今年の「東京新聞」の嘘は！！

以前は毎年東京新聞の４月１日のエイプリルフールの記事を報告していたのですが、数年前に止めました。段々嘘がつまらなくなったからです。
そんなことをけろっと忘れて、昨日夕方コンビニに走りましたが売り切れです。で、雨の夕方、近くの新聞販売店で購入しました。
今年もインパクトは弱かったです。例のこともあって、影響を考えていたのかわかりませんが、大人しかったです。一応２面にわたってました。ただ一面広告の嘘はありませんでした。それではいくつかを。
〇「きちんとサクラソウを見る会」
批判が出ている桜を見る会が中止になり、今年は後援会が中心となり「きちんとサクラソウを見る会」が行われるそうです。
招待状に通し番号を付し、名簿は永久保存し１００年後に公開するそうです。前夜祭をパーティーにし、パーティー券を２０万円以下にすれば買った人の名前は出さなくてもよく、政治団体で領収書を出せばすべてうまくいくと言っているとのこと。
また全員にフラフープを持って参加していただくことで、参加者の距離を保つことになるとのこと。フラフープの色を５色にすれば五輪の宣伝効果になるとのこと。

アイディアは色々混ぜてありましたが、パンチ力はもう一つでした。やはり第１は森友問題ではないでしょうか。財務省の中堅職員がモーニングショーで匿名の真実座談会をするとか、隠しておいた極秘文書をその場で公開するとかいうニュースなら面白いのにと思います。
あるい「週刊文秋」で先進国で最も遅れている我が国のPCR検査の滞っている原因はどこか、誰かをすっぱ抜く特ダネとか。そんなが面白いと思うのですが。

〇「猿」インバウンド
奥関東の温泉に数十匹の猿が、お客が来なくなった温泉に集まって入っているそうです。エサを置いておくと、猿たちは珍しい木の実を入浴料代わりに置いていくそうです。近所で話題になり動画サイトで配信したところ一週間で再生回数が十億回を超え広告収入で観光客減収の穴埋めが十分出来たのことです。

〇テントウムシが「テン５ムシ」に
ゲノム編集でテントウムシがテン５ムシに変わったということです。背中に丸い5つの〇が模様としてあります。五輪を前に広告として使えると期待が高まっているとのこと。ゲノム編集で特定の遺伝子を切り取ることで新しい性質や型を与えられるとのこと。農作物への活用やがん治療にも使えるのではとのこと。この記事は面白かった出す。ただこれもオリンピックにこじつけるところはがっかりでした。

大体こんな記事でした。コロナ治療については全く記事がないのはいろいろ仕方がないのでしょうか。治療法がまだ見つからないのに、こんな方法がありました、見つかりましたとは記事をかけませんよね。信じてしまう人が必ずいるでしょうから。
それから今年は、協賛？の民間企業の全面広告がなかったのが寂しいでした。何度見直しても見つかりませんでした。
今年の４月１日はこんな具合でした。仕方ないところです。