新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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郊外でのコロナ戦線での一コマ

2020-07-15 18:04:37 | コロナ関連
今日も朝から雨模様の一日でした。例の単行本の時代小説2巻、何回目でしょうか多分8回目の読了するところの管理人です。
昨日久しぶりに掛かり付けのクリニックに行った時のお話です。このクリニックは内科と消化器科と呼吸器科で、今資料を見ると平成15年から毎年胃カメラ検診をお願いしております。少し血圧が高いこと以外には問題はなく、この数年インフルエンザの予防接種をお願いしていることは以前報告していますね。
そんなわけで毎月血圧の薬をいただき行く以外は、クリニックに行っておりません。三か月に一度くらいに看護師さんから『先生の診察を受けてくださいね』と声がかかりその時時間があればその場で診察を受ける、そんな状況です。ですが最近は看護師さんからの声がかからないのです。特に自覚症状がないので、診察なしでいいかとずるずる過ごしてしておりました。例の病気を気にしている患者さんで、先生の診察も大変な状況ではないかと心配していました。

さて昨日、外出の帰りに時間があったので血圧の薬をいただきに午後の時間によってみました。この数か月と比べてみれば少し患者さんが増えているみたいでした。
『最近、診察しませんかとお声がかからないようですが、どうでしょうか』といつもの看護師さんに聞いてみますと、『今日でもいいですか。今なら〇〇さん、予約は2番ですよ』と診察予約名簿午後の部を指し示すではありませんか。その日は体調もよろしいので、勢いで診察をお願いすることにしたのです。
午後一番の方は奥さんが付き添いで来られた方で、少々時間がかかりましたが、何せ私は2番です。20分くらいで診察室へ呼び込まれました。

『お久しぶりです』とあいさつして丸椅子に座りました。どうですかと聞かれましたから、特に問題はないですが、最近は看護師さんからの声掛けがないのでどうしようかと思っていましたと返事をしました。
ところが先生からの返事を聞いて驚きました。『最近はコロナ関係で、病院での感染を気にかけて、診察を受けない患者さんがいるのです。ですから病院でも、積極的な声掛けをしないのです』といわれるではありませんか。
郊外の個人病院では、都心のコロナ騒ぎとは全く別なコロナ騒動になっているみたいですね。一方、コロナ対応で機材人員を確保したため、その他の診察治療が減って大病院では赤字経営だそうですが、郊外の個人病院では全く異なる状況が発生しているみたいですね。騒動初期のころは、患者さん同士が接触を恐れ、病院から離れて買い物するとか診察時間まで時間をつぶしている患者さんが多いので待合室がガラガラと聞いていたのですが、一般診療を遠慮するとか、声掛けをやめるとか、これはこれで個人病院も経営難になっているのではと、心配になります。
この日も患者さんが少ないので先生もゆったりとしておられ、私の生活状況のチェックじゃないですが、血圧チェックの後「鳥撮に行っていますか」とか少々雑談をしてて数か月ぶりの診察が終わりました。
色々な事象にはそれこそいろいろな表情があるのですね。
コメント
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