jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

LEGACY OF FREDDIE HUBBARD (7)・・・・・未発表音源 2題

2018-01-08 | Legacy of Freddie Hubbard

昨年終盤、相次いでリリースされたLIVE盤。

 

一枚目は1973年3月10日、ベルギーのゾンデルスコートの教会で開催されたコンサートの音源。

何でも500枚オンリー・プレスとか。

パーソネルは、Freddie Hubbard(tp)、Junior Cook(ts,fl)、George Cables(ele-p)、Kent Brinkley(b)、Michael Carvin(ds)。

収録曲はCTI盤でお馴染みのナンバー3曲と'Breaking Point’となっているけれど、'Breaking Point’は??? 入っているのかな?

 

 

これは要注意なレコード。LP仕様だから33rpmものと決め付けてはいけない。

インポートものだから仕方ないかもしれないが、センター・ラベルの45rpmを見落とすと間延びした演奏に聴こえる(笑)。

それはともかく、クックのtsも頑張っているけれど、ハバードの鮮やかなプレイ、絶好調ですね。

時間の関係で 'Sky Dive’に乱暴なハサミが入っていますが、ま、許せます。

  

 

 

二枚目はドイツ・ハンブルク'Onkel Pö's Carnegie Hall ’で収録された2枚組。

1978年とカヴァに記載されていますが、正確には1979年11月11日のようです。

パーソネルは Freddie Hubbard(tp, flh), Hadley Caliman(sax, fl), Billy Childs(p), Larry Klein(b), Carl Burnett(ds)

 

 

さすが2枚組、緩急、硬軟織り交ぜ、全6曲ハバードの当時の「実像」を克明に捉えている所が肝。

ステージならではのパフォーマンスも聴かせ、「大物ぶり」を発揮している。それに音もしっかり録られている。

この姿が内容を全て語っている。

 

 

2枚のレコード、ずっしり重い。

ハバードから影響を受けなかったtp奏者を見つけることは容易でない。