桂文枝襲名記念公演は日比谷で午後2時開演でした。せっかくでしたので午前中に何処か1か所御朱印を頂こうと、検討の結果乃木神社で頂くことにしました。その前に渋谷で買い物がありましたので。
六本木のミッドタウンの茅乃舎に寄った帰りに、乃木大将の邸宅跡には何度か訪問しておりましたが、隣接して乃木神社があると最近まで知りませんでした。日比谷までの途中下車として丁度良く、参拝することにしました。
乃木邸の中を通って庭の手入れをしている方の尋ねると、その庭の道を下りるとすぐと言う返事です。表通りから約10m位降りたところに神社がありました。
もちろん乃木大将の御屋敷より広い面積ですが、それでも最近都心で見慣れた広い神社に比べるとこじんまりしていて、しかしながら派手さのない、実に感じのいい神社でした。
乃木大将の人柄を映したような控え目でありますが凛とした神社です。真っ先にその気持ちを神主さんと巫女さんにお伝えしたのでありました。
御朱印帳も頂いたのですが、実に色がいいです。画像では赤茶けていますが、実物はもっと沈んだ落ち着いた色です。
「色の手帖」で調べますと、「浅緋色」が一番近い色かなと思います。
御朱印帳の包み紙もなかなかいいです。単なる色紙が多いなか、こちらはこげ茶色で型押しで浮き模様が入っています。
さて御朱印を頂いた後、巫女さんたちから宝物殿の見学を進められ覗いてみました。
こじんまりした1部屋でした。中には乃木大将の漢詩の軸がいくつか展示されていましたが、なんといってもその筆頭は明治天皇大葬当日乃木大将と静子夫人が自刃された刀が二振り展示されていたことです。
実物がそのまま展示されているのを見た時、息が詰まってしまいました。
また、自刃の前夜乃木大将が書かれた自筆の遺言も展示されておりました。手書きですから現代の私たちでも読めるように解説の文が添えられ通りました。ほとんどのものを学習院に寄贈するように書かれており、またその他の財産についての後始末の指示とか翌日自刃されるとは思えない、しっかりとした落ち着いた遺言になっていました。
素敵な神社、素敵な御朱印、そして乃木大将の遺言書と背筋がピンと伸びる、気持ちが引締められた数時間でした。
六本木のミッドタウンの茅乃舎に寄った帰りに、乃木大将の邸宅跡には何度か訪問しておりましたが、隣接して乃木神社があると最近まで知りませんでした。日比谷までの途中下車として丁度良く、参拝することにしました。
乃木邸の中を通って庭の手入れをしている方の尋ねると、その庭の道を下りるとすぐと言う返事です。表通りから約10m位降りたところに神社がありました。
もちろん乃木大将の御屋敷より広い面積ですが、それでも最近都心で見慣れた広い神社に比べるとこじんまりしていて、しかしながら派手さのない、実に感じのいい神社でした。
乃木大将の人柄を映したような控え目でありますが凛とした神社です。真っ先にその気持ちを神主さんと巫女さんにお伝えしたのでありました。
御朱印帳も頂いたのですが、実に色がいいです。画像では赤茶けていますが、実物はもっと沈んだ落ち着いた色です。
「色の手帖」で調べますと、「浅緋色」が一番近い色かなと思います。
御朱印帳の包み紙もなかなかいいです。単なる色紙が多いなか、こちらはこげ茶色で型押しで浮き模様が入っています。
さて御朱印を頂いた後、巫女さんたちから宝物殿の見学を進められ覗いてみました。
こじんまりした1部屋でした。中には乃木大将の漢詩の軸がいくつか展示されていましたが、なんといってもその筆頭は明治天皇大葬当日乃木大将と静子夫人が自刃された刀が二振り展示されていたことです。
実物がそのまま展示されているのを見た時、息が詰まってしまいました。
また、自刃の前夜乃木大将が書かれた自筆の遺言も展示されておりました。手書きですから現代の私たちでも読めるように解説の文が添えられ通りました。ほとんどのものを学習院に寄贈するように書かれており、またその他の財産についての後始末の指示とか翌日自刃されるとは思えない、しっかりとした落ち着いた遺言になっていました。
素敵な神社、素敵な御朱印、そして乃木大将の遺言書と背筋がピンと伸びる、気持ちが引締められた数時間でした。