てやろうと歩き出したのです。このため怖い道を撮影するのを忘れました。なぜなら撮影した画像に何か得体のしれないものが写ってしまうような予感がしていたからです。ではそんなたどり着いたスタート地点です。


ここがなぜスタート地点なのか見当が付きません。周辺には何もありません。山の村のような雰囲気もありませんでした。これ以上は入り込むのを止めました。


№1の杭の横にあった案内板です。


ここから駐車場に戻るためには登りです。見通しの悪いところは大体5メートル間隔、直線のところは20メートル位の間隔だったでしょうか。ここだけ明るかったので撮影しました。

3本目の散策路です。西臼塚と言う小高いところに向かう散策路です。この散策路だけ日本語と中国語と英語と韓国語の標識がありました。観光ルートになっているのかとびっくりです。


散策路の入り口に靴底の泥を落とすマットが置かれていました。


よく考えるとこの散策路はこの日3本目の通路です。マットはここだけでした。1本目と2本目で都会の泥はもう置いてきてしまっているのにと感じました。


数十分で小高いふくらみに着きます。「西臼塚」です。その頂上に古木がありました。根元に祠が。


「山の神様」の祠です。当然私もお賽銭をあげ、旅の無事を祈ったのであります。


この西臼塚は寄生火山だそうです。ブラタモリに出てきたような。駐車場から比高差50メートルほどの高さになります。

そういえば最初の暗い針葉樹の森には、ブラタモリに出てきた火口列と思われる地形があった気がします。これも同様に撮影できませんでした。

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「富士山頂」気が付けば雲が

2017-08-24 18:05:40 | アウトドア
20数日ぶりの快晴で、新規開拓と意気込んで、富士山南麓の駐車場に出かけました。どこの天気予報を参考にすればよいのか。富士宮市ですが、遠すぎます。昨日は周辺の各市がすべて快晴、これならと4時起きで出かけたのです。
順調なドライブでした。
挨拶代わりに駐車場から富士山を撮影しました。


06:08撮影


06:12撮影 旧観測所でしょうか。


07:39撮影 最初に入り込んだ散策路でわずかに視界が開けたところから撮影


08:12撮影 駐車場に戻ってから


10:28撮影 別の林道2本を歩いて戻ってみると、雲がではじめました。右側からどんどん流れてきます。


10:31撮影 雲の切れ間から見えた、旧観測所の建物


10:44撮影 4本目の林道を入って200mほどで暗くなり冷たい風が吹いてきたので駐車場に戻るとこんなです。
広い駐車場の最大でこの日は、10数台の車がおりましたが、この時には4台になっていました。
朝から富士宮市側から、登山客満員のバスが続々登ってきますが、この時点でもまだバスが通り過ぎてゆきます。

私もこの後、片づけて御殿場方面に戻ったのですが、御殿場方面は快晴です。246号も快晴で、帰りのドライブは暑かったです。
あすは、鳥の話はないので林道をうろうろした時に見かけたものを投稿します。
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黄砂?にかすむ富士

2017-05-08 18:02:11 | アウトドア
神奈川県の西の方を歩いておりました。お目当てのものには会えません。
気のせいか咽が突然いがらっぽくなります。気のせいか咽が突然乾きます。

そうだ。黄砂が流れているのかもと、丹沢方面を眺むればかすみのようにぼんやりと。
富士山の方を眺むれば、やはりいつもと違ってかなりかすんで。


画面下部に手前のマンションの最上階が写っています。念のためカットしました。
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GW小噺①「ヒルまず進め」

2017-05-05 17:26:37 | アウトドア
GWも終わりに近づいてきました。どこにも出かけないのは体がなまると、西の山に出かけました。
業務用の舗装道路から山に入るハイキングコースの入り口があります。200メートルほど一気に登る登山口です。
その入り口に「山ヒル」の警告板と山ヒル対策用の小型の小箱があります。
見てみるといつも置いてある赤い印刷の山ヒル忌避剤ではありません。ネーミングがいいです。「ヒルまず進め」です。


見るからにぞっとする警告板です。


これがその小箱と、山ヒル忌避剤です。

私がこれらを撮影していると、若いカップルがやってきました。ハイキングコースの案内板を眺めています。登ってみるかと決めたのでしょうか、入り口に来てこの警告板と薬を眺めています。
登り始めようとしたので何気なく彼女の足元を見ると、素足にサンダルです。

・・・『これから上るのですか。その足ではダメですよ』
彼女『え!』
・・・『そんな足では、血を吸ってくださいというばかりですよ。この東丹沢は哺乳類が多く生息してますから、山ヒルが沢山いるんです』
彼『そうなんですか』
・・・『鹿やサル、イノシシ、アナグマなどたくさんいますから』
彼『すぐ払えばとれますよね』
・・・『喰い付く前ならね、喰われてから無理に取ると、頭が残って十日ぐらいじくじく汁が出て治らないですよ。私も去年ここで喰われました。ふくらはぎまで上がってきたのを気が付かなくて、その後しばらくね』とズボンの上からそこを指さしました。
彼女『そんなところまで上がってくるのですか』
・・・『ま、しっかり乾いた地面の上を歩くなら大丈夫ですけど、落ち葉の上とか草原の中は、その足ではね』
二人は納得してくれたようです。ではと言って私は先にその場を離れました。二人がそれでも登って行ったかは確認してません。

さて、この「ヒルまず進め」と言う忌避剤を知りませんでした。一般出来にはディードと言う強力な薬を含んだ薬品が置いてありますが、いつもスプレーが空っぽだったり、誰かがスプレー自体を持っていったりで使えたことはありませんでした。

以前書きましたが、近くの自然公園の係員に教えてもらった酢をスプレーに入れて持ち歩いています。安い酢ですからいいのですが、両脚にたっぷりかけますから、強烈な酢の匂いがするのが欠点でした。

「ヒルまず進め」が面白そうなので調べてみると、錦海ソルト(株)と言う会社の製品で、HPでは1本540円でした。成分は「にがり」のようです。ブログなど見ますとかなり以前から発売されているようです、にがりを買ってきてお酢と交換してみようかとも思ってますが、安物の醸造酢が一瓶まだ冷蔵庫に残っています。どうしようか。
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ヤッホー!!「蜜蜂の巣」を頂く

2017-04-28 18:02:58 | アウトドア
明日からGWです。毎年この季節はおとなしくしております。この季節しか休めない方々に、チャンスをお譲りしています。
そんなことで最後の1日を、近くの畑に出かけました。お目当ての鳥はおらず、田園地帯をぶらぶら歩いておりました。

ふと見るとビニールハウスの脇で、蜂の巣箱の手入れをしている農家の方がいました。よく見るネットを被っています。
巣箱から出したハチの巣からブラシで蜂を払い落としたり、如雨露状の煙の出るやつ(燻煙器と言うそうです)で箱の上に煙をかけています。
御面白そうなので見ていました。実際に作業を目撃するのは初めてです。
私が見ていることに気が付いたので、
・・・『沢山採れたみたいですね、日本ミツバチですか?』専門の養蜂家には見えなかったのです。農家の方の趣味なら日本ミツバチかとも思ったのです。
彼『全然。西洋ミツバチです。今巣を移している所です』

話ながら彼がこちらの農道に近づいて来ました。
・・・『見せてもらっていいですか』
彼『良いですよ、でも刺されますからはなれて見てください』

また先ほどの巣箱に戻り、中の巣を1枚1枚移していました。3メートルほど離れて見学です。
巣の板についていた白い巣を、べりっとはがして私にくれました。
中央部分の巣穴に500円玉くらいの部分に蜜がたまっています。
彼『その蜜吸ってみてもいいですよ』

口を付けて吸ってみました。一つひとつの巣穴の蜜は少ないのですが、吸ってみるととてもうまいのです。出来立てのそれこそ生の蜜です。
・・・『美味い!!』と思わず叫んでしまいました。
彼は嬉しそうにうなずいています。
・・・『よくタレントがTVで取材していますが、実物を見るのは初めてです。すみません吸っていると、巣穴がつぶれてしまいましたが』
彼『それあげますよ』
・・・『これは蜜蝋になるんですよね』
彼『そうです』
彼はそういいながら巣箱を持って離れていきます。ビニールハウスから近くの自宅にでも行くのでしょうか。
・・・『ありがとうございました』と後ろ姿に声をかけたのです。


中央のつぶれて所に蜜があったのです。このままべとべとした状態ではとても持って帰れません。ザックにあるコンビニのレジ袋に折って仕舞うしかありません。で、現状の姿を現場にあった巣箱の上で撮影しました。大きさは長い方で25㎝くらいです。


自宅に持って帰っての状態です。(白い容器は、「ヤマザキの春のパンまつりの白いスクエアボウル」です。念のため)
蜜蝋のクリームなんかが、簡単に出来そうですから挑戦してみます。完成したら報告します。

わたしは、出先で知り合った方に声をかけ色々な情報や知識を頂いています。その辺は折に触れブログで紹介しています。
今日はお土産まで頂きました。ラッキーな1日でした。
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座間の大凧祭り、間もなく

2017-04-23 17:17:24 | アウトドア
神奈川県座間市の大凧祭りが間もなく開催されます。今年は5月4日、5日です。
100畳の大きさの大凧、重さ1000キロ、100人引きだそうです。今年の凧の文字はなんでしょうか。
会場付近は私のフィールドの近くです。会期当日は10万人以上の見物客で大混雑になりますので、例年近づいたことはありません。

さて4月12日から16日、会場近くの相模川の左岸の土手では芝桜まつりが開催されていました。1.4キロの長さの日本一の長さの会場です。
そのころ会場付近をうろうろしておりましたので芝桜と大凧祭りの雰囲気を少々お知らせします。


相模川左岸の土手の斜面に芝桜が植えられています。


河川敷から芝桜を眺めます。手前の竹の骨は大凧の骨組みです。ここの文字が書かれた100畳の広さの紙が貼られるのです。

私がうろうろした日は、会場の河川敷のサッカーのグランドが並んだ広場で、地元の大凧愛好家の皆さんが中凧を上げておられました。


この時は上空に4枚の凧が揚がっていました。分かりますか。1枚づつアップしてみました。





どのくらいの高度に上がっているのか尋ねてみましたが、はっきりしません。糸巻には400m糸が巻いてあると言ってました。
凧の絵はだれが書いているのか、専門家ですかと聞きましたら自分で書いているとのこと。

数年前のブログでその辺のことを詳しく書いた気がします。「2011.04.22唐紙で作る中凧が」 よかったら読んでください。(去年と1日違いの記事です)
夕方になってやっと少し初夏らしくなってきました。
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昨日の事もあり、「試験中」に注目しました

2017-04-20 18:02:04 | アウトドア
1級河川相模川の左岸を当てもなく歩いていたと思ってください。数百メートル向こうに数名の人影。ひょっとするとお目当ての鳥が、そしてCMの皆さんがと思い、足早で駆けつけました。そこは所々に設置されている「放流警報」のサイレン設備です。何カ所にかあるのは確認していますが、いまだサイレンは聞いたことがありません。

近づいて話しかけると、県の担当職員と業者の方々のようです。
自宅付近にも防災無線のスピーカーがありますと話しかけますと、気安く会話をしていただきました。機械の点検でこれから試験放送をするそうです。
この手の放送は、放送内容を聞き取れるように大変ゆっくり放送されますね、言いますとそうですと苦笑されています。
昨日の試験放送の事もあり試験放送も大変ですねと言いますと、そうなんですといろいろはしてくれました。我々は聞く方の立場からあのような事柄は非常にびっくりしてしまいますと言いますと、彼は逆に行政の立場からあのような事態が起こると大変なことなのですと話されます。さらに実際に点検していた業者の方は、こってり叱られたのではないかと二人で想像したのです。


電光掲示板に文字が出て、左側の正面を向いて脱帽している男性が、頭を下げて礼をします。
放送内容はよく覚えていませんが、いわゆる普通の「試験放送であるということ。上流での放流があったので気を付けるように」と言ったことではなかったでしょうか。今気が付いたのですがこんな時、カメラに内蔵されたビデオ機能で撮影しておけばよかったともうのです。


これが警報設備全体です。勿論この設備は管理事務所の遠隔操縦です。業者の方?が携帯で作動の連絡をしていました。
この距離でサイレンが鳴ったら大変ですが、幸運にも200mくらはなれたところでサイレンが鳴り始めたのでした。

はっきり覚えていないのですが、川は1級河川ですが、この警報装置は神奈川県の管理になるそうです。愛川町にある別のタイプの警報装置は国の管理だそうです。今念のため調べてみるとこの区間の相模川は、神奈川県の管轄だそうでした。

色々勉強になります。
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久しぶりに桜を見に行く

2017-04-14 18:02:33 | アウトドア
桜はそれほど関心がありません。お花見なんてしたいと思いません。でも山中で1本孤高に咲いているヤマザクラを見ますと、しばらく足を止めて見惚れることくらいの気持ちのゆとりは持っております。

自宅から2キロほどの距離にある都市河川の両側に桜が植えられており、延長約6キロは10年くらい前に新東京桜の名所に認定されたらしいと以前書いたことがあります。
川の両側の通路に大勢の桜見物の方が歩いておりますので、そんな人ごみにはと、この季節いつも近寄らないようにしています。

先日の杉並撮影行でまったく成果なく早い昼食を済ませて最寄駅に戻ると、なんとまだ13時です。方向は逆ですが桜をしばらくぶりに見ることにしました。
第一印象は、最盛期を少し過ぎたかなと言う感じです。


南北に走る桜並木を北上すると、お目当ての都市河川に交差します。この並木道のサクラはかなり老木だらけで、治療では間に合わなくなっている様子です。幹のあちこちに薬の注入の痕があります。


交差する橋の上から東を眺めます。こちらに下流1キロ続いています。


上流に向かって右岸を歩きます。桜のトンネルです。


途中の端から上流を覗きます。


唯一桜の川を見下ろせる陸橋から下流側を見ました。気のせいか昔に比べると桜のボリュームが少し小さくなったように感じたのですが。


同陸橋から上流側を見下ろすとこんな感じ。あと約4キロ続きます。
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早朝の鳥撮と御朱印拝受と桜見物と

2017-04-13 18:13:29 | アウトドア
5時起きで杉並区の和田掘公園に鳥撮に出かけました。現地で集合した知人と7時半ごろからの撮影でしたが、鳴き声も聞こえず不発に終わりました。
お目当ては、珍しい小さい旅鳥「カラフトムシクイ」です。知人は昨日姿を見たと言ってましたが、旅鳥らしく昨夜の雨でわずかな滞在で旅立ってしまったのか。
今夜のCMの皆さんのブログが楽しみです。

鳴き声が聞こえないならと9時半に撮影をあきらめ、公園に隣接する「大宮八幡宮」に参拝しました。
その後早めの昼食をとり知人と別れ戻るとまだ13時、それではと近くのサクラの名所に行ってみました。
ここは十年くらい前に新東京桜の名所の一つに選ばれたところです。
満開のピークを終えたところでしょうか、川には花筏があちこちに。
桜の画像はどこにもありますが、取敢えず整理して明日にも紹介します。
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