新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

薄みどりのヘビが

2013-08-27 17:53:25 | 生き物たち
からからに白く乾いた地面を、茂みの方に向かって動いていくヘビに気が付いたのは、そろそろ公園から帰ろうかと思っている頃でした。
ともかくぐったりとして、普段の倍は歩いたのではと思えるほど疲れたその事情は別の日に書きますがボーとして歩いておりました。

白い地面の上を薄緑色のヘビが向うの茂み目指して動いていきます。
しろヘビかと思えるほど白っぽいので、何とか茂みに入ってしまう前に数カット撮影しました。


千石さんの両生類・爬虫類図鑑によりますと、アオダイショウの幼蛇だそうです。

この公園は生息している鳥たちを狙って猛禽類が頻繁に現れます。
経験不足の彼が、見通しのいい広場や広い池の水面を動き回らないようにと思ってしまいます。
だって猛禽類がヘビをぶら下げて飛んでいる姿は、良く紹介されていますから。
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「ハグロトンボ」と追記

2013-08-24 17:17:17 | 生き物たち
沢山いるスズメを追いかけて、田んぼをあちこち歩き回っておりました。
ところどころにある畑の乾いた土の上に、ひらひら黒い影が降りてきてとまりました。

近すぎてテレコンでは撮影できず、あわてて外して標準モードで撮影してしまいました。


調べてみると「ハグロトンボ」らしいです。腹部のきれいな金属光沢がないので雌でしょう。
鳥がいないときはその他の生物を何とか見つけようとしているのですが。

忘れておりました。
私の大好きなウクライナの歌手 ナターシャ・グジーが日本テレビの「愛は地球を救う」で、
明日10時25~  私の大好きな「いつも何度でも」を歌うそうです。事務所からメールが来ておりました。

関心のある方はご覧ください。今日から生放送ですので、出演時間に変更があるかもしれません。
録画するつもりです。

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「防雀テープ」の効目とかいろいろ。

2013-08-23 18:02:22 | 生き物たち
きっかけは、久しぶりの里山でのことでした。
田圃の稲も大きく育ち、なかには稲穂が大きく育ち黄色くなる寸前のものもありました。

あぜ道を鳥を探して歩いておりますと、少し離れた田圃の稲の中からたくさんのスズメが飛び出してきました。


距離はありますが、私の気配を感じたようです。


左手の畑の中からも葉の間からスズメがつぎから次ぎへと湧いてきます。

しばらく歩いたところで、作業中の農家の男性に会いました。
ご存知でしょうか、田んぼによく張り巡らしてある赤銀のテープの取り付けの作業していました。取材魂がふつふつと湧いてきました。

挨拶してから聞いてみました。
「このテープでスズメは来なくなりますか?」
「来なくなるというか、処置をしていない田圃にスズメが集まるよ」
「やはりテープや糸が張ってあると、スズメは嫌がりますか?」
「てき面だね。でもなかには真上から下に下りてくる奴もたまにいるけど」
「先ほど手前の田んぼにも数十羽のスズメがいましたよ。まだ黄色くなっていないのに」
「黄色くなる前の青いモミの中のコメの汁を吸いに来るのだよ」
と、黄色い糸から外にはみ出た稲穂を教えてくれました。他は青々としているのにその部分だけ稲穂は白く乾いたようになっていました。

段ボールに巻いた去年のテープをその男性は伸ばしていたので、「使いまわしているのですか」と聞いてみると、「金がかかるから」と言いながら軽トラのビニールの袋の中の新品のテープを見せてくれました。
名前を見るとなんと「防雀テープ」と言うそのままの名前が付いていました。


テープを張るとこんな具合です。

糸を張るとこんな具合です。

農作業の男性と別れ、歩きながら見てみると処理をしてある田んぼとしていない田圃の違いがはっきりしていました。



下の画像の中ほどのくぼみには、数十羽のスズメがいます。
私が通りかかると、スズメは一斉に飛び立ち、右手の休耕田の雑草のなかに移動しました。


ワイワイガヤガヤしながら、スズメたちは私が通り過ぎるのを待っているのです。

参考情報です。某ネットショップでは。

  防雀テープ(赤銀)20mm×90m   =330円
           12mm×90m×5巻=525円

  防雀網      300坪       =5145円
  防鳥糸(黄色)  500m       =315円  ポリエチレン

勉強になりました。
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「オニヤンマ」かな

2013-07-28 17:17:18 | 生き物たち
ダム下の植栽のあたりを歩いておりました。目の前の石組みの橋の欄干に、大型のトンボがとまりました。

いつも鳥撮を勉強させて頂いている某ブログに、最近トンボんぽ画像が掲載されます。で、私も撮影したくなりました。
じっとしていますので、テレコンを外して標準で目一杯近づいて撮影しました。
「オニヤンマ」だとは思いますが、念のためと帰宅後ネットのトンボ図鑑で確認してみました。

ネット図鑑は撮影画像で紹介されておりまして、種を同定するための細かい相違点が画像からではよくわかりません。
私も捕獲して標本でも作るなら持ち帰りますが、たまたまの触れ合いですからそのまま別れてしまいっています。

外見は「オニヤンマ」ですが、ヤンマ科には「オニヤンマ」によく似た模様の種が何種も紹介されています。
この角度の画像からだけではよくわかりません。
何故頭部の方から撮影しなかったかと言いますと、この橋桁の向こう側は20メートル近くの高さがあって下は水面です。

二日ほどこれで楽しめましたから、良しとしましょう。


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「ハンミョウ」や「イトトンボ」などなど

2013-05-17 18:02:22 | 生き物たち
先日、あまりにもいい天気なので、丹沢の方に出かけてみました。「オオルリ」の会えればと思ったのですが、声は聞こえるのですが梢の上で姿を見ることは出来ませんでした。

林道の途中で綺麗な虫たちに出会ったので、記念に撮影してみたのです。


日本で一番よく見かける「ハンミョウ」で正式名称は「ナミハンミョウ」だそうです。なんだつまらない名前だ。よく言われる「ミチシルベ」です。


ふと気配を感じて振り返ると、「イトトンボ」が道に降りてくるところでした。
正式名称が多分「ミヤマカワトンボ」だそうです。

それから朝早く最初に出会った動物がこれです。

1頭だけだと安心していたら、とんでもない。しばらく歩いた林道の左右に茂みのあるところで、「オオルリ」の姿を探して上を見ていたら、左右の茂みでガサガサ音がします。5~6頭のサルの囲まれていました。サルたちは食事中で、何かを食べている音がしきりにします。
もちろん目を合わせないように、彼らを観ないようにしてその場を離れました。

昼過ぎ、林道を駐車場に向かって帰路の途中、県の生物調査の職員に遭遇しました。もちろんサルの情報は伝えました。
なおその職員にはガードマンが付いていました。ヘルメットのペイントで、すぐに警備会社の人間とわかりましたので。
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イチゴ畑の小さな怪物?

2013-05-02 18:02:22 | 生き物たち
その日はとても良い天気の日でした。思いついて、JRで四駅ほど南に出かけ、その駅前の川から土手を戻ってくることにしました。
川の鳥は全然鳥はいませんでした。

のどかな陽射しの中を土手をぽくぽく歩いておりました。(いまTVでは北海道で季節外れの大雪だと言っています)
左側には畑が広がっています。その中に小さなイチゴ畑がありました。専門の畑と言うより家庭菜園と思えるくらいのこじんまりしたものです。
イチゴの間には一面わらが敷き詰められていました。最近交換したのでしょうかまだ綺麗な乾いた藁でした。

何故注目したかと言いますと、その広げられた一面の藁が、所々でもこもこ動いているのです。虫なんかではなくこぶし大の大きさです。それがあちこちでモコ、モコと持ち上がるのです。それに鳴き声が騒がしく聞こえます。何だろうと見たくなります。確認したくなりました。

すぐにその原因が分りました。敷きわらの中にスズメがいたのです。三・四羽くらいいたでしょうか。時々頭を出してあたりを警戒し、また藁の中に潜っていきます。
わらの下の虫をさがしている様ではなく、どうも藁の穂先に取り残したお米を食べているみたいです。穂先をくわえて頭を振っています。

仲間とせわしく話しながら、敷きわらを移動していきました。こんな面白い写真を撮るのは、今でしょう。


潜っているところは撮影できませんでした。藁の下に何がいるのか確認しない訳にはいきませんでしたから。


こうやって仲間と大声で話しながら、イチゴ畑を移動していきました。
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「カワラノギク」勉強になります

2012-11-07 17:00:51 | 生き物たち
1年ぶりくらいに近くの河川の河原のブッシュの中を歩いてみました。めぼしい鳥はいなかったのですが、新しい発見がありました。
「カワラノギク」の保護地があったのです。ブッシュや林に囲まれ簡単には辿りつかない奥にありました。

「カワラノギク」関東地方の一部河川にしか生育していない二年生の草だそうです。以下、本日知ったばかりの知識です。
野菊の一種ですが玉石河原に生息地が限られているのです。1927年に立川市内の河川で発見された比較的新しい草のようですね。
玉石河原に生息していて、さらに二年生と言う条件が絶滅の危機に瀕してしまうことになっているようです。
河川改修や水利施設の発達で洪水発生地域が減少し玉石河原が減ったため、一面の生命力の強い草が茂り冬は枯草で一面が覆われます。そのため「カワラノギク」の種が着床する河原が無くなってしまうのです。
現在多摩川、相模川、那珂川、鬼怒川の一部にしか自生していないそうです。


やぶの中から突然この看板が出てきました。保護活動の皆さんの気持ちをくんで、場所が特定できないように一部削除しました。


ここはこれだけです。八畳か十畳くらいの広さでしょうか。


周囲をこんな具合に咲いています。


薄いピンク色です。シータテハかエルタテハが蜜を吸っていましたので記念に。


奥から看板方向を見ても、これしかありません。
周囲から灌木や草が取り囲んで迫っているように見えます。

玉石河原でないと生きていけないなんて、砂漠でしか生きれれない植物と同じみたいですね。

勉強になりました。
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地方のユニークな会社「(株)キョーリン」

2012-11-06 17:48:21 | 生き物たち
私、数十年にわたってイモリを飼育しています。
最盛期には7種類の番を飼育していました。現在は2種4匹です。
イモリの飼育で大切なことは、餌の確保と冬季の温度管理です。

冬季の温度管理は小型のヒーターを夜間入れてしのいでおります。

さて餌です。
昔は、熱帯魚屋で生の糸ミミズを売っておりましたが、千石先生が重金属を含んでいるから気を付けろと書かれていたのでやめました。事実産卵した「スペインイボイモリ」から奇形の子供が多数生まれたという悲しい思い出があります。
両生類研究所からは、レバーや刺身の切片を箸であげると教えて頂いたのですが、めんどくさくてやめました。

この数年、熱帯魚専門店で売っている冷凍赤虫をやっています。まとめ買いして冷凍庫に入れておけば簡単ですし、手も汚れません。
2日に一度食べ切れる分量を与えており、食事時時は大騒ぎです。

たまたま昨日購入した餌のパッケージにアドレスがあり、覗いてみました。
「(株)キョーリン」と言う兵庫県姫路市にある会社です。
観賞魚飼料のパイオニアだそうです。鯉や金魚はもちろん熱帯魚や亀やイモリなどいろいろ特化した販売をしています。

驚いたのは会社のHPが大変よく出来てることです。期待はしていなかったのですが、訪れてみると観賞魚の餌の開発秘話や餌の製造工程、子供たち対象のクイズなどのイベント、Q&Aなど盛りだくさんですが、特にそのHPのデザインがよく出来ているところです。
地方の小さな会社には思えない見事な出来栄えです。

本日全部閲覧できなかったのですが、印象に残った面白い記事をひとつを紹介します。
「乾燥糸ミミズを水中に沈める方法」と言う記事です。水槽で生き物を飼っている人にとって、乾燥糸ミミズを水中に沈めて生き物に届けるのにはどうするかは、必ず直面する問題です。その方法はHPを見てください。

また一つユニークなお気に入りが増えました。


二日に一回、ふた粒やっています。
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「ヤマナメクジ」!!

2012-08-22 18:02:22 | 生き物たち
今日の画像は大変グロテスクです。気の弱い方はご覧にならないようにしてください。

遠出での帰り道、休憩を兼ねて県立公園に寄りました。いつもの駐車場です。駐車場わきのベンチで冷えたペットボトルのお茶を飲みながら青い空を見上げていると、3月11日を思い出しました。あの日もこんなような青い空でした。場所もこのベンチです。

さてせっかく来たので公園内の遊歩道を一回りしようと中に入りました。さすがの猛暑です。カメラマンはおりません。
いたのは句会か植物観察会の方々です。たぶん句会です。なぜなら皆さんが持っている帳面のようなものをのぞき見すると、紙面に広い幅で茶色?の縦線がゆったり引いてあったからです。あそこに句を書くのかなと思ったのです。

さてもう一グループに会いました。両手にストックを持ってウオーキングをする人たちです。

画像を下の方に移動させるため、どうでもいいことを書いてきましたが、もう書くことがありません。

鳥は全く見かけられず、そろそろ遊歩道もスタートの駐車場近くに戻ってきたときです。
何気なく下を見ると、何かゆっくりと動いているのものがあります。遊歩道をそろそろ渡りきったところです。

茶色の大きくて少し太いです。昔見た、ホウセンカによくくるスズメガの幼虫かとも思いました。
でも少し違います、チョウやガの幼虫は、胴体は太いですがどちらかと言いますと丸いです。
でもこの生き物は丸くなく、むしろ厚く平べったい印象です。

よく見ると頭部にカタツムリのように角があります。目ですね。巨大なナメクジの印象です。

遊歩道を歩いてくる人がいれば教えて驚かせてやろうと思いましたが、午後のくそ熱いこの時間、誰も来ません。

薄暗い森の中でシャッタースピードもなかなか上がらず、うまく撮影できません。

こんなに遅いナメクジの動きのでも、ぶれてしまいます。

大きさを理解していただくために、いつもの方法で小銭入れを置きました。

昔巨大なミミズを撮影した時と同じ方法です。「マムシと巨大ミミズ」こちらも60センチのミミズが出てきます。

さてこのナメクジを調べてみました。「ヤマナメクジ」と言うそうで、山野によくいるそうです。家の周りにいるナメクジとは別の種類です。体長は10センチ以上になるそうです。




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今年も咲いてくれたシャコバサボテン

2011-12-09 18:02:22 | 生き物たち
今年も「シャコバサボテン」が満開です。昨年は葉摘みでちょっと失敗し、まばらな鉢も出ましたが、今年は3鉢とも咲いてくれました。

ダークマリーはもう満開を過ぎましたが、ホワイトベルは今満開です。

昨年に続き山椒の鉢に植えたシャコバサボテンは、今年も元気に咲き続けています。こちらは夜も外にだっしぱなしです。

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