関ヶ原ICを降り国道21号線に沿って伸びる中山道・近江路へ。
まずは江戸から59番目、美濃路最後の「今須宿」に。
車で走れるというので、途中、福島正則の陣跡、不破関跡に立ち寄りながら、のんびりと。
いゃ~時計の針が止まっていますね~。人影がまったくありません。
目ぼしい建物でもないか?と、うろうろしていると、何処からともなくパトカーが・・・・・・・
それも2、3度近くに寄ってくる。ひょっとして、不審な黒いアメ車が入り込んでいると、通報があったかも。
カメラを持って「写真を撮っていますよ」のボーズを見せると、笑顔で軽く会釈して行き去った。
最近、物騒ですからね。
それから、所々、いかにも「旧街道」を思わせる並木道を通りながら西に。途中、リュックを背負った「現代の旅人」、3、4人に出会った。中山道完全踏破を目指している方達であろう。
美濃路から近江路に。60番目の「柏原宿」です。
300年ほど経っている旧造り酒屋ですね。丁度、中からご主人様が出てこられ、歴史話を聞かせて頂きました
右が、もぐさ屋の老舗であった「伊吹堂亀屋左京商店」です。創業は寛文元年(1661年)で、文化12年(1815年)の建物です
往時の隆盛ぶりはご覧の通り(↓)ですが、今ではアメ車が横付け・・・・・・・・・
当時は「鎖国」、「隔世」ですね。
左は先程とは別の造り酒屋で、こちらも同じほど歴史を感じさせますね。
こちらは映画監督、吉村公三郎氏の生家です。
動くのものは陰も形も何一つ見当たりません~
かって 長さ1.5㎞、戸数344軒、人口約1,500人、本陣、脇本陣各1、問屋場5、旅籠屋22、造り酒屋3、もぐさ屋9、等々を誇ったここ「柏原宿」は深い「昼寝」に就いているようだ。
さぁ、次へ。