新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「このおじさん誰ですか?」

2020-02-23 17:41:06 | 閑居閑語
朝から花粉攻勢で悲鳴を上げている管理人です。シーズンに病院から頂いた薬を飲むようになってからまだ二年目です。ですから今年もスタートが遅くなり、まだ薬が効き目が弱いです。そんなわけで自宅でぐずぐずしております。
彩色の終わったきつねのお面に艶出しニスを塗ったりしております。
さて愛読書の週刊文春には、「手こずるパズル」というパズルが毎週テーマを変えて出題されています。1万円を十名様にということで、クイズにはがきを出すのが好きな私ですが、めったにしか回答を出しません。
今週のクイズはかなり難しい種類のクイズで正解すらなかなか出せませんでしたが、今週はなぜかすらすら答えが出せましたので、久しぶりにはがきを出すことにしました。
はがきにごちょごちょアンケートとや住所氏名も書いて、近くのコンビニのポストに出かけました。念のためはがきの価格を見ると62円になってます。ポストの郵便料金のお知らせを見るとなんと63円です。そういえば年賀はがきの景品のシートも63円だったような気がします。

1円切手を1枚買うのも気が引けて、何がしかカゴに入れてレジに向かいました。若い女の子がレジにいました。計算が終わり最後に『1円切手5枚ください』と言いました。手元のはがきを見せて『63円になっているのにびっくり』に彼女も納得です。なんとなくお客さんとの会話を楽しんでくれそうな女の子のようです。
店員『このまま1枚切ってを貼りますか?』といったん袋に詰めたきってを1枚出してくれました。
私『お願いします。あれまだこの切手が使われているのだ』(あれまだこのと入力すると「あれ真蛸の」と出ます。びっくりです)。懐かしい灰色のおじさんの肖像画です。
店員は切手を水の入ったローラーにちょこっと転がしてから私に渡してくれました。誰だか分からないようです。
私『あれこの有名な人を知らないの』
店員『このおじさんだれですか?』
私『前島密というの、日本の郵便制度を作った人だよ。郵便とか葉書とか切手とか名前を付けた人だよ』
店員は驚いていました。
そうですよね。知らなくてもどうでもいいことですから。生活していくのには困らない情報ですから。
戦前から大きな郵便局の局長をしていた爺さんの孫としては、私にとって最低限の知識なのですから、どうしても投稿したかったのです。
コメント
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