仰向けに寝たとき、腰の具合が落ち着かないことがあります。
痛いほどではなくても、ギックリの余韻が抜け切れていない感じがするのです。
そういうとき、タオルを四つ折りにして、腰のへこみの下に当てると楽になります。
折り方は、どうでもよいと言えばそのとおりですが、端を中に折り込めば、当たりが柔らかい気がします。
さて、この折り方はなんと呼ぶのだろう、それより、名前があるのだろうかと、そちらのほうが気になりだします。
折込四つ折では気が利きません。
観音開きという扉の組み合わせ方があります。その逆なら観音閉じですが、折りたたむのと閉じるのは違います。
論理にこだわるとうまい名前がつけられません。なんとなくわかればよいのでした。
端を中に折り込んだ四つ折りの名は、「観音折り」でした。